
ノアール/つばめの小窓から
夜も深く。
しんとした静けさに、まるで自分も溶け込んでしまうような感覚になる頃。
窓から見上げた空には、さきほどまで見えていたはずの星の姿はなくて。
伸ばした指先に触れたマグカップの、
その冷たさに、時の経過を思い知るのです。
たとえば。
まるで暗夜の穴に、すっかり堕ちてしまったと思う時でさえも。
自らを包み込む、その“漆黒から”しか、
得られないコトやモノも、実は、あったりするのです。
闇に目を凝らしていると、次第と視界が開けてきて…
ついさっきまで見えていなかった小さな星々の輝きに気付いたりする…
あの感覚にも似た。
如法暗夜に、月の光の差すようにー。
そっと寄り添うてくれる、確かなコトやモノが、
自分のすぐそばに存在しているという事実に、
ふと、気付けたりする瞬間。
そんな時は、必ず、訪れるのです。
つばめの歌声も聴けます♪
妙法暗夜に月の光の差すようにー。
この声が、音色が、アナタさまのお心に届いたとしたのなら。
◆つばめ歌唱「ノアール」@stand.FM より👇