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空母を撃沈するフネ
たいげい型潜水艦は、先代のそうりゅう型潜水艦に比べて探知能力や静粛性が一層向上しており、建造時から女性自衛官の乗務を想定した設備を備えているのが特徴です。
533ミリ魚雷発射管6門を艦首先端上部に搭載し、新型18式魚雷を装備する。
空母などの飛行甲板や格納庫を狙える対艦ミサイル「UGM-84Lハープーン・ブロック2」も搭載できる。
魚雷は船底より下で起爆してバブルジェット(爆縮気泡)で竜骨をへし折り空母などの水上艦を真っ二つにして沈没させる事ができる最強艦です。
中国と密接な関係にある左翼政治家たちは、こういった軍備に批判的だ。
自艦防御システム
そうりゅう型8番艦のせきりゅうから導入されたデコイなどを使う潜水艦魚雷防御システム(TCM)の搭載も開始されている。
ソナー以外に、対空レーダーや光学式センサーも供える。
SS-516 「らいげい」(雷鯨は初の命名)たいげい型潜水艦の4番艦
起工:2021年(令和3年)3月26日 川崎重工業神戸工場
進水:2023年(令和5年)10月17日
就役:2025年(令和7年)3月予定 就役後、艦番号塗装は消される。
建造費:702億円
艤装(ぎそう)中 海上公試
防衛省近畿中部防衛局は2024年9月19日、海上自衛隊の潜水艦「らいげい」が海上での試験を開始したと発表しました。
防衛局は、「新型メインエンジン(川崎12V 25/31型ディーゼル機関)を搭載し、よりパワフルになった潜水艦」と紹介していました。
リチウムイオン電池技術を採用し、ディーゼルエンジンを使う通常動力型潜水艦は、日本が世界で初めです。
大きい潜水艦です
基準排水量:3,000トン
全長:84m
全幅:9.1m
深さ :10.4m
機関
ディーゼル・エレクトリック方式
GSユアサ リチウムイオン電池
出力:6,000 PS(軸出力)
推進器:スクリュープロペラ × 1軸
https://www.youtube.com/watch?v=5JKO5y9NAdY
SS-517 「ちょうげい」(長鯨)たいげい型潜水艦の5番艦
日本の艦艇名として幕末から明治時代にかけて運用された外輪汽船「長鯨丸」、旧海軍の迅鯨型潜水母艦の2番艦「長鯨」に続き3代目にあたる。
起工:2022年4月19日 三菱重工業神戸造船所
進水:2024年10月4日
就役:2026年3月予定
建造費:684億円
戦後32隻目の潜水艦進水となりました。
川崎12V 25/31型ディーゼル機関
潜水艦用ディーゼルエンジンでは、「はるしお」用に開発した25/25型を、1995年に「お
やしお」に納入。
2006年にはマイナーチェンジした25/25SB型を「そうりゅう」に納入した。
防衛庁関係では、新型ディーゼルエンジン開発の要望を受けて2000年から開発を開始。
2010年度から2018年度には防衛省技術研究本部の潜航しながら速やかに蓄電池を充電できる「新型スノーケル発電システム」の試作事業に参画して、潜水艦用ディーゼルエンジン「25/31型」を開発し、2020年に契約、2022年に納入し
たいげい型潜水艦の4番艦「らいげい」から搭載された。
3番艦「じんげい」までは主機関に川崎重工業製12V(V型12気筒) 25/25SB型ディーゼル機関2基を搭載していましたが、「らいげい」から25/31型に更新進化したわけですね。
6番艦建造費736億円、2023年度予算では7番艦建造費808億円がそれぞれ計上された。物価上昇により建造費用は高くなる。
2024年度予算の概算要求では、8番艦建造費として951億円ともう少しで1000億突破というところです。
海上幕僚監部広報室は、「たいげい型が合計で何隻建造されるかは決まっていない」としている。「おやしお型」8隻が順次退役するならば、たいげい型は10隻となるかも知れません。(潜水艦22隻体制維持であれば)
三菱と川崎が1艦ごとに交互に建造しています。