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241025 顔に映る文字

今日のPLから №006
グレイソン・チャンス
外で会おう


幼いころから大評判を巻き起こし、しかし、長じて、芸術性は失わないものの生きづらさを抱えるようになる歌手が欧米には結構いるように思います。その最たる例がマイケル・ジャクソン。グレイソン・チャンスもそうなのかなと思います。

「外で会おう」というのは家では会えないから。家庭生活に招かれない恋人。チャンスが7、8年前にゲイであることを公言していたことを思い出しました。シングル・ジャケットに載る彼の顔に映された文字は歌詞の一節です。

all of those white picket fences were built to protect you from me(あの白い杭のフェンスはすべて、ボクからあなたを守るために作られたんだよ)

"Meet me outside" by Greyson Chance

日頃は意識をしていない、覆い隠された感情に気付き、改めてそこから周囲を見直させてくれる、美しい曲ですね。