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『あなた目線』に立つだけで上位1割に入れる no.502

昨日はスタイリッシュな食べログ百名店の中華へ。
フカヒレの姿煮が美味しかったです。。。

初めての案件募集@ランサーズ

先週からものづくり系のプロジェクト関係で、
外注で対応してくれるところを探すべく、
ランサーズを使って提案を募集していた。

詳細は伏せるけど、
webサーバー系のちょっとした制作で、
予算は50~100万円、納期は約2ヶ月程度。

一週間前くらいに募集を開始したら、
50件もの応募が集まった。

応募の内容を見てみると、
ランサーズの中でもランクが最上位の"認定ランサー"
の方からの提案も多数。
なんだか大人気。

初めての募集で思いのほかたくさん応募が来てしまい、
どうしたらいいかわからないので笑、
メンバーがランサーズのスタッフに問い合わせると、

「依頼の内容が明確で、予算も適性。ふつうはここまで反応良くない」
とのこと。

応募の中身を確認していくと

せっかく提案いただいたので順に提案文章を読んでいくと、
提案文はだいたいみなさんしっかりしてる。

しかし、依頼者としての視点から見ると、
どうも心に響かないものが多い。。。

どうしてなのか??

目を細めるように全体を俯瞰して見てみると、

ほとんどの提案は、
「私はこんなスキルを持っています」
「あなたの提案に対応できます」
「私にお任せください!」
という「私」目線の表現なんですよね。

これはきっとおそらく、
ランサーズから『提案はこう書きましょう』っていう
テンプレートに基づいているのでしょう。。。

WordPress、Woocomerce、EC-CUBE、Makeshop、shopify、PHP、Javascript、AWS、、、できます。実績あります。
って書かれていても、

『で、今回のわたしたちの案件に対してどうなのよ?』
というのが、さっぱり伝わってこない。
(いやたしかに実績も大事ですよ。はい。)


(そういえば数年前のFさんのセミナーで、
Fさんが某スポットコンサルティングサービスを使ったら、
『どいつもこいつも!レベルが低い』いうニュアンスの
発言をされていましたが、
その気持ちが本当によくわかりました笑)

心惹かれるのは『あなた目線』


そんな提案が多い中で
1割程度の方だけが、
「あなたの提案にはこのように対応できそうです」という、
わたしたちの目線で具体的にイメージできるような
対応案の概要を書いてくれていた。

当然、私たちの募集の概要資料を読むだけでは
100%の提案を作れるわけはない。

ヒアリングや打ち合わせで詰めていくこともあるでしょう。

でもそういうステップに入る前から、
『あなた目線』『依頼者目線』で書いてくれていると、
「きっとわたしたちが望む対応をしてくれるに違いない」
と感じることができるんですよね。


『あなた目線』で上位1割

ここで気づいたのは
どんなコミュニケーションでも、相手の視点から考え、
上位1割に位置することが可能だという事実です。

私たちは自分の能力やスキルやできることを
主張することに重点を置きがちなんです。

でも実際には、
相手が何を求めているのかを理解し、
それを満たすこと、満たせることを
『あなた目線』で伝えていく。

何を提供できるかよりも、
相手が何を必要としているか、
どうやってそのニーズを満たすかを説明する方が、
相手にとって価値があるんですよね。


すぐに、自分のことを言いたくなってしまうけど、
ぐっとこらえて、『あなた目線』に。

これだけで上位1割。がんばってまいりましょう。

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