会社を辞めた、そして起業した①(全3話)
もしかしたら、
あの頃の僕と同じような君の
助けになる話ができるかもしれない。
僕は、2年前(2018年)に会社を辞めて、
起業した。
全くのノープランだったが、
半年でサラリーマン時代の年収を
越えた。
だけど、これは、
この後読み進めてもらうための
単なる掴みだ。
この話はまた別でしたい。
そんなことより
大事な話があるんだ。
人生について
ずっと考えてきた。
でも、
気がついたら、
どう生きたいかよりも、
そう生きるしかない、
生き方をしていることに
気がついたんだ。
それは、
3年前会社員だった頃、
2017年9月、
体に異変があった。
背中に腫瘍ができたんだ。
生まれて初めて
入院して、
悪性か心配したけれど、
良性だった。
病院のベッドの上で、
たまたま
欅坂46の「不協和音」を聞いていた。
そして、
それは突然やってきた。
鼓動が早くなり、
胸が締め付けられた、
涙が止まらなくなった。
そして、
体が熱くなった。
フレーズはこうだ。
「僕は嫌だ!!
不協和音を
僕は恐れたりしない、
嫌われたって
僕には僕の正義があるんだ。
殴ればいいさ、
一度妥協したら死んだも同然。
支配したいなら、
僕を倒してからいけよ。」
僕の体は教えてくれていた。
そっちじゃないよ、って。
何をしたいのかを
ずっと探していた。
何ができるのかを
探していた。
でも、
体のサインは、
お前はどう生きたいの?
だった。
その後、
ノープランで起業した僕は、
人生のレールが完全に
切り替わったことを体験した。
もし、大切なことが
見えなくなっているかもしれないなら、
体と対話してみる時間を
持ってみるといいと思う。
今、僕もその時間を
朝の散歩でしているんだ。
追伸:
僕はアイドルオタクではない。
絶対的センターの通称「てち」は、
今年グループを脱退。
「僕は嫌だ」と言ったのかもしれない。
(エピソード②はこちら)