松本人志さんに憧れて
どーも初めまして。フリーランスのディレクターをしている3tani34roといいます。日々悩むことも多く吐き出す場所がないかと思いnoteを始めました。
僕は22歳からテレビ業界で働き始めました。いわゆる世間では辛そうな仕事として認識されてる、あのADになりました。大学3年生 就職活動の時。その時に初めて将来何になりたいかなと考えた時に、あぁ松本人志さんみたいに面白い番組を作って多くの人を笑わせたいなーなんていう漠然とした思いつきでテレビ関係の会社に就職しました。
そこから殴られ、どやされ、バカにされ6年にわたる地獄のAD期間を経てディレクターになり、最近はありがたい事に色々なお仕事のオファーを頂けるようになったのですが、
でもなんでしょう…半年前くらいから、気がつけば"このままでいいのか"という自問自答を脳内で繰り返しています。
僕は基本誰かからオファーをウケてVTRを作っています。テレビ局だったり制作会社だったり。誰かが考えた企画の一旦を自分なりに解釈して作ったり番組という枠組みの中で自分が企画を考えてプレゼンして、通ったものを作ったり。ディレクターとして1番の幸せを感じる瞬間は自分が制作したVTRが出演者のみなさんだったり、お客さんにウケた時、SNSでこのナレーションマジ爆笑した、みたいな良いリアクションがもらえた時です。僕は松本人志さんの番組は担当したことはありませんが、その松本人志さんと肩を並べお笑いを作って来た芸人さんがMCの番組は担当したことはありますし、今もしています。自分の作ったVTRがその方々に笑ってもらえれば、これ以上ないくらい嬉しいし、逆にスベってしまうと、3日4日落ち込みます。そんなやりがいのある仕事なのですが…
ただ…
先ほど申し上げたように、僕は基本、オファーをウケてVTRを作っています。ですので自分に最終決定権がありません、自分がこうしたい!と思うことが受け入れられれば、VTRとして世の中に流れるし、それが受け入れられなければ世の中にそれが流れることはないということです。そんな環境下でVTRを作っていて、納得いくこともあれば、そうでないこともあります。絶対こっちの方が面白いのに…とか、とか。そんな中、すぐ横にYoutubeの世界で自由にVTRを作っているYoutuberさん達がいます。彼らを見ると、すごいな、羨ましいなという気持ちになります。
じゃあお前、Youtuberやれよと思う方もいらっしゃると思います、その通りです、ただ、なかなか、その一歩を踏み出すことができません、あと、僕は別に自分が出演しているVTRを作りたいわけではないので、YoutuberになりたいというよりはYoutubeで自分のVTRを作って生活ができるようになりたいというのが理想です。
今、漠然と考えているのは、街頭インタビューで街行く人々に"あなたの夢はなんですか?"とひたすら聞いて回って、その人の夢を通して、その人の人生を紹介するようなチャンネルを作って見たいなと思ってますが、、、ディレクターの作業でベテランになればなるほど、街頭インタビューは敬遠される仕事だったりするのですが、ディレクター5年目、中堅の僕は街頭インタビューが大好きです。普段だったら接することのない人に、取材という一方的な大義名分を振りかざし、根掘り葉掘り質問できるのがとても楽しいです。多分、今までで1万人くらい街頭インタビューして来たと思います。そうすると300人に一人くらい、そんな事ある!?みたいな驚きの体験をしていたり、なるほど、そんな考え方があるのかと感心したり、どういう種類のエピソードなんだよと笑ってしまうことがあったり、と街頭インタビューでしか味わえない発見があります。
本当はこの街頭インタビューばっかりするYoutubeのチャンネルを作って生活していきたいのですが…
33歳、結婚もしていて生活するための給料を稼がなければならないので地上波の仕事は辞めることはできません。。。。それでも空いてる時間を見つけてやってみるべきなのか…
長文だらだらとすいません。。。
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