インボイス制度~酔いどれサントラnote~
さて、作曲AIと関係ない話を書いていいことにしてるのが、こちらの酔いどれサントラnoteです。
お酒を飲みながら勢いで書いていくので、いろいろご容赦ください。
今回は、来月から始まるインボイス制度について書いていきたいと思います。すごいややこしい制度なので、これはアウトプットした方が定着するなと思ったので書いていきたいと思います。
何を隠そう、ぼくは個人事業主なので、この制度の影響をもろに受けます。
どういう影響を受けるかというと、
来月から、
インボイスに登録してない事業者と取引をすると、
その分税金が増えるということになってしまったんです。
つまり、取引する側は、
インボイスに登録してる人と
インボイスに登録していない人で、
能力が同じ2人がいたときにどちらと契約するかってなったら、
インボイスに登録した人と契約した方が得をするという制度になったわけです。
じゃあそこで足切りされるのは回避した方がいいじゃんって話で、
そうなったらインボイスにとりあえず登録した方がどこにも迷惑は掛かんないよねって言うのが登録する側の立ち回りです。
っていうここまで説明しても、インボイスの本質がわからないまま、お金払っとけばいいやで処理してる感じがしますよね。
でもこれが”税金”です。
いや、あたりまえじゃないですか。
税金を決めてる人たちが自分たちが不利になる法律にすると思います?
バカからお金を集めるのが税金です。情弱税です。
だからぼくたちのような賢い人たちはこれがなんでこうなってるのかを知ることで余計な税金を払わないように生きていけるんです。
税金は情弱税です。
知らない人がたくさん搾取されるわけです。
消費税は全部が国までたどり着いていない
日常生活でぼくたちが買い物で払っている消費税ってありますよね?
いまだったら購入価格の10%です。
まあ軽減税率で8%ってのもありますが。
でもこの消費税って、ちゃんと国まで届いてないやつがあったんですけど、ご存じですか?
今まで消費税は8%から10%に上がったりして、
「ふざけんなー!」とかって言ってきましたが、その中で、そもそも消費税をどこかでちょろまかしてた人たちがいたんです。
そう、そこが今回ポイントになる、
ぼくもそうなんですが、
免税事業者というポジションです。
年間の売り上げが1000万円を超えないなら消費税を納めなくてよかった
このインボイス制度が始まるまでは、年間の売り上げが1000万円を超えない事業者は消費税を納めなくてよかったんです。
厳密に言うと前々年度の売上ですが、ややこしいのでとりあえず置いときましょう。
つまり、みなさんが買い物をして消費税を払っていたときに、
売った側の売り上げが年間1000万円に届かなかったら、
その人たちはその消費税は、
全部自分の懐に入れていいというシステムだったわけです。
え?って感じしません?
もちろん、コンビニとか大企業の場合であれば売り上げがあるので国にちゃんと払われます。
でも規模の小さい会社とか個人事業主は、救済としてそれを払わなくてよかったんですね。
ただ、稼げない中で救われてる事業者はこのシステムの中でたくさんいるはずで、
そもそも本来、お金があるところからないところへ流してあげることが景気を生むという観点で行くと、お金がちゃんと回っているので、これはすごく良いことだったはずです。
でもまあちょっと歪んでいるのは否めない感じがします。
そこに切り込んだのがインボイス制度というわけですね。
インボイスって名前がむずい
インボイスのわかりにくいところが、インボイスってなんだよが大きいんですが、要するに、レシートをインボイスって名前に変えようみたいな話です。
「レシートがないと証拠になりませんよ」なのを、
「インボイスがないと証拠になりませんよ」ってことなだけです。
で、免税事業者はインボイスを発行できないよっていう制度がインボイス制度なんですね。
で、インボイスであれば税金が免除されるんです。
…いやここで普通の消費者は置いていかれますよね。
なぜなら、日常生活の中で、税金を免除される「控除」ということがないからです。
控除が発生するのは、事業などの社会貢献をしたときにおこることで、
日常生活の活動は貢献ではなく、消費という扱いになるからです。
…いや、わかりづらいですね(笑)
ぼくたちの日常生活のお金を払うことでも、
一部は国に免除してもらえるものがあるんです。
ちなみに、消費が社会貢献になるパターンは、
例えばキャバクラ嬢の髪のセットとか、
仕事をする時に毎日かかるとかならこれは経費にできます。
でも、ぼくたちが美容院に行っても、それは社会貢献にはなりません。
なぜなら美容院に行かないと仕事に影響するわけではないからです。
こういうレベルでないと、日常の消費は社会貢献にならないんですね。
そうなったら、ほぼほぼの人が関係ないわけじゃないですか。
つまりインボイスは、こういう「普通の人には関係がなくて知らないうちに徴収されている税金」という本当に良い例なんだろうと思います。
それが今回免税事業者っていうほんの一部を対象にしているので、一般人には関係ないわけですよね。
税理士が反対してるとか言ってますけど、本音は知ったことではないはずですよね?だって税理士なんて基本的にはお金をそこそこ稼いでいて免税事業者ではないから自分事ではないんですもの。
つまり、税理士も情弱税を取る側。
情報弱者がお客さんになるわけですから、そりゃ反対しますよね。
インボイスっていうわかりづらい名前になっているのも、情報弱者がついてこられないようにしているってことです。
1000万円稼げば一緒だろ!
色々考えて思うんですけど、
まず一番めんどくさいのが、売上1000万円以下だからこれを色々悩まなければいけないわけですよね。
だって売上1000万円を超える人たちは、問答無用で消費税を払ってるんですから。
じゃあ1000万円以上の売上だせばよくないですか?
要するにそんだけ稼げてないからこの選択肢が出てくるわけで、ちゃんと稼いでる人たちは悩む要素ないんですよ。
つまり中途半端な人だからこそこれに巻き込まれていて、正直、これに巻き込まれるのがちょっと悔しいぐらいです。
いやだって、色々文句言うってことは、免税事業者でずっといようとしてるじゃん!って話で、
いつまで1000万円の売り上げを生まない気でいるの?
1000万円売り上げたら、関係ないじゃん。
もう1000万円の売り上げ出せるように頑張った方が割り切れますよね。
税理士さんとか甘い言葉をかけてくれますけど、
売上がないなら会社員やったほうが良いんじゃないの?
っていうことです。
もちろん立ち上げたばっかりのころは売り上げは少ないと思いますが、
人の役に立ってるなら、否が応でもお金は入ってくるはずで、ずっとそうじゃないってことは、なんの役にも立ってないってことですよね。
だったらいっそのこと、会社員になった方が社会の役に立ちます。もうすでに稼いでいる人たちの傘下に入るわけですね。
それが嫌なら頑張って稼ごうよって話で、インボイス制度が良い悪いを考えている時間がもったいないですよね。
ということを吐き出して、インボイスを何となくまとめてみました。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
次回の酔いどれもよろしくお願いします。