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【23歳海外一人旅】当たり前は存在しない

2024/4/1〜15の2週間、一人旅でアメリカ・タイ・ベトナム(トランジットでハワイ・香港)へ!

羽田▶︎(ハワイ)▶︎LA▶︎バンコク▶︎ハノイ▶︎(香港)▶︎羽田

4/2-6のアメリカ滞在中は、2013年夏にホームステイさせてもらったRodriguez家にお泊まりさせてもらった🏠


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2024/4/4

お葬式会場に移動

ママの弟が3月の上旬に急に亡くなり、そのお葬式の日が、13年ぶりにRodeiguez家のみんなと再会してお家に泊まらせてもらっている時だった。

お葬式が私の滞在する期間にあること、弟が亡くなったことをアメリカに到着してから知った。国によって、人によって考え方だったり文化が違うと思うけど、大事な家族のお葬式がある時期にも関わらず、私を迎え入れてくれるママの寛大さは本当に桁違い。

アメリカ到着後にその事実を知ったから、喪服を持っているわけもなく、持ってきていたセーターに黒のコートを借りて、車で式場へ。「アメリカでも喪服は黒なんだ」とか「一生のうちで海外でお葬式に参列する日が来るなんて思いもしなかったな」とか考えてた。

前日のお手伝い

ママとお葬式について話した時に、日本では火葬することにすごく驚いてた。私は日本で生まれて育っているからそこまで疑問に抱いたことがなかったけど、その風習なかったら驚くし怖いだろうなって。

ママ「How do you do after someone die in Japan? You bury him?」
私「It is major to burn him.」
ママ「ohhh my god!! oh no no no😣😱 really? you burn him??」

@式場

前日からお花とか写真とかの準備で、ママとパパと一緒に式場に行っていたから、場所とか雰囲気は行く前から把握してた。

ケータリングでドーナツとかクッキーとか甘いお菓子とコーヒーが並んでて、時間まではみんなそれをつまんだり、親族とか友達同士でお話したり。

「世界では一人一人にお葬式をできる状況じゃないところもあるんだよな」
「亡くなった人をお葬式でみんなで送れるってことも当たり前じゃないよな」
って冷静に考えている自分もいた。

亡くなったおじさんは、11年前にホームステイに行った時に何度か会っていて、日本人の私にもフラットに優しく接してくれる人だった。
代表して、娘さん・隣に住む友人がメッセージを送っていて、接していた相手によって話す内容も人柄の紹介も違うけど、人生で別れることが辛いと思う出会いを出来たことってすごく素敵だなって思ったし、聞いていて涙が溢れた。
お葬式でもジョーク入れながら笑う場面が何度かあって、なんだか嬉しかった。

亡くなったのが突然だったこと、お家で亡くなっていたところが見つかったことをスピーチで知った。人っていつどこでどうなるかなんて本当に分からない。

式場兼お墓

3人の姉妹(mom, Barbie, Chiki)が歌を捧げる時間があって("Mas Allá Del Sol" "Hay Una Ciudad" "Que bonita es la vida")、後ろの楽器の演奏と合わさって、歌声自体も、歌を送るということもすごく美しかった。

式を終えた後ご遺体と共にお墓に移動して、参列者に見守られながら土の中に棺が入るのを見送った。雲ひとつないような快晴で、風がすごく冷たくて強かった。

ケータリングのご飯を外のテラス席でみんなで食べた後、コーヒーのカフェインで体調がよくなかったから中の暖炉の前で温まってた。コーヒーのカフェインに弱くて、空腹の時に飲むと体調崩しがちなんだけど、飲んだら100%体調が悪くなるわけでもないから自分のことなのによく忘れちゃう。

温まってたら、近くに座ってた3人が話しかけてくれて、日本から来てて2日後には旅立つこととかお葬式に参加した経緯とかを話してた。スペイン語が母語の人たちで挨拶程度なら出来るから、
「Hola! como estas? Vivo en Japon!」って言ったら、
「Muy Bien!!」「You speak Spanish!!」
って褒めすぎなくらいリアクションくれて嬉しかった。

ラテン語圏の人は明るいイメージがあって、初対面の人にも気軽に話しかけてくれたり、明るく接してくれるこの感じやっぱり好きだなぁってなったし、こういう一つ一つの経験がスペイン語話せるようになりたい欲と結びついているんだと思う。

会場に1人でいると、アジア人の私を変な目で見ることなく、フラットに「どこから来たの?」って声をかけてくれた。何より、「Thank you for coming」 ってみんなが言ってくれて、ありがたすぎるし、救われた。優しい。

・辛い時にハグしあってて素敵だった
・当時3歳のいとこのJasaline と話せてよかった!嬉しい!
・子供はいつだって無邪気で可愛い
・Yo no sé
・Verdad
・Lo Siento
・Communication is everything. Don’t pile up things, it’ll bomber

メモした言葉たち
RIP

普段は離れたところに住んでるAlex(亡くなったおじさんの息子)と一緒に家に帰って、少しお話ししてた。
「式中に頭が爆発しそうなくらい痛くなって一旦席離れた」「今もDadが亡くなったことを信じられない」ってリアルな想いを話してて、そうだよね、、、って。

話す中で、
「Your English is really good! How did you learn it?」
「When you come back, I hope to see you again!」
って言ってくれたことが本当に本当に嬉しかった。

旅をしたのは4ヶ月前だけど、スマホに日記がてらメモしてたおかげで、今は忘れちゃってる言葉とか感情を鮮明に思い出せる!過去の自分ありがとう!

旅先での出会いは、もう一生会う確率が低いことも多くて、私に優しくする義理なんて一つもないことが明確だからこそ、その上で優しくしてくれる人の優しさがより際立つし、本当に輝いて見える。

日本にいてもまた会える保証はないのに、会おうと思えば会える距離にいると会えることが当たり前だと思っちゃうけど、ひとつひとつの出会いとか自分と時間を過ごしてくれる人を大事にしたい

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みゆ
気が向いたら\(⸝⸝⸝´꒳`⸝⸝⸝)/