『ファスト教養』と1980年生まれの私。no.474
年初ですね。
年始のご挨拶や、お参りをしつつ、あとは通常運行。
前々回の投稿で、👇のように書いたとおり、着々とやってます。
『ファスト教養』と私の年代が感じてきた空気
そんな中で、積まれていた本もいくつか読み進めていて。
気持ち新たに、目線を高くするうえでも、年初に読んでよかったのが表題の本、『ファスト教養』。
著者も私と同年代の1981年生まれ。
『様々な教養を素早く身に着けて、「自分の価値」を上げろ』
という昨今の空気感について分析・言語化していた。
著者によると、源流は2004年のライブドア騒動から始まっていたとのこと。
堀江貴文さん、勝間和代さんを経て、いまだと西野亮廣さん、中田敦彦さん、DaiGoさんなどが主な発信者。
私自身、彼らの発信に対し、共感する部分もあれば、
『これを学べば収入アップ、成長できます』的な考え方だったり、
『何でもかんでも、お金が尺度になっている? 』っていうのが、
たしかにそうだけど、なんかちょっと、違和感を感じる・・・と思ったり。
『新自由主義』的な考え方も肌に合うんだけど、それでいいんだろうか? と思ったりしていたから、
書いてあることを、そうだよねぇーと唸りながら一気に読んでしまった。
私みたいな人?も登場
私自身、普段色々な方と話すなか、
『どうして安定した企業にいるのに、そんなに動けるのか?』
と問われて、都度、我ながらなんでだろう? と自問自答しているのだけど、
本の中で著者がインタビューをした人で、まさにそんなタイプの人についても記載もあった。
きっかけはライブドア
私はプロフィールページ(下記ポータル)で、
色々な活動を始めたきっかけについて、
と書いていたけど、そもそも板倉さんを知ったのは、ライブドア関係の報道で『企業価値』という言葉を聞いて、その意味を調べたら板倉さんのblogにヒットしたところから なんですよね。
つまり私の今の姿はには、堀江貴文さんの一連の動きが、キッカケになってるんですよね。
翻って、私のユニークな点
では私は、ファスト教養の考え方に染まり、それをなぞるような動き方をしているのかといえば、たぶんちょっと違う。
そこはちょっとユニークなところがありそうだ。
私はいままで当然、収益の柱を作ろうといて動いてきたけど、
その一方で、一見めちゃくちゃ遠回りそうだったり、なんの意味があるの? というような、
『アートギャラリーのスタッフ』だったり、『断食に通う』だったり、『写真展』だったり、『農業』だったりに飛び込んでしまうところなんでしょうね。
でも本を読み進めていくと、このような一見無駄に見える動き方は、
『ファスト教養』で著者が提示する『ポストファスト教養』に合致していそう。
なので、読後には、強く背中を押してもらえたような気持ちになった。
特に年齢の近い方は読んでみては?
私と±3年くらいの年齢の方は、
この本を読んでみると、大学卒業前後から現在に至るまでの、世の中の言説や空気感を振り返ることができて、なにか感じることがあると思いますよ^^
そして、今、一見遠回りにみえる取り組みをしている方も、勇気をもらえると思いますよ。
お時間あればぜひご一読を。