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フランス留学の経緯

フランス北東部のLilleに2022年8月〜2023年1月の半年間留学していました。

自分のための記録として残したくて書き始めましたが、留学に行くか迷っている人など誰かの役に立てれば嬉しいです!

留学の経緯

元々は大学2年の時に1年間オーストラリアに行く予定だったけど、私たちの代はコロナの影響でその年の全留学プログラムが中止になった。
大学生の時に留学するという夢は何としてでも叶えたかったから、大学4年の後期に卒論代わりに行った留学。

結果、行きたかったヨーロッパ 圏に留学できたし、大切すぎる友達とかけがえのない経験ができて、最高すぎた!!!


フランスに留学先を決めた理由

フランス(Université Catholique de Lille)を選んだ理由は大きく4つだけど、結局は成り行き。

①ヨーロッパだったこと(ずっと憧れだった)
②箇所間の留学プログラム(英語)があったこと(半年かつ、学部間留学でプロフラム数が限定的だった)
③留学受け入れ体制が整っていたこと(留学生同士の交流が欲しかった・留学対応に慣れている所が良かった)
④交通の便が良く、旅行に最適な場所だったこと(たくさんの国・地域を旅したかった)

クリスマス間近に寮のキッチンでクッキーづくり

〜高校生

大学に入る前は漠然と、「ヨーロッパ圏に行きたい(いろんな国を旅したい)」と考えてて、大学入学後は、第二外国語としてドイツ語を専攻していたから、ドイツに行けたらいいなって思ってた。
ドイツ語を選択したのは、高校の時に学校のプログラムを通じてうちにホームステイに来たドイツ人のJuliaと母語のドイツ語で話したかったから!

←Carmen🇮🇹           Julia🇩🇪→

大学1年〜大学3年(出願まで)

大学2年からの留学に向けて入学後はTOEFL iBTの勉強をして受験したけど思っていたように点が取れなくて、自分の持ち点で行けるオーストラリアに行くことに。

留学先決定後の2020年3月コロナが蔓延し、その年の大学の全留学プログラムが中止に。

大学3年の頃は、情勢が不安定だったし、「行けてもオンライン留学なら別にいいや」、「どうなるか分からないのに25,000円以上するTOEFL受けるのきびしいな」、「勉強のモチベ湧かない」って感じでプログラムに申し込みもしなかった。

結局、オンラインでもなく現地に留学に行った友達は、ワクチン証明の手続きとか留学中も情勢がどうなるか分からないというリスクを抱えながら行っていて、「行けて羨ましい」「でも自分はこの状況で行く勇気なかったな」って思考をぐるぐる繰り返してた。

絵みたいに綺麗だったBruge🇧🇪

でも、そのおかげで留学行くから自分には関係ないと思っていた大好きなサークルの幹部代の一員になれて、新しい出会いも、楽しいことも、きついことも、濃い経験を沢山出来て、一生物の友達を見つけられて、幸せ!

ただ、コロナのせいにして留学に行かない大学生活は一生後悔するし、何かのせいにして出来ない理由を並べる人間になることは悔しくて、いろんな選択肢を模索した結果、大学4年の後期なら行けるんじゃないかとたどり着いた。

学年を落として1年間行く友達もいたし、休学して海外生活を送る友達もいたけど、私の場合は就活を終わらせて卒業単位もほぼ取り切った状態で行ける4年後期が向いてた、と振り返って見ても改めて思う。
「なるようになる」ように世の中できているんだな。

ずっとドイツ語やってきたし、ドイツ留学に行ければ最高だったんだけど、半年間かつ学部間の留学プログラムの中にドイツの大学がなくて、第一希望にフランス、第二希望にイタリアの大学を申請した。

寮のみんなとの週一バレーが大事な時間だったなぁ
スポーツ、世界繋ぐ🤝

学部間留学のメリット

学部間留学のメリットとしては主に3つ。

①留学センターよりも規模が小さいから、事務局と連携が取りやすい②自分の学部の内容が学べる③半年間の留学の場合、学部間の方がプログラムが充実している

日本では政治と経済を専攻してたけど留学先では政治を学びたくて、政治学科のある大学を希望した。学部間となるとプログラム数が限られていて、1国につき候補が2校あるかどうかだったから、大学を選びやすかった。

弾丸日帰り一人旅で青空ランチ
何時間もぼーっとしてた

出願後

大学内の留学候補者選考に出願した後は、どの学部でも取れるオープン科目のイタリア語を大学3年の後期に、留学先が決まった大学4年の前期からはフランス語のクラスを取った。英語で授業するとはいえ、生活するのはその国の言語だから知らずに行くのは怖くて、NHKの「旅するためのフランス語」とか見ながら勉強した。

その国の言語にしかないニュアンスがあったり、相手の母語で話せることは楽しいと思う人間だから、言語習得は苦じゃなくて楽しかった!

英語のスコア

英語のスコアについては、TOEFL iBTかIELTSが留学要件で、留学前の時点でスコアを満たせてないと登録が取消になるって形だったから、頑張って勉強した。久々にこんなに緊張感のある中で勉強したなって思った記憶。

緊張感を生むひとつの要因として、試験費用の高さは正直絶対にある。「学生に25,000円はきついよおぉぉ」、「もうちょっと受けやすくしてくれよぉ」ってずっと思ってたし、今も思ってる。

2022年の1月にオンラインで家から受験して、2回目の挑戦(大1からだと3回目)で合格点ギリの点を出せて、激しく安心。

ハンガリーの国会議事堂🇭🇺

奨学金

JASSOとか業務用スーパーとか条件の良い奨学金を申請しようとしたけど、成績がギリギリ足りなかったり(GPAがあと0.1高ければ行けた泣)、存在を知った時にはもう申込み期限が切れてたりして、一律25万を給付してもらえる大学の奨学金に応募して、候補者として選出してもらった。
あと1科目成績が高ければ、月10万いただけるような奨学金の応募資格を満たせたこともあってすごく後悔した。今後、何かやりたいことがある時は、早くから情報収集をすること、頑張っていれば何かに繋がることを肝に銘じて生きると決めた。

留学決定

そんなこんなでたどり着いた、小学生の頃からずっと興味があった留学!

9歳の頃に運良く出会えた「ヒッポファミリークラブ」という言語交流団体に入っていたから、小さい頃から留学に挑戦するお兄ちゃんお姉ちゃんを沢山見て来たし、たっくさんのいろんな経験を積んで驚くほど成長して帰ってくる姿を見て、カッコいいと思っていた。

ものすんごく輝いている彼らを見て、「いつか自分もイヤロン(year long program:1年間の海外高校への交換留学)に行くのかなぁ」と漠然と思っていたけど、受験だったり、バスケに没頭していたりで、「高校では行かないけど、大学では絶対行く」と決めていたから、私にとって留学は、長年の夢の実現でもあった。いろんな障壁があったけど、行けて本当によかった!!!

発掘した、みゆ(9歳)の夢

気が向いたら\(⸝⸝⸝´꒳`⸝⸝⸝)/