1分間で100回跳ぶための大縄指導法
さて、1月も中旬になり、今年度も残すところあと2ヶ月ちょっとになりました。
終わりが見えてくると寂しいですよね。
さて、今回は3学期に大縄をやる学校も多いということで、大縄の指導法について書きたいと思います!
教師主導だろうが、子ども主導だろうが、知識はあるに越したことはありません!是非ご一読を!!
大部分は基本的なことになりますので、悪しからず!
では、いってみよー!!(YouTuber風)
1 縄 長めで跳ぶ
○基本的な跳び方
○抜け方
○並び方
2 縄を短めにしていく
○回し手の技術
3 時期や雰囲気に合わせて練習を変える
4 おわりに
1 縄を長めにして跳ぶ
まずは、縄を精一杯長くして回します。
「たくさん跳ぶには、縄短くしなきゃだめでしょ!」と思った方もいると思いますが、短くしていくのは段階的に!
最初から縄を短くしてしまうと、変な跳び方でもどうにかなってしまうために基本的な跳び方がマスターできなくなります。
縄を長くすると、
・縄の回転スピードをゆっくりにできる
・距離が長いので走り抜けなくてはいけなくなる
・縄の抜け方が見やすい
などの利点があります。
なので、まずは縄を長くして基本的な跳び方をマスターします!
○基本的な跳び方
・基本的には片足で跳びます。(着地した後の抜け方が速くなるからです!)
・右→右のように、基本跳んだ足で着地をします!
・ジャンプは高く跳びすぎない。走り抜けるイメージで。
・跳んでいる最中に体を反転させると良い。(来た方向におへそを向ける)
→こうすることで、首がひっかかりにくくなります!
○抜け方
・回し手のすぐ横を通過させる。(肩に当たるぐらい)
→初めのうちは、コーンを置いて、回し手とコーンの間を通るように声かけをします。
・最初のうちは、横に抜けてしまう子が多いと思います。横に抜けると、縄が一番長く、当たる確率が増えてしまうと説明をします。
○並び方
・基本、進行方向に向けてまっすぐになるように並びます。
・跳ぶ直前の人は、回し手の左斜め前に立ちます!
→この位置でも縄に当たらないことを実際にやって見せます。
・1分間で100ペースを達成するには、準備が命!
間が空きすぎないようにします!
2 縄を短めにしていく
基本的な跳び方ができるようになってきたら、少しずつ縄を短くしていきます。
短くすることで、縄の回転率も上がりますし、抜けるまでの距離も短くなります。
また、回し手の細かい動きで、縄が操作しやすくなります。
ここからは、回し手の技術も求められます。
○回し手の技術
・一定のペースで回せるようにする
→メトロノーム(スマホのアプリ)を使って、一定のリズムを覚える
・下の時は縄を地面にこするようにする。
・手首を上手く使い、跳ぶ人をよける。
あとは、ひたすら練習です!
3 時期や雰囲気に合わせて練習を変える
ひたすら練習を続けていると、どうしても上手くいかないときが出てきます。
そんな時は様子に合わせて、練習法を変えてください!
跳び方が悪い
→もう一度縄を長くする!
引っかかる回数が多い
→時間計測ではなく連続何回跳べるかを測ってみる!
集中力がない
→3分計測などではなく、1分計測にする!
なんかうまくいかない
→動画を撮って分析!
ずっと同じことをやっていても苦しくなるので、上手く視点を変えてあげてください。
4 おわりに
大縄は、上手く使えば、クラスの結びつきを強くしたり、子どもたちに成功体験をさせてあげられるものだと思います。
ただ闇雲に頑張らせるのではなく、その都度アドバイスをしてあげながら、大縄を通して成長させてあげられるといいなと思います。
読んでいただき、ありがとうございました^^*
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