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眠れねぇ!【創作大賞感想】

吉穂みらいさんの『眠る女』について感想を書いていく!
タイトルは眠れねぇ!だが、仕事の関係上、仕方なく6話まで読み昨日は眠った(笑)
そして今日読了した!(▭-▭)✨

まず初めに。

これが格の違いか…
それが、この話を読み始めた時の第一印象。

私が砂場で山⛰作ってトンネル掘ってるとしたら
吉穂さんはビーチの砂浜で壮大なお城🏰創ってた。
そのくらい違った。

え?え?
私、今までトンネル作って楽しんでたんだ😨
めちゃくちゃ張り切ってお城建ててたつもりだったのに、え?私、トンネル開通🤝イェーイ🙌って喜んでた子供だったのか🫢ってなりました。
(まぁ、それも楽しかったからいいんですけど🤣)
#なんのはなしですか

つまりですね。
これが小説か!ってなりました。
ストーリーの展開といい、文章の構成といい、語彙力といい、全て。

私、今、小説に触れている。
それは、まるで本を手に取っている感覚。

私が読んできた本の作品なんて、せいぜい両手に収まる程度。
その中でもすごい!って思った作品は、会話がメインでストーリーが展開していき、どんでん返しや感動があった。
会話文が少なくて文章が主体だと、どうも説明文をつらつらと読まされているみたいで、気が進まない。

でも!!!
吉穂さんの『眠る女』は違った。
会話以外の文章が多い。
なのに!惹き込まれるように読める。
説明的になりすぎず、すごく誰かの思考を覗いているような、魅力がある。
描写がスムーズで、丁度いい情報量で、本当にすげぇのである👏

私は経験値が少ないから分からない。
周りからすれば、このタイプの書き方なんて小説でよくある当たり前だよ。なんて、言われればそうなんだ、私が無知なだけかってなる。

だけど、これまで読んできた中で、私は思った。
小説だと思える小説を読んだ気がする!

他の人の作品もそれぞれの個性や魅力がある。
そしてそれが小説じゃないとは思わない。
私にとっては亜種みたいな小説に思えている。
個性の強い小説。

吉穂さんはなんというか、めちゃくちゃ小説の王道ボスだと思った。
すげぇ!かっけー!😳✨ってなった。
一つ一つの攻撃(語彙力)がすごい。そして攻撃の使い方(表現や言い回し)が上手い。

少し落ち着こうと思う。
(∩ˇωˇ)∩スゥ…(⊃ˇωˇ)⊃ハー

この話は、睡眠障害(ナルコレプシーぽい)主人公と元彼&義理姉(従姉妹)が行方不明となった主人公の夫を探すストーリー。

既に情報量が多くて渋滞している。
しかし、安心して欲しい。
小説では、読んでいるうちに極自然と理解できる内容となっている。ほんと、めちゃすごい。

しかも、この話、拗れ泥沼系かと思いきや、拗れてるけど美沼系だった。(どゆこと🤨)
つまり、最後辺りで泣ける。良い話じゃねぇか!😢となる。私は9話でひっそり静かに泣いた🤧

伏線が見事に回収されていく。
もう手品である。
どうやったら書けるんですか?
あ、経験値の差か。と納得する。

面白い。笑えるとかではなくで、ストーリーに惹き込まれる面白さ。
ストーリーや構成、言葉一つにとっても、なんの違和感も、躓きもない。
これがストーリーに集中できるという事なのかと思う。
そう、ストーリーに集中させてくれる抜け目のない作品だと思う。
読むのが辛いと感じない長編小説。

これが吉穂堂の吉穂みらいさん…
やべぇ人を私は自分の小説に登場人物として勝手に引きずり込んだんだなと、今更ながら自覚している🫢😂

その節は誠に申し訳ございません🫣
でも、立ち位置的に間違えてはなかったなとも思う🤣

というわけで、創作大賞お疲れ様でした!

ここまで読んでいただき、
ありがとうございました(-人-)


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蒔倉 みのむし
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