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FJALLRAVENテント使ってみた(Keb Dome 2)
FJALLRAVEN by 3NITY TOKYOの桝尾です。
先日、FJALLRAVEN by 3NITY 新宿小田急ハルクのスタッフで、キャンプ、ブッシュクラフト、クライミングなど山の知識満載な小林くんとKeb Dome 2を実際に使用して登山してきました。
レビューというほど大そうなものではないですが、Keb Dome 2を実際に使ってみての感想をざっくりまとめました。
まずは使った時の基本情報から。
時期:4月
場所:八ヶ岳行者小屋のテント場
気温:朝晩は-1℃ほど。日中停滞時はフリースやダウンがほしい。
行動時は薄いシャツ一枚で問題なし。といった感じ。
(ごめんなさい、ちゃんと気温測ってなくて。。)
周辺状況:テント場付近は雪がまだ残っている状態。
使用状況:Keb Dome 2(二人用)を二人で使用。
〜実際に使ってみて〜
①テント泊するうえでの究極の問題「夜のトイレ問題」
自分にとってテント泊で最大の問題といえば、夜のトイレ事情。
山で使うテントだと入口が片方にしかないものも多く、
夜トイレに行く時に、スヤスヤ寝ている相方を乗り越えなければいけないという問題が発生します。
さらに、もれなくそういったテントは天井が低く、言わばミッションインポッシブルのトム・クルーズばりの動きが求められるのです。
しかし、そこはさすがKeb Dome 2。
両方に入口があるのはもちろん、前室も非常に大きい。
深夜の山奥で一人ミッションインポッシブルをする必要はありませんでした。
(皆さんはテント泊するとき、トイレ問題どうしてます?気を遣いすぎ?)
②大きいのに張るの一瞬
FJALLRAVENのドームテントは本国スウェーデンでもハイカーによく使われているテントで、スウェーデン北部のトレッキングルートでもよく見かけました。
僕にとってそんなFJALLRAVENのテントの印象は当時も今も「大きい」の一言。山の中であんな大きいテントで寝たら最高なんだろうなと。
でも、一般的には大きくて快適なテントほどたてるのがめんどくさいし、重量もネックになることが多いのも事実。そういった理由からこういった大きめのテントを敬遠する人もかなりいるんじゃないでしょうか(正直自分もそうだった。)
でも実際に使ってみて、たてるのに要した時間は3、4分ほど。
今回は二人だったので楽々でしたし、
一人でも難なくたてられそうでした。
設営の簡単さの秘密は、FJALLRAVENの公式HPでもまとまっているので、
良ければそちらもご覧下さい。(「ノルディックピッチ」がキーワード🔑)
http://fjallraven.jp/news/2020/04/18/3434/
③蚊帳の機能がめちゃくちゃ便利
Keb Domeシリーズに備わっている便利な機能、「蚊帳」。
入口のフライシートは開けて、蚊帳のみ残すことが可能です。
(これは、Abisko Domeシリーズにはない)
今回は気温も低かったので、湿気を逃がす時に少し使っただけだったのですが、
冬よりもこれは夏の登山やキャンプでかなり活躍するだろうなと感じました。
というのも、よく夏にキャンプや登山でテントを使う時に、
入口を開けて涼しくしたいけど、開けたら開けたで虫が入ってきて鬱陶しいみたいな時たまにありますよね。
そんな時にこの機能が地味~に重宝するだろうなと。
④意外とレビューが少ないカラー「UN BLUE」が実は渋い
最近は日本でもキャンプ場やテント場で、
FJALLRAVENのテントを使ってくださっている方がいて嬉しいです!
InstagramなどでFJALLRAVENのテントを使っている方の投稿を見ると、
カラーはPine Greenが人気なんですかね。木々に溶け込む深緑が良いですよね。
一方、意外にもUN BLUEはあまり写真がなく、
「実際どんな色なの!?」という方も多いと思います。
ということで今回はあえてUN BLUEを使ってみました。
実際に使ってみて気付いたこととしては、
意外にも落ち着いた青だったのと、
遮光性も良くテント内で快適に過ごせたこと。
今回は雪の上だったこともあって、
より青が映えてスタイリッシュでしたよ。
〜最後に〜
こんな感じでまとまりのないざっくばらんなレビューでしたが、
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。
決して今時の最軽量を謳ったテントではないですが、
快適性の良さがとても印象的なテントでした。
広い前室が2つあることから感じられるこのラクジュアリーさを
是非自然の中で感じて頂きたい!!
個人的には、
起伏の少ない山域での利用やロングトレイルでのハイキング、
オートキャンプにも抜群に相性が良さそうだと思ったので、
また違う環境でも使ってみたいなと思いました!