「身を置く場所」で価値が決まる。 no.503
この週末は山梨へ。
金曜から土曜にかけて、
勉強会の仲間たちが18人という大所帯で
富士登山に挑んでいた。
去年は一緒に登ったけど
今年は都合がつかなかったから、
下山後の宿に合流しにいって、
登頂にまつわる様々なエピソードを聞かせてもらった。
富士山の山頂といえば、
水1本は400~500円。
そしてカップラーメンはなんと8001000円!。
街中ではありえない価格でも、
山頂では必要とされて受け入れられるし、
私も買ってしまうんですよね。
今日は忍野八海へも足を延ばしたのだけど、
ここでも似たような体験をした。
忍野八海の湧水が出ているところで、
「空のペットボトル」が150円で売っていたのです。
忍野八海を散策すると、豊かな水がゆったりと流れ、
見ているだけで癒やされるし、
水に触れたら気持ちいいだろうなぁと気持ちが高まる。
そんな中で湧水に触れられるスポットが登場。
湧水が出ているところで、
手元にペットボトルがあれば、
12.5度の冷たい水を入れて飲むことができるし、
暑い中で持ち歩いて、
首を冷やしたりすることもできる。。
私は即購入してしまった。笑
だけど普段、業者でもなければ、
わざわざ空のペットボトルを買う人はいないですよね。
中身が無いものには、価値を見いだせない。
しかしここでは、
「空のペットボトル」を提供することが、
価値を生み出していた。
これはカップラーメンやペットボトルだけではなくて、
我々自身にも同じことが言えるはず。
とにかく、「必要とされる場所」に身を置く。
そうすることが、競争を避け、
必要性を生み、価値を高める。
つまり、
「場所」こそが価値を生む源泉なのだ。
自分自身の価値が最大化される場所身を置く。
同質な中にいたら強みにならなくても、
必要とされる場所に身を置くだけで、高値で売れる。
私のものづくりプロジェクトなんかもそんな一例^^
能力を伸ばすだけじゃなく、
「空のペットボトル」のように
能力を発揮する場所も意識していきましょう!