西側海軍の共同訓練2つ
Italian Aircraft Carrier Cavour CVH 550 はどんな空母?
飛行甲板の1層下の第1甲板はギャラリデッキとされており、戦闘指揮所(CIC)などの司令部区画や食堂などの居住区が設けられている。
医療区画は430平方メートルの容積を確保している。
血液検査、X線撮影、CT診断などの検査、手術室3室と歯科治療室を供える。
その下の格納庫は3層分の高さがある。
搭載機
AV-8B/F-35B×12機
AW 101、NFH90、SH-3D×8機
現代の空母として珍しい装備としては、76mm単装砲×2基を装備すること。
今時、艦砲を持つ空母は珍しい。
大戦中は、艦砲をたくさん装備した空母がありましたね。赤城や加賀
VLS×32セルも装備している点は、ひゅうが型にも共通する。
いずも型などは軽武装で、SeaRAM 11連装発射機×2基、ファランクスCIWS×2基である。
引き込み式のフィンスタビライザーを片舷2枚ずつ、両舷で計4枚装備して
揺れを軽減して安定化を図っている。
造水設備として、日量70トンの逆浸透膜式海水淡水化装置が搭載されている。
海自のいずも型よりも少し大きい。
スキージャンプ勾配つき全通飛行甲板を備え、ジャンプ台の前には艦砲
艦載機を飛行甲板に並べて入稿する姿は、米海軍の空母のようですね。
日豪伊独仏共同訓練(ノーブル・レイブン24-3)
令和6年8月27日(火)~8月29日(木)に実施されました。
護衛艦「いずも」、護衛艦「おおなみ」、P-1哨戒機及び潜水艦
豪海軍駆逐艦「シドニー」
伊海軍空母「カブール」、フリゲート「アルピーノ」、哨戒艦「モンテクッコリ」
独海軍フリゲート「バーデン・ヴェルテンベルク」、補給艦「フランクフルト・アム・アイン」
仏海軍フリゲート「ブルターニュ」が参加しました。
日本側指揮官を担任した第1護衛隊群司令 沢田俊彦海将補は、「今回、我々が、基本的価値や戦略的利益を共有する信頼できる必然のパートナーである欧州各国海軍と共同訓練を実施できたことを心から光栄に感じています。インド太平洋地域における欧州各国との連携は、法の支配に基づく国際秩序の維持には必須であります。今後も、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて、同盟国・同志国海軍と協同して、インド太平洋地域の平和と安定に寄与していきます。」とコメントしました。
出典:海上自衛隊ホームページ
令和6年度日米共同統合演習(キーン・ソード25)
10月23日~11月1日に実施されました。
自衛艦隊は、我が国周辺海空域等においてに参加し、日米の共同対処能力の維持・向上及び同志国軍との連携強化を図りました。
海上自衛 隊:護衛艦「いずも」、護衛艦「おおなみ」、潜水艦、P-1
オーストラリア海軍:駆逐艦「シドニー」
イタリア海軍:空母「カブール」、フリゲート艦「アルピーノ」、哨戒艦「モンテクッコリ」
ドイツ海 軍:フリゲート艦「バーデン・ヴュルテンベルク」
補給艦「フランクフルト・アム・マイン」
フランス海軍:フリゲート艦「ブルターニュ」
本演習には、陸海空自衛隊及び米軍のほかオーストラリア及びカナダも参加したほかNATOの13か国・1機関の軍人をオブザーバーとして招待し、共同統合対艦戦闘、統合ミサイル防衛、島しょ防衛、海上交通の安全確保等の演習を実施しました。
自衛艦隊は、即応態勢を維持し、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて、同盟国・同志国海軍と協働して、インド太平洋地域の平和と安定に貢献しています。