「自分のことを好きだという人が好き」ってどういうことなのか考えてみた
あなたの近くにもいませんか?
好きなタイプはどんな人?って聞かれて、
「自分のことを好きだという人」と答える人が。
「好きになった人がタイプ」っていうのも同種ですね。
私はそう答えられて戸惑ってしまったことがあります。答えに窮するというか、なんだか違和感があるというか。
このもやもやする気持ちはなんなのか。私自身のもやもやを言語化するために、
そして私と同じようなもやもやを感じたことがある人にも(もちろんそうでない人にも!笑)思いを共有できたらと、
今回自分なりに考えてみました。
タイプってなに?
そもそも自分自身のことを嫌いである人を好きになることは難しいのではないでしょうか。
そうなると自分のことを好きになる人を好きになるのは割と当たり前というか自然なことだといえます。
もちろん、自分のことを好きでも、その相手のことをどーーーーーーーしても好きになることはできない、と思ってしまうこともありえます。
しかし、それは食わず嫌いに近いもので、何回か飲みにいってみるとか、じっくり観察してみるとかして相手のことを理解する努力をすれば、
結構その人のことを好きになれたりすることは多いと思います。少なくとも嫌いではなくなるのではないでしょうか。
ちょっと本題とズレてしまいましたね。
で、話を戻しますと。
まず、タイプってなんなのでしょうか。
笑いのツボが合うとか、横顔がきれいな人がいい、とかですよね。そしてタイプなんて人によってそれぞれですよね。
自分にとって好きなタイプを明確にするということは、恋愛で相手から何を得たいか、
何を重視しているかを明確にしているということだといえます。
笑いのツボを大事にするということは、一緒にいるときに同じものを見て、同じことを体験して、一緒の感情を持ちたい、共有したいという考えを重視しているといえるし、
横顔がきれいな人が好きというのは相手にルックスのよさを求めているといえますね。
自分のことを好きである人と付き合うということは、
自分が愛されているということから生まれる自己肯定感や安心感を得ることを大切にしている、ということかもしれませんね。
自分の思いを投影した結果が相手である
そして、相手は自分自身の鏡である、なんて言葉を聞いたことがある人もいると思います。
つまりこの場合、自分自身がその人のことを好きである、という事実が相手に投影された結果、相手も自分のことを好きである(ように見える)のではないでしょうか。
自分は相手に対して自分をしっかり愛してほしいと考えているけれど、自分も相手をしっかり愛したいと考えているともいえます。
そう考えると、「自分のことを好きだという人が好き」と答える人は、恋愛を真剣に考えていて、浮気をしない一途な人なのかも?
あら、なんだかステキじゃないですか?
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