主張が邪魔な瞬間
昔の話だけど、折角作りこんだものがダメになったりする事が稀にあった。
今でも思う事があるのだけれど、きちんと自分が対処出来るような技術の無さに落胆していた。
その度に思うのが、どんな事があっても呼吸を合わせるという事だ。
呼吸はとても大事。
1人でもここは聴かせたい!と思う瞬間は大きく息を吸い込んでいる。
本当は平常にしておきたいのだけれど、決まってやってしまう癖が直らない。何故ダメなのかというと、無意識に力むからだ。
今回のデュオ+和太鼓の息も何回も息を合わせていく。
言葉ではなくとも、意識下で必ず行なっている。
今度やるLIVEではそれが上手く作用するように心がけている。
合奏は、人数が増えたらその負荷は計り知れない。
だから丁寧に演奏を。と俺はしつこく言うんだけど、大概は丁寧に演奏の意味を間違えてしまっていたりする。
一つ一つの音を大事にというのが、ミスなく弾くという事に解釈が変わる。その時に聴こえるのは自分の音のみ。ちょっとしたズレが合奏の場合は致命的になる。正確無比とは違うけれど、誰かに合わすということは、隣にいる仲間にも気を配るということだ。
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