マガジンのカバー画像

暮らしまわりのこと。

686
生活の事。日常の出来事。身近な植物や生き物のこと、などを書いています。
運営しているクリエイター

#毎日投稿

40年、セルフカットを続けてきて、学んだこと。

 もう40年、美容院も、理容院も行っていません。月に一度か二度、自分で髪の毛を切ってきました。普段会っている人でも、その話題にならないと、こちらからわざわざ伝えることもないので、たまにそのことを言うと、やっぱり驚かれ、「分からなかった」と言われるので、たぶん、仕上がりも、そんなにひどくはないのだと思います。  ただ、これはあくまで個人的な習慣で、私自身は、ずっと美容院や理容院にとっては「敵」のような存在なのだろうな、と思ってきて、微妙に後ろめたく、それほど大勢の人に伝える価

「ニベアの冬缶」 2024

 あれだけ汗かきだったし、肌が乾燥することなんて考えられなかったのだけど、気がついたら歳を重ね、特に冬になったら、カサカサになるだけではなく、外から見たらボロボロまでいかなくても、やや乱れるようになった。  そんなふうに妻から指摘されたこともあり、自分だけならまだしも、人に会うときに、それほど見られていないかもしれないが、それでも最低限の身だしなみは必要だと思うので、少し気をつけるようになった。  その頃から、「ニベアの青缶」を使うようになった。  値段も安めで、さらに

家の前、道路の数字がこわい。

 固定電話のせいか、いろいろな電話がかかってくる。  不用品回収の電話が、一時期、多かった。  だけど、全部、断っていた。  この前、いろいろ全部、捨てたのだから、もう何もないです。  そう言ったのに、さらに粘られることも少なくなかった。  もちろん、きちんとした商売の人もいるだろうけれど、こうした仕事でも、とにかく家に乗り込むことが目的だったり、といった噂を聞いたこともあるから、やはり怖いと思っているので、とにかく断っていた。  それは、今の時代に生きていく上では

初めて、アーモンドチョコの食べ比べをする。

 アルコールをまったく飲まなくなってから、気がついたら、チョコは日常的に食べるようになった。 チョコレートの値上げ でも、ここ何年間は、他の食品もそうだけど、値上げが続いて、最初は同じ値段でもだんだん小さくなっていって、板チョコも、どんどん短くスリムになっていって、そのうちに値段もどんどん高くなった。  冷蔵庫にチョコレートを欠かさなくなってから、どのスーパーが安いのか、に敏感になった。さらには板チョコが高くなってくると、小さい立方体の一つ一つがビニールで包まれた方が、重

「冬の青空」と、「新型コロナ 弱まらない感染力」。2024.11.23。

 寒い。  冬支度をしなくてはいけない。 コート 外出に着ていくコートを、もっと真冬用の厚いコートにしようかどうか迷った。  マフラーをしていくことにした。  午前9時前に家を出たら、やっぱり寒かった。 人通り その時間帯でも近くの高校へ通う学生とすれ違った。  冬の格好をしている。  駅までの人通りは、いつもよりも少ない。  1350円カットの店の前にも、カット&カラーの店頭にも、今日は誰も並んでいない。  通りの向かい側の牛丼屋には3人くらいのお客が入って

秋になっても、電線にかかりそうなので、柿の枝を切ることになった。

 庭には柿の木がある。  すでに50年ほどの寿命になっているから、それなりに古いものになっているし、すっかりこの場所になじんでいるようだ。  幹にはその古さが出ているように、ゴツゴツした感じもあるのだけど、それでも春になると、どんどん葉っぱも茂るし、枝も空へ向かって、というか太陽を目指して伸びていくから、その枝を切らないと、高くなりすぎて、色々と困る。 伐採 それで、毎年、冬になって葉っぱが全部落ちてから、枝を切ることになるのだけど、今年の冬は、全体的に2階の屋根よりも

秋の庭の小さい草花のことを、私はほとんど知らなかった。

 夏が長くなって、秋がほとんどなくて、急に気温が低くなって、もう秋が去りそうになっている。  それでも、自宅のコンパクトな庭にも、妻が自分の好きな草花で整えてくれているので、この季節でも、いろいろな色の草花があることに気がついた。  でも、なんとなく見ているだけで、その花の色くらいしかわかっていなくて、だから、改めて妻に聞いた。 イヌタデ「アカマンマともいうけれど、それは俗称。  秋咲く花。  それで、秋が深くなると、花の色が濃くなる。  ピンクが濃くなってくる--

『出かけない土曜日と、「コロナ感染者、11週連続減少」』。2024.11.16。

 年末年始などを除けば、ここ4年間ほどは、毎週土曜日には出かけてきた。  だから、今日のように出かけない土曜日は、自分にとっては、珍しいことで、ちょっと戸惑いがある。 洗濯 だから、いつもよりもゆっくり起きて、今日の天気を妻に聞いたら、曇りだけど、夜中に雨が降るかもしれない、と聞いて、洗濯をすることにした。  しばらく着ていた部屋着や、スウェットも洗濯機に入れると、洗濯槽がかなりいっぱいになったようだけど、スイッチを入れて、その分量が表示されたら「29リットル」で、思っ

横浜トリエンナーレのトートバッグが、家に3つもある理由

 トートバッグは、買い物とか、近所に出かけるときなど、日常的に使うから、すぐに持っていけるように玄関のそばにぶら下がっている。  そこには、おそらく10個くらいはあるのだけど、その中で、気がついたら「横浜トリエンナーレ」のものが3つある。おそらくは、家の中のトートバッグの中では多数派なのだと思う。 横浜トリエンナーレのトートバッグ それは、とても個人的で、他の人にはどうでもいいことかもしれないけれど、その理由は思い出せばシンプルだった。  横浜トリエンナーレは「3年に一

とても小さいのに、実は大事なものだと、よくわかった出来事。

 出かけるときは腕時計をしている。  携帯やスマホを持っていないから、自分で時刻を知りたいときには必要になるせいだ。  外出すると、駅などには必ず時計があるから、意外と本当に必要なときは少ないような気がするから、いらないかもと思うけれど、たまに忘れたときに限って、時計がない場所に居なくてはいけない場合もある。  昔は、腕時計を忘れても、周囲に時計をつけている人が多く、その人の時計を見て時刻がわかったし、少し遠くの文字盤も見えるほど視力が良かったのだけど、今は腕時計をして

さようなら、お皿たち

 かなり目に馴染んでいるプラスチックの皿があって、いろいろなものを載せて食べてきた。  軽いけれど、底に滑り止めがあるせいか、テーブルなどに置いても、ピタッと止まる。レンジ対応です、と言われて購入したこともあって、数限りなく、電子レンジの中でまわっている姿を見てきた。 古くなった皿「表面の転写シートがはがれてきたから、ちょっと怖いし、捨ててもいいかな-----」。  ある日、妻に言われた。  プラスッチックの皿だったけれど、表面に小さい柄があって、それが、かわいいと思

『インフルエンザと、「新型コロナ、繰り返す流行」』。2024.11.9。

 寒い。  もう気温が明らかに低い。  秋が深まるのではなく、もう冬になってしまった気がする。 駅前 午前9時前に家を出て、駅までの道を歩く。  人通りは少なめで、よけいに、気温が低く感じる。  駅前のカット&カラーの店の前に女性の客が一人待っている。冬のコートを着ているようだった。 店 駅に着く。  改札のそばに麹ドリンクのスタンドのような店があって1度か2度は飲んだことがあり美味しかったのだけど、500円くらいするので、それほど何度も飲むようなことがなかった。

希望のたい焼き

 近所に気になる場所がある。  それは、商店街から少し離れた場所に、とても小さな商業施設ができたことだ。  最初は、「ちょっとした夢」のように思えていた。 テナント募集 たまに、そこのケーキを買ったりもしたけれど、うちにとっては少し高いせいもあって、だんだん行かなくなっていた。だけど、そういうちょっとオシャレというか、微妙に非日常的な場所が近くにあるのは、やっぱりうれしかったので、時々、前を通ったりはしていた。  ただ、ケーキ屋がいつの間にかなくなり、「テナント募集」

さようなら、靴下。

 洗濯物を干しているとき、妻に急にいわれる。 「靴下の引き出しがいっぱいだし、これ、捨てるね」。  差し出されたのは、冬に履こうと思って買った黒とグレーが交互にボーダーになっている、たぶん、ウールが多めのもの。  それはいつ買ったのか忘れるくらい昔、確か、靴下屋で買って、何度も、何十回も履いていた。  そのせいか、パッと見でも、くたびれた感じがあって、よれよれ、と表現されてもおかしくないし、かかとは限りなく薄くなって、穴が開いていないのが不思議なくらいだった。  最