本当にいた「ソードマスターヤマト」の編集者みたいな人「出版社のいうこと聞けないのかっ」w
だいぶ時間が経過しましたが、実は漫画の持ち込みと投稿しまして2社からの担当がつきました。今日はそのお話にします。2社のやりとりをして感じたのが思った以上に大変ということと、1社に絞らなくてよかった。というのが率直な感想です。
編集の方は1社は男性でもう1社は女性の方です。性別も違うということもあってやりとりは本当に違ってて面白いと思いました。
タイトルの「今そんな話して意味があるの?w」というカッチーンときたけど、この人もしかして天然で不器用なのかな?とすぐに思ったのは男編集の方です。
私は初めてプロットを2社の担当の編集さんに送りました。編集さんはたくさんの作家さんを持ってるから忙しいし大変だろうからプロットだけでも面白いと思えるのを書かなきゃと思ってハードルを上げました。もう、自分でもわけわからんなって収集つかなくなってしまったんです・・・。かなり落ち込んだ日が続き、でも打ち合わせ前には何としてでもプロットを送りたい!色々悩んだ末、途中で色々散らかしてるけどもう思い切って送りました。そして次の日の打ち合わせで緊張して電話をとると・・・
男編集「はぁ〜あのさ、いっぱい送ってくれたんですが、色々悩んでるって書いてますが・・・何に悩んでるんですか?」え・・・えーと・・・編集さんもお仕事で色んなもの見なきゃいけなくて大変だろうし、自分はプロットからでも面白いのを見てほしいなと思っていっぱい書いてしまって・・
男編集「はぁ・・・今そんな話して何の意味があるの?w」と言われました。 は・・・あ、そう・・・ですね・・・。正直「あ、冷たい」という感情よりも「あ、これギャグ漫画で見たやつまんまだな。(ギャグ漫画日和の「ソードマスターヤマト」の話です。)本当いるんやな。苦笑」とアニメの映像が流れました。笑 何か似たような経験の方、このアニメ(漫画)思い出してください。笑えますから・・・!
その後、いくつか理詰めで攻められ答えられないでいると「あのー?聞こえてますか?」「あの〜僕の言ってる意味わかりますか?」の繰り返し。聞こえてるし言ってる意味がわかってるけど自分の漫画に悩みを持っているのですぐに答えられない・・・。提案は良いとは思うけどすぐに主人公2人(W主人公)にするのは慎重にしたいので「考えたいです」と伝えると「は?さっき良いって言ったじゃん?何で主人公1人なの?」と攻めてくる。「良い提案だとは思うのですが、考えたいので・・・」と言っても「は?僕の言ってる意味わかってる?○○(作品名)とか○○(作品名)だってW主人公なのは読者が読んでて〜」を繰り返し・・・結局「いいと思いますし、だとしたら色々話自体変える部分があるので・・・考えたくて」と答えると
男編集「は・・・そうですか」呆れたかのように。そして極め付けは「あのさ、昔の編集さんどんな人だったの?どんな打ち合わせしてたの?って聞いてきました。
過去一度だけあった担当さん、Uさん。彼は私が声をかけてもらった出版社の原稿を預かったまま、SNSでバズったらコミックスにすると言うからやることになり『あなたの為』という言葉を信じたしまったがゆえ、恐ろしいトラウマを持つことになった。原稿は表に出す直前になって「ペンネーム変えろ!主人公の名前変えろ!○○(作家名)の絵に変えろ」と言ってきたのです。絵は多少変えつつ、ペンネーム、主人公の名前の変更は私が拒否りました。Uさんは「女が作者ってだけで読む奴がいるんだよ?わかるか?婦警の漫画だって女の人が描いてるってわかると読むんだって!」と言ってきたのです。(気持ち悪いなーセクハラかよこのオヤジ)女性のクリエーターは身の危険あるし、このキャラやペンネームもと名前の由来を説明するのを聞かず「出版社が名前変えろっつてんだろ!いうこと聞けないのか!」と喧嘩になってやめたのです。一方的に罵声を浴びせられトラウマになりました。
話は戻って現在、男編集にUさんのやり取りを聞かれたので「え・・・ろくに打ち合わせもありませんでしたけど?(思い出すのも嫌なセクハラパワハラ受けたいうたやん)・・・」
男編集「あのさ〜その人優秀だったんじゃないの?最低限の言葉でできる人って優秀なんですよ〜」という。 は???あのセクハラパワハラの編集が!?あまりにも腹が立って散々過去に受けた話を怒り心頭で言ったら・・・ 男編集「はあ。。そうですか。僕には別にどうでも良いですけどね。ってか何で今そんな話してるんですか?意味あるんですか?」 ええええええ???そっちが話振っておいて何それ、ボケてんの〜〜〜〜!???( ´ ▽ ` )おおお〜〜い!!! って感じでしたwww
結局、一回この企画は離れて別の企画(ジャンル)をやってみようとなりましたのでこれでやって、彼の反応(対応)見て今後一緒にやっていけるか考えようかと思います。
男性の方は圧倒的に数字、売り上げに繋がる人気の作品や作り方基本的なW5(いつどこで誰が何を〜)、起承転結の作り方を参考にして説明します。どんなジャンルが人気でどうして人気なのかとかを伝えた上ですね。そして、あなたは何が作りたいのですか?と聞いてきます。何となく「こんな感じの〜(ちょっとホロー系でゴシックな)話ですかね」後でわかったのですが、ホラー系、恋愛系、ファンタジー系といったジャンルを伝えるぐらいでよかったんですがこの頃は何となくあれとこれととふんわりした内容だったのか、男編集さんも「はぁ・・・???そうですか。じゃあ何かプロット出してくださいね」って感じでした。いっぱい参考例とか教えてくれるのはありがたいんだけど・・・印象としては「すでにあるもの」「全部教科書」、教科書あるから見といてね、って感じです。ぶっちゃけ教えてもらったその作り方全部知ってた・・・
女性の編集の方はこの方は元々評価のコメントをいただいた時から感触がとってもよかったので電話のやり取りでもすぐに緊張が解けました。かなり敏腕だなという印象です。敏腕と言っても、私のSNSなどをかなりリサーチして、その上で私の作品のどこが良くて好きで、この世界観がもっとみてみたい、どんなストーリーがあるんですか?という切り開き方がすごくよかったので、人のモチベを上げつつ作品を作っていこう、一緒に作りたいんです!と言った気持ちをぶつけてくれる嬉しい意味での敏腕です。正直、漫画家目指したばかりの新人の私にとってはありがたいくらい良い感じに作品作りを誘導してくれます。しかも上手いなって思ったの「恋愛系」を描いて欲しいですとははっきりとは言わず、私の今まで描いてきた絵や作品にポイントを絞って「この絵にはどんなストーリーがあるんですか?」と聞いて、私が実は二人は恋人で〜というとどんどん掘り下げてくるのです。あまりにもお話し上手、聞き上手の女編集さんでしたので私も昔描いてた恋愛ストーリーが描きたくなり、1回の電話ですんなり方向性が決まりました。そしてプロットも「こんなに(プロット)書いてる!悩んだんだね!」と気持ちを察したようで(これは本当受け捉え方違うんだと思いました!)一緒に話しよう!となり、整理して話をしたいくうちに何とすんなり電話でプロットが完成しました!!(やったー!)で、ネームにGOになりました!
実は男性編集は「ここまでプロット書いてるんだからこうしたいんでしょ?じゃあこうすれば良いじゃん」という流れになるの、私の中ではいや、悩んでるのはそうじゃない・・・ふんわりあるけれどどうしたら良いかが根本的にわからなくて悩んでるのに話進めるの??→戸惑い。→拗れ。になってしまったのです。
まとめとしては正直2社持ってて大変ですが、もしこれが片方だったらすごくしんどかった事もあると思うし、まだ色んな編集いるんだなってわかってよかったです。また、男編集さんは立ち上げと連載とでは違うかもしれないので何とも言えないので未知数かなと思っています。(立ち上げはよかったのに連載になったら揉める〜という話、逆もあるので)今回、過去の担当さん(セクハラ、パワハラ)を優秀と言ってたので少し警戒しつつまたプロットとネームをします!