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【58歳でFIREする100日前】-48days

 肝臓は巨大化学工場であり、胆汁産生工場である。肝臓ではいろいろな化学反応が行なわれている。肝臓の主機能は解毒作用と栄養供給、そして消化液産生だ。
 消化液(胆汁)の産生と、栄養素、グリコーゲンを貯蔵する。アミノ酸、脂肪、タンパク質、糖類を合成したり分解したりする。糖から脂肪を作ったり、逆の合成をしたりする。抗体も作る。
 アンモニアやホルモンを破壊する。これは解毒作用と呼ばれる。

『トリセツ・カラダ』海堂尊 絵・ヨシタケシンスケ:宝島新書

人間ドックの超音波検査で脂肪肝と言われてしまった。これは中性脂肪が30%以上たまった状態だという。肝臓は1200グラムあるので、360グラムの脂肪だ。300gのステーキなど想像すると結構大変な量だとわかる。肝脂肪のまま5年から10年で肝炎、そして肝硬変、最後は肝臓がんに進んでしまう。

これはまるでインデックス投資の悪いアナロジーである。

コツコツ定額積立をしていけば、長期的には資産は複利で増えていき1億円を超える。生活費の25倍以上の資産が貯まると、4%以内の取り崩しに節約すれば元本をほぼ減らさずに生きていける。というのがインデックス投資。素晴らしき経済的自由の生活だ。

しかし資産を肝臓に溜まった中性脂肪だと考えてみると、長期的には脂肪肝はより一層溜まりやすくなって肝炎を起こす。すると解毒機能も低下し健康を損なってしまう。5%以上を取り崩すような運動をしたり食事制限をしないと、肝脂肪はほとんど減らすことができない。恐ろしき健康寿命の短縮だ。

お金があっても健康を損なったら、何にも意味がないじゃないか。
投資のライフスタイルはキープする。運動と食事のライフスタイルは変える。



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