「毒」というものへの興味について
※この記事は、毒物の使用を推奨する意図は含まれておりません。
皆さんは「毒」と効くとどんなイメージをもたれるでしょう。
以下、私が勝手に「毒」というものに対して抱いていた負い目のようなものをかいてみました。
昔から、キノコや植物や生き物の”毒”というものにある一種のロマンのようなものを感じていました。
オバケやギネスブックなど、自分の至らない分野の大きな力を怖いもの見たさや不思議なものとして、興味・関心が強かったのでしょう。
noteの利用者である皆さんもどちらかというと、同類だと勝手に思っていたりします。
毒というのは面白いもので、人を害すると同時に薬であったり、人には効くけれど動物には効かない(逆も然り)、中にはおいしい毒というのまであったりと多種多様です。
こんな知識欲を満たしてくれている毒というものに興味を抱きつつも、私は今の今まで「毒性学が好き」ということを周囲に言い出せませんでした。(身近な友人たちは「言わなくてもわかってる」と言いそうですが)
それは、「変わったものを好む」という言葉や視線が、何か”悪いこと”をしているように思えていたからだでしょう。「私はダメなことをしている」と勝手に思い込み、周囲を気にして、興味から目を背けていました。
しかし、「知識」がどんな悪さをするのでしょう。知識とはただの人が使う道具にすぎません。
いつだって何かを起こすのは道具の方ではなく、人なのです。
毒にかかわらず、自分自身が興味を持ってきた分野について、少しずつではありますが、自信を持って、楽しく形にできたら幸いです。
是非皆さんも、興味があるのに、自分の中で”悪いこと”にしている分野があれば、楽しく取り扱っていただければと思います。
※法律・条例・倫理・道徳は守って行動していきましょう。
【参考サイト】
・消費者庁HP:自然毒
・Wikipedia:毒
・Wikipedia:毒性学
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