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MSX3はどうなった?

1982年(昭和57年)10月にNEC PC-9801が発売される
価格は298,000円だった。
下位のPC-8801mkIISR model30は258,000円
1989年(平成元年)9月時点で約96万台出荷

当時のCPU
Z80 は、米国ザイログによって製造された 8ビット・マイクロプロセッサーである。
嶋正利らインテルを退社したIntel 8080の開発スタッフが設計を行っており、8080とはバイナリーレベルで「ほぼ」上位互換性があり、多くのソフトウェアがそのまま動作する。

遅れて登場した低スペックPC MSX
「MSX」という名称の由来 アスキーの副社長だった西和彦が1984年に語ったところによれば、由来は“M”icro“S”oft e“X”の略とされる。
Xには「eXchangeable」「eXpandable」「eXtended」などの意味がある。

MSXは「子供に買い与えられる安価なパーソナルコンピューター」「コンピューターの学習に繋げられるコンピューターの入門機」として構想された。
世間の反応は「子供向けのおもちゃパソコン」だった。

MSX1, MSX2, MSX2+は8ビットCPUのZ80A相当のプロセッサを3.579545MHzで使用していた。最高級MSXturboRは売れなかった。

MSX1、MSX2及びMSX2+は一般家庭への普及を目指すため、家庭用テレビと接続できるRFを標準装備しPC専用モニターは必要なかった。
MSXは最低性能のカシオPV-7でも29800円

初期はROMカートリッジ、カセットテープが使用されていた。
MSX2の後期からはフロッピーディスク。

1983年7月15日、任天堂よりファミリーコンピュータ(通称:ファミコン)が登場し、ゲーム目的のユーザーがファミコンに移った。
ファミコンの当時の発売価格は14,800円

ファミリーベーシック登場
任天堂が1984年6月21日に発売したファミリーコンピュータ用の「プログラミング環境」で、MSXユーザーの一部が乗り換え始めた。

MSX2登場
2世代目となるMSX2では、SONY HB-F1の価格が34,800円でした。
1986年に登場したPanasonic FS-A1は29,800円でした。
FDDを内蔵ししたFモデルは54,800円にもなっていた。

1985年のMSX2から9年後、MSXシリーズが忘れ去られようとした1994年12月3日に、SCEより「PlayStation」初代が登場する。

2007年、MSXの商標権は西和彦と共に『株式会社MSXライセンシングコーポレーション』へ移る。

2022年9月3日、MSX DEVCON TOKYO 1が開催され、MSX0、MSX3、MSX turbo規格が西和彦及び同氏が理事を務める特定非営利活動法人IoTメディアラボラトリー発表された。

2023年1月13日、IoT向けMSX0規格の実装であるMSX0 Stackのクラウドファンディングが開始された。

2023年12月には、 MSX3 Motherboard LiteにMSX engine3を装着したプロトタイプが公開された。

西和彦氏のX·2024年3月1日午前11:06

お知らせ

「最近狂ったようにツイートしてるけど、MSX0関連ばっかりでMSX3はどうよ」というお問い合わせをいただきましたので、
せっかくですから今、私のやっているIOT Media Labの開発項目をお知らせします

東京・上野から神奈川・小田原への引っ越しも落ち着き、やっとMSXに使う時間が増えてきました

全部確定ではありませんが、楽しくやってます
ここに書いていないこともまだ沢山あります

基本方針「パソコンとスマホとは戦わないで共存」

1 MSX0(IOTコントローラーとクラウドの世界)

MSX0M5Stack C1,C2,S3のサポート

MSX0Stack関連のM5サイズのI/Oモジュールたくさん

MSX0Stamp 関連 MSX0CARDなど

MSX0Stick関連

MSX0Atom 関連

尊敬するJimmy社長のM5社のさまざまなハードほとんど全部にMSXシステムを移植してIOTのプラットフォームに活用する世界

2 MSX-IB(半径100m有線、800センサーの世界)

「Micro System eXpandable I2C Bus」

MSX-IB関連開発と標準化

センサー・アクチュエーターの日米欧中調査発掘販売

Grove Sensor 80の追加差分40種類の洗い出し

3 MSX3(次世代テレビ コントローラーの世界)

SDK量産(Dev向け直販)日欧500台 受注済

1chipMSX3量産(D4E社にOEM)

MSX3キーボード量産(エルゴ、ゲーム用)

MSX3タッチディスプレイ量産(安いの)

TAOX OS

HDMI入力ハード開発

ほかには

AI関連もやっていますが、アメリカのLLMをもってきてやったって、資本の競争で勝ち目はないので、日本オリジナルな多国語対応のLLMの開発をしています そのうち発表したいと思います お金使えないので、頭を使うしかありません

また、
MSX3のメインのアプリにしたい電子本棚ソフトとサーバーもIOTMLの中で外部と提携しながら開発することになりました

西和彦氏のX·2024年11月1日午後8:11投稿より

MSX3のシステム
MSX3は以下のようなシステムになります

CPUはRiscVのコアが20個
 MSXengine3に数個(調整中)ひょっとしたら0個
 MSXMにXMOSのRiscVが16個からスタート

ディスプレイはもちろんHDMIで
2Kがデュアルモニター、もしくは2Kx2Kも使えて
いたって普通のLinuxマシンですスタンダードのディスプレイはとりあえず正方形にすることにしました

新しいMSX3のOSはLinux(TaoX)です
UIは数種類を検討中です
 WebOS,Ubants,MSXView,HALNOTE...
その中の一つのツリーとして
今までのMSXソフトが全部動くようになり、
そのときのCPUはR900とZ80です

MSX3のリリースと共に昔の1chipMSXもESP32をドーターボードで追加してネット運用とIOTができるようにするつもりです

マザーボードの上にはMSXengine3が載ります
下にはメニコアのMSXM基板が最大16枚スタックされます そしたら1024CPUです MSXMの左右に大きなファンが2つずつ付きます

XMOS4個の基板の裏面にメモリーが付きます
マザーボード裏面に増設するXMOSのメニコアCPUボードをスタック

MSX3をAI対応のメニコアにという判断は決してお客様を裏切らないと信じています(日本オリジナルな多国語対応のLLMの開発)

ファンを4つも使うのは、故障してもメルトダウンを起こさせないためです
アラームがなって止まるようにしたいです
メニコアの故障はファンのダウンが多いです

電源供給はUSB Type-CのPD アダプタ同梱

MSXengine3は5Vで大電流対応
XMOSCPUのMSXMは12Vを基板でDCDCしたいと思っています

静電気対策は、RFの出ているところに金属シールを貼る

1chipMSXも、1chipMSX3と同様にFPGA「Cyclone FPGA EP1C12Q240C8」を搭載

1ChipMSX3委託と開発の停滞

株式会社D4エンタープライズ 2024年3月3日 報告より
「1ChipMSX3」につきましても、令和6年春頃には正式にスペックの発表を行い、レトロプラットフォームでの新規ゲームの創出に取り組む所存です。
緊急入荷! 2024年7月1日

MSX40周年に登場したIoT向けコンピューター『MSX0 Stack』 “100台限定”で予約販売開始! MSXゲーム6タイトルも収録!

「1chipMSX」の有償アップグレード「1chipMSXPlus」登場。

レトロゲーム配信サービスの「プロジェクトEGG」は順調ですが、
MSX3向けの「1ChipMSX3」は2025年2月9日時点でも遅延しています。

2022年6月23日に4Gamer.netが『西 和彦氏が「次世代MSX」採用の「1chip MSX 3」を公開。』という記事を書いたので、すでに完成していると勘違いしている人も多い。

開発が遅れているD4Eの「1chipMSX3」は、クラウドファンディングではなく、直販などで販売されることになるという。
2024年に発売開始とされていたが、2025年になってもアナウンスされていない。

クラファン開始すると、MSX 3を完成させないとヤバいことになる
多くのクラファンのプラットフォームでは、「All or Nothing」という方式が採用されています。 この方式では、プロジェクトが目標額に達しなかった場合、支援者に全額返金される仕組みです。 この場合、プロジェクトは未成立となり、集めた資金はすべて支援者に返金されます。


M5Stack

「MSX0」には、西和彦氏が絶賛する中国 M5Stack社のパーツ
M5Stack(エムファイブスタック)は、中国深圳に拠点を持つスタートアップ企業
M5Stackはオープンプラットフォーム
M5Stackは、製品の設計、製造、梱包、品質管理、マーケティング、出荷を1か所でシームレスに管理するオールインワン施設を運営しており、
オープンソースのハードウェア、オープン API インターフェース、多様な協力形態、よりコスト効率に優れています。
M5Stack社の製品は、Makerと呼ばれるものづくりを趣味とする人々に広く受けいれらています。
日本企業で同等の製品を作れるメーカーが存在しないため、日本市場は M5Stackの全世界売上の 35% を占めています。

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