制約を力に。そして離島にいこう。no.430
『時間がないからできない』『お金がないから難しい』そうやって口にしてしまうこと、ありませんか?
私もつい、脳内でそういう言葉が巡ってしまうことがあります。それは大企業の組織人としても、事業主としても。
日常は制約だらけ
日々生きていると、色々なリソーセス不足で行き詰まることがたくさんある。
で、その度に、
『もう少し○○があれば』
『△△さんは、○○があるからいいよな』
なんて思ってしまったり。
リソーセス(お金, 時間,スキル,人…)があれば、そんな悩みは起こらなくて、すいすいと目的に向かって進んでいける。さっさとクリアしていける。
でもそんなことばかりじゃない。ってか、そうじゃないことばかりのことが世の中の大半のように思う。
一個人の生活であっても、事業展開のであっても。特にゼロイチのスタート期なんて無いことばかりだ。
そして意外なことに、大企業であっても、中の人たちは、ないないと言っているのです。人がいない、予算がない。・・・どこも変わりませんね(笑)
でも制約は強みになる
でもそんな制約も、視点を変えれば強みになると思うんです。具体的には、、
制約があるから、新たな解決策を創造しようとする。
制約を乗り越えたら、それはユニークさになる。強みになる。
制約を乗り越える過程が、物語になる。
同じ制約に悩んでる人の、先例になれる。助けになれる。
こうやって考えると、制約も悪くないんじゃね?そんな気がしますね。
個人事業の立ち上げは制約だらけだった
私の場合も例外ではなく、振り返れば制約だらけのなか立ち上げたなぁと思うわけで。(まぁ今も制約しか無いんですけど)
いくつか書き出してみると、、
なんといっても兼業
⇢時間や行動量がどうしても制約されるし、名前を全面に出していくのも憚られる。個人事業である
⇢まずは小さく始めるしかなくて、法人格がないから信用や契約面で不利。ランドリービジネスでは、遠隔である。現場になかなか行けない
⇢当時はランドリーメーカ各社も今ほどリモートツールが充実していなかった。けど僕はシステマティックな管理がしたかった。機械ビジネスといえど、現地にスタッフを配置して管理も必要。保証人を用意できない
⇢これはできない というより、周りに保証を頼んだりしないでやりきるんだ! という自分のなかの決めの問題だったんだけど。保証人なしでも、融資や各種契約を進めていかなければならなかった。
まだまだあるけど、そんな制約を一つずつクリアしながら、いまの体制を作り上げてきた。
そうやって制約をクリアしてきたからこそ、
『どうしてそんな動けるんですか?』
『どうやって管理してるんですか?』
ってけっこうびっくりされたり、質問されたり、相談されたりするんですよね。
離島で制約を体感しよう
書くと簡単だけど、制約を力にするのは、とても泥臭いこと。
それはきっと、手元のリソーセスが小さければ小さいほど熾烈なものだと思う。
来月は、そんな制約だらけの場所に身を置く体験をすることになった。具体的には人口2000人位の離島に行ってくるのです。
やることは、その土地に立ち、温度や匂いを感じ、そこに住み活動している人に触れ、対話を重ね、アクションを共にする。そんなことを繰り返す時間になるはず。
その島にはきっと、想像以上にたくさんの制約があって、それを受け入れながら切り抜けていく強さがあって、でも一方で、乗り越え切れない壁の高さや難しさにも直面していて、それぞれの人が悩みながら前を向いているんだと思う。
まずは島を学んでみる
行くことが決まってから、関連しそうな本を買いまくって、時間がある限り島について学んだり、現地とのつながりがないか模索してる。
ありがたいことに、FB経由でいくつか情報やご紹介もいただけました・・! 感謝。
きっといまの予備知識なんて、現地での体験に比べたら全然小さなものなんだと思うけど、知るほどに色々なことが詰まっている場所に向かうんだな・・・!、魅力的な人たちがいる場所なんだな・・・! ということがわかってきてワクワクしてる。
何かはわからないけど、きっと何か感じるはず
『深く考えずに来てください』って言われてるから、どんな体験をするか、気持ちになるか、全然分からない。
でもきっと、制約を力にしてきた経験の答え合わせになることもあるだろうし、これから先の、制約を力に変えていくための、ヒントもたくさんあるんだろうなと確信してる。
島の体験・過去の経験。色々なことを通じて、制約を力に変えるスキル,マインドを高めていこう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?