【58歳でFIREする100日前】-66days
よく、「群盲象を撫でる」というが、同じ出来事でも考え方が違うと違って捉えられることが多い。子供の頃によく知っていたつもりの出来事を大人になって見直すと、全く別な立場が見えてくるという経験をよくする。
たとえば絵本。子供の感情移入していたところと、親として感情移入するところが両方わかる。
またNHKの大河ドラマで三英傑の出て来る話。見るたびに違う解釈/演出があって実に面白い。昨年の『どうする家康』の織田信長は大変興味深かった。史実がどうかという論点ではない。むしろ史実など絶対にわからないのであり、過去のHISTORYは全て、今の学者が意味づけてSTORYにしているだけだ。学説は変わっていくものだ。
恐竜復元像も毎年変わっていき、最近のは羽毛が生えている。ましてエンターテイメントたるテレビドラマならば、証拠や裏付けなどなくてもいい、演出家の大胆な発想でおもしろおかしく変えて構わない。そういう考え方もあるんだなと楽しめばいい。
ストレスがたまって悲観的になるのは、認知の歪みのせいかもしれない。
決めつけ
白黒極端思考
部分焦点づけ
過大/過小評価
べき思考
極端な一般化
みんな私のせい
感情の優先
自分への呪いの言葉など
起きてしまったできごと(過去)は変えられない。
でも考え方(認知)は変えることができる。すると気分が楽になる。
つまり認知をコントロールすることならできるはずだろう、というのが「認知療法」というものらしい。ただし武道のように「稽古が大事」ということだ。