【触覚#4】見えないものに触れるとき
こんにちは。イヤホンで頭がいっぱいのコトコです💦(一つ前の投稿を見てくださった方は知っていると思いますが、私、イヤホンを無くしてしまったんです。それがショックでショックで。。。)
イヤホンのことは一度頑張って忘れて、今から触覚の話をしようと思います!! 触覚について書くのは久しぶりのような気がします。一度#3.5を挟んでいるので、今回は第5回ですね♪
『見えないものに触れるとき』。イメージしやすいのは、バラエティー番組でよく見るこんなやつかなと思います。このような状態のとき、どのようにモノに触れ、見えないモノが何かを認識するのでしょうか。
中に入っている ”モノ”が何かわからないから、こわごわ触れると思います。
そして、何かに触れた瞬間、瞬時に手を引っ込めるのではないでしょうか。これは本能的に危険から身を守るために勝手に防衛反応が働いてしまうからだそうです。
そうして、次に恐る恐る触れてみます。そして危険が無いとわかったら
手先の感覚に集中して、”モノ”を包み込むようにして触りながら「カタい?ふわふわ?ざらざら?四角い??丸い?重い?軽い?」などの情報を得ると思います。私たちは、”モノ”全体を包み込むように触らないと全体像がわかりません。
そして、得た情報をもとにその全体の構造を想像します。
指先から得られた情報から推測した全体像と、自分の頭の中にある知識と照らし合わせて、やっと、その”モノ”がなにか認識することができます。
このように考えてみると。触覚のみしか情報源がない場合、”モノ”を認識する事にはかなりの時間がかかりそうです。
何行か前に、「”モノ”全体を包み込むように触らないと全体像がわかりません」と書きました。
一方で、視覚はどうでしょうか。たとえば、リンゴの絵を見たとき。
リンゴの絵を見ただけで、私たちは「かたい・みずみずしい・シャキッという音・甘さ」。触覚・味覚・聴覚・味覚の五感すべての感覚とつながって、たくさんの情報を得ることができます。そして絵を見て瞬時に “りんごである” と認識できると思います。
私たちが日常生活するとき、たいていの場合、視覚が先行します。触れるときは、目で見ながら触れます。目で見た瞬間、触っているモノが何か認識できるので、”これ以上知覚に注意を向けること” をやめてしまいます。
モノに触れる機会はたくさんあるのに、視覚によって認識できてしまうからその他の知覚に注意することがめったにありません。
だからこそ、1枚目に載せた写真のようなことをわざわざやってみたいし、手にしたモノについてわざわざ意識したいなと思いました。いつも触れているモノでも意識するだけで新しい発見ができるかもしれないです(^^)♪
それにしても視覚ってすごいですね。
最後まで読んでくださってありがとうございます!!!とってもとっても嬉しいです(*^^*)
おやすみなさい。
ああイヤホン……思い出しちゃった………………😥