見出し画像

06 コーチングビジネスを始めるには、何から手を付ければいいの?


《このシリーズは、プロコーチを目指す友人の相談を受けて、マーケティングの仕事をしているボクが、ビジネスの組み立て方を書いています。これから複業を考えているサラリーマン複業家に役立つ内容です。》


気が付けば、このシリーズも6回目。

このシリーズに関連して、すごくうれしいことがありました。

このシリーズを始めたきっかけのプロコーチを目指す友人から「3人のクライアントを獲得できました!」と報告をもらいました。

いや~うれしい!!

自身のブログにも以前書きましたが、自分で頑張って自分の成果を出すのもうれしいけど、支援させていただいた人が成果を出すことは、タイムラグがあるけど、自分の成果に対するものとは違ううれしさや喜びがあり、それは10倍以上です。

そう考えると、コーチングをされている方は、クライアントの伴走や支援をしていて、常にそうした嬉しさ喜びを感じつつビジネスに取り組めるわけですね。

コーチングビジネス、素晴らしいビジネスだなぁと改めて思いました。

 

話を戻します。

コーチングビジネスをはじめるにも、何から手をつければいいのでしょう?

(この記事の対象は、コーチングの基礎は学んでいることが前提なので、コーチングスキルはあるものとします。)


結論から言うと、まずは『ご自身のコーチングスキルを”商品”にすること』が一番最初に取り組むべきことです。

ボクの中では、「製品を商品に変換する」と言っています。

(ブログでも以前書いてますので、よろしければご参考に!)


商品化を、ペットボトルに入ったお茶で説明します。

まず、透明のペットボトルにお茶が入った状態は、『製品』です。

透明のペットボトルにお茶が入った状態にするには、設備や技術が必要です。

そうした設備や技術はとても重要ですが、それだけでは売れません。

なぜなら、消費者から見れば、透明のペットボトルにうっすら緑の液体が入っているので「緑の液体」にしか見えないし、どんな設備や技術で、その状態にあるのかは、あまり興味がないから。

それよりも、透明のペットボトルに入っている「緑の液体」が、自分にとって必要なのか否かを判断したいわけです。

そこで、『商品』にする必要が出てきます。

『商品』は、お茶の入った透明のペットボトルにメッセージ入りのパッケージのラベルを巻き付けた状態のものです。

つまり、「これは厳選の茶葉を使ったお茶で、お弁当にピッタリ!」といったように価値を伝えるラベルパッケージを透明のペットボトルに巻きつけて、お弁当をたべるときにお茶がほしいと思うような人がよく来る場所で、値ごろ感を出して、陳列して、買ってもらって、価値を感じてもらうまでを設計して、はじめて『商品』になります。


これと同じで、コーチングスキルも【製品】から【商品】にする必要があるんですね。


思い出してください。ビジネスは、困り事の解決です。

困り事に対して、解決する方法を提供すればいいんです。

その解決方法として、コーチングという製品を【商品化】するわけです。


売るもの=困り事の解決策がなければ、ビジネスは始まりませんからね。


ただ、いきなり”100点満点の商品”はつくれません。

大企業ですら、大コケした商品がたくさんありますよね?

0点でも、10点でも、まずは”商品”をつくることがコーチングビジネスで最初に取り組むことです。


「じゃあ、製品を商品化するには、どうしたらいいの?」となりますよね。

製品を商品に変換するには、手順があります。

一般的には《商品開発》と言われます。


【コーチングビジネスの商品開発】の手順は、また次回!


《まとめ》
・コーチングビジネスを始めるならば、まずは商品をつくる。
・コーチングスキルは製品であり、製品のままでは相手に伝わらない。
・製品を商品に変換することが必要。
・100点満点の商品はつくれないから、まずは0点でも商品化してみる。
・SNSやブログは、商品をつくってから。



いいなと思ったら応援しよう!