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【58歳でFIREする100日前】-64days

腕を下げた状態では、手の先は腿の中央の高さにきます。肘関節は、肩の頂点と手の甲の先端(いわゆるげんこつ部分)の中間に位置します。肩関節として描いた球体は、上腕骨頭です。
上腕は円筒として描きます。この部分の筋肉は、上腕二頭筋のように上腕骨前側と、上腕三頭筋のように後ろ側にあるので、腕の円筒の前後に緩やかな楕円を描く輪郭を引きましょう。
肘の尺骨先端の角張っている部分(=肘頭)は、大げさなくらいしっかりと描きこんで骨を強調します。

『モルフォ人体デッサン 箱と円筒で描く』ミシェル・ローリセラ:グラフィック社

人体は、いつも見ているようでいて、実は全然見えていない。手足の長さがどうにも決まらない。といってなかなか他人をジロジロ見るわけにはいかないので、必然的に自分自身の体を参考にしてきた。しかし贅肉のついたぶよぶよした体ではどうにもよくわからない。そもそも筋肉のつき方がよくわからない。よく鍛えて美しく発達した筋肉を見てスケッチしたくなる。できれば自分自身の体を鍛えたい。でも辛いトレーニングはしたくない。楽して筋骨隆々になれる方法はないだろうか。いや、無い。頑張って鍛えるのがいいでしょう。絵を上手く描くために、まず自分で筋肉をつける。面白いじゃない。

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