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16年べちゃ押しオンリーでビートマニアをやり続けた男が手首皿を習得した話



はじめに

こんにちは、3TOIMOことナイサイです。
EPOLISももう終わりということで、今回は今作の一部を犠牲に自分が手首皿を習得した経緯や練習方法など、誰かの為になればと思いnoteに記事としてまとめました。

自分はビートマニアをIIDX15 DJ TROOPERSの終わり際から始め、1Pべちゃ押しオンリー(13鍵を左親指でスライド)でプレーし続けてきました。
手首皿練習開始時の実力としては☆11元全フルコン(放置してたら宿題大量発生)と☆12全白(未EXH1)未鳥30くらい。
実はこの運指、拾うだけなら意外となんとかなる。

ちなみに手首皿はメイン運指とは別にお遊びでたまに使ったりはしてました。(フルコンを狙う際にCN+皿が降ってくるのが分かりきっている箇所等)
もちろんその時ちゃんと指が動いていたわけもありませんが。


手首皿を習得しようと決意した経緯

自分が手首皿を習得しようと決意した理由は大きく3つ

①CN譜面への対応に限界を感じたため
②13トリルや13絡みの繰り返し配置が降ってきた瞬間ハズレ確定になるのが苦しいこと
③打鍵時の力のコントロールが難しく調子のブレが大きくなってしまうこと


一つずつ説明していきます。

①CN譜面への対応に限界を感じたため
これはもう説明の必要もないと思います。べちゃ押しは1Pで言う1と3鍵に割り当てる指が1本しかなく、CN譜面では物理的に押せない配置が出てきます。特に3CN
しかも昨今ではCN+皿という違法配置を平気で置いてくることもありこれはもう手首皿を習得するしかないかとなりました。(BSSとMSS中の鍵盤とかはもう知らん)

②13トリルや13絡みの繰り返し配置が降ってきた瞬間ハズレ確定になるのが苦しいこと
これも正直説明の必要もないと思います。(草)
拾うだけなら全然問題ないのですが、スコアを狙うとなると話は別。
一部親指スライドで13トリルの精度を取れる方もいますが、なかなかハードルが高く自分は選ばれし者ではなかったので毎回運ゲーとなってしまい永遠の課題でした。

最近ではアリーナモードの実装やローカル大会なども増え、一発スコアが求められる時代になってきています。
13トリルが降ってくるだけでハズレになることや、13トリルがあるだけで正規譜面等の固定オプションが選択肢から消えてしまうのはかなりしょーもない……
あと16分で13が繰り返しで絡む配置も安定しない。(こっちに関してはべちゃ押しうまい人は普通に光らせていますが)

③打鍵時の力のコントロールが難しく調子のブレが大きくなってしまうこと
これも運指の特性上、皿側の手の動きがフィジカル依存すぎる上に非皿側の手まで力の入れ方が引っ張られてしまい、体調によって調子のブレが大きくなってしまっていました。(打鍵時の力のコントロールが難しすぎる)

自分は今後もローカル大会等には積極的に出場したいと考えているのですが、大会向きのプレイヤーになるためにも調子のブレはなくしたいと思っていました。


手首皿を習得するためにやったこと

次に実際にビートマニアで手首皿を使えるようになるまでに行った練習を紹介していきます。
実際の手首皿練習期間は1年ほどになります。

BMSでひたすら拾う練習

押せないものはスコアも狙えない』という自分の考え方があり、まずはべちゃ押し時代とほぼ同等の拾う力(ギリギリ発狂皆伝が受かる程度)を身に着けようとしました。

そしてひたすらBMSで地力を上げる山ごもりを開始。

ここで注意すべき点が一つありました。
簡単すぎる譜面からはやらない
自分も最初はビートマニアの☆10あたりから丁寧に練習を行うつもりでしたが、手首皿移行に成功していた身近なとあるプレイヤーから、今唯一の武器である認識力をなくさないためにも簡単すぎる譜面からの練習は避けたほうがいいとのアドバイスをいただいていました。(これは本当に正しかったと今も思っています)

このアドバイスを受けた上での具体的な練習内容はこちら
・1日2時間を徹底し週5ペースでやり続ける
・ギリギリハードできるレベル帯のハード埋め
・ギリギリイージーできるレベル帯のイージー埋め

毎日2時間を徹底して毎日ほどよく指に負荷をかけ続けたのが、新しく運指を習得するにあたっていい結果になったと思います。
あとは元々の運指では極力やらない方が効率良く成長できていた気がしました。(週1くらいではやっていましたが)

プレーする曲の内容ですが、譜面傾向は特に気にせずハードとイージーのフォルダ埋めをひたすらやっていました。(特にSatelliteとStella)
自分は任意の譜面ノックよりも色んな譜面を触った方が良い派です。(これが正しいのかは知らん)

練習中は譜面は見えているのに左手が動かずまったく押せないのは本当に辛かったですが、手首皿を習得した後の自分を妄想してなんとか頑張っていました。

ちなみに練習用のアカウントは新しく作ることを強くおすすめします。過去の自分の成果と比べると本当に萎えてしまう。
稀に本垢でついてないランプがついてしまうことがありクソムカつきますが我慢しましょう。(特にまぐれフルコン)


ACに慣らす作業

ある程度BMSで拾う力を身に着けたら次はACに慣らす作業も並行して練習へ。(自分の場合はst3合格したあたりから)

結局ビートマニアの譜面ってトリルっぽい配置が多く見た目より難しいしビートマニアをやらないとできるようにならないんですよね。あとは家の打鍵環境のフェニワンとLMでの感覚の違いも課題でした。(特に皿の高さ)

あとは手首で皿を回す際の皿+同時押しや裏拍皿も大きな課題ですが、これに関しては今もまだ練習中でヘタクソなので語れることはありません。
むしろ誰か教えてくれ!!

ちなみにビートマニアでも過去のランプやスコアと今の練習中の実力を比較して萎えたくないため、新しくカードを作りました。
ただカスタマイズが揃うまでは別の意味で地獄でしたが(泣)


まとめ

練習中は本当に辛かったですが、今は頑張って練習して良かったと思っています。(特にビートマニアに慣らす作業)
CN+皿が怖くないし13トリルも怖くない。その日の体調に合わせた打鍵のコントロールもできる。
ようやく手首皿でべちゃ押し時代のスコアを更新し始めているところなので手首皿の練度を上げてもっと高みを目指そうと思っています。

ちなみに「手首皿移行」や「運指矯正」というワードを出さずに「手首皿習得」という表現をしているのには理由があります。
結局のところスコア面ではべちゃ押し有利譜面もビートマニアにはたくさん存在しており、今後も譜面によってはべちゃ押しを使い続ける予定のためです。(皿曲全般、一部のガチ押し譜面、皿+同時押し、ド単発譜面、鍵盤の密度が低い裏拍皿など………)

自分の場合ですが、今まで何年も頑張って使ってきた運指が無意味だったとなることに抵抗があり、過去手首皿練習から逃げてきたこともありました。
ここを気にしている人が他にいるのかはわかりませんが、無駄ではなかったと言い切れるので安心してください。せっかく長年使ってきて極めた運指なので手首皿といいとこ取りしましょう。


雑な文章ですが終わり

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