”勧善懲悪”の先へ
こんにちは。
今回は「”勧善懲悪”の先へ」というテーマについて書きたいと思います。
半沢直樹のシーズン2の第1話(19日放送)の世帯平均視聴率(22・0%)が、2013年に放送された前作の初回視聴率(19・4%)を
大きく上回った(ビデオリサーチ調べ)。
というニュースをみて、今回も世の中が半沢色になるのかなんて思っておりました。
最近はずっとリモートワークでチャンスはあるものの、全然テレビを見なくなっていましたが、「半沢直樹」は見ないとなということで、
昨日子どもが寝てから、タイムシフト(録画)にて、シーズン2の第1話を奥さんと観ました。
「けっこう奥さんも楽しみにしてたんだぁ」とか内心思いつつw
「半沢直樹」といえば、これでもか!というくらいの「勧善懲悪」のドラマですよね。
このドラマがここまでヒットするということは、
7年前のシリーズ1から現在も、
”勧善懲悪”を望む世の中(大衆)であるとも言えると思います。
ヒットするドラマやアニメは、世の中を象徴しています。
「半沢直樹は変わらずヒットするってことは、7年前から”勧善懲悪”を求める世の中は変わっていないんだなぁ」
と内心見ながら感じておりました。
「立場の低い部下が悪い上司を懲らしめる」下剋上ですよね。
ここだけを切り取って感化され、
「あいつ悪い(嫌い)だから、俺もやってやろう!」とか、
そもそも悪い奴探しを会社の若手たちで盛り上がってみたり。
そういう粗探しにつながってほしくないなと強く思います。
少しそれますが、
パワハラの問題も同じように感じてしまうこともあります。
あまり言いたくないですが、言葉が流行(先行)してしまったので、
パワハラという言葉を盾に、ただ嫌いなだけで罪のない人をビビらせる(攻撃する)ことも起こってしまいます。
もちろん、守るべき人のために言葉があってほしいです。
現在コロナによって、世の中の環境が激変し、みんながストレスを抱えています。
と同時にソーシャルディスタンスやリモートワークの普及により、
人と人とのリアルな関わりが気薄になっています。
リアルな関わりの気薄さが広がり、
今後社会が少しずつ戻っていく中で、
私は、リアルな人間関係の問題がかなり増えてしまうのではないかと
懸念しています。
半沢直樹のドラマは、【悪】が本当に【悪】であるということを
大切な仲間たちが賛同して初めて、
半沢が【悪】を【懲】らしめるのです。
その【悪】の判断プロセスをふんでいるが大事なのです。
その仲間の賛同なしで、自分勝手なものさしで判断すると、
”勧善懲悪”の【善】【悪】が、【好】【嫌】になってしまう怖さがあります。
なので、私が言いたい「”勧善懲悪”の先」というのは、
**自分の善悪の軸をしっかり持つのは大事。
だが、自分だけの考え方に偏らず、周りの人たちにも頼りアドバイスをもらい、善悪の判断をすること。
個人には限界があると自覚する。
今こそ、仲間やコミュニティと関わりをもとう。**
以上、三姉妹パパでした。
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