久しぶりのスウェーデン
FJALLRAVEN by 3NITY TOKYOの桝尾です。
私事なのですが現在1ヶ月ほどお休みを頂きまして、
スウェーデンに来ています。(もうすぐ帰国します)
自分にとっては約2年ぶりと久しぶりの滞在で、
街の様子や、店や家の匂い、食べ物をはじめ、
毎日、些細なことからスウェーデンを感じる日々を送っています。
思い返せば、
大学時代に留学先をスウェーデンに決めたところから、
留学でスウェーデンを知り、留学後も何度か再訪。
そして、今はFJALLRAVEN by 3NITY TOKYOのスタッフとして
働いています。
日本からは遠いですが、でも気づけば、
常にスウェーデンに関わる毎日を送ってきたことに気づいて、
もしかしたらスウェーデンが好きなんじゃないかなと今更感じております。
ということで、
今回はせっかくなので、誰からも頼まれていませんが、
自分が思うスウェーデンの好きなところを3つ勝手にご紹介していきます。
①割とどこでも始まるディスカッション
一枚目のこちらは、カフェでの様子。
今いるルンドというスウェーデン南部の町は、
欧州では有名なルンド大学という大学がある学生街といった感じの町で、
こういった学生たちをよく見かけます。
動画ではないのでわかりにくいですが、
彼女らはスウェーデンの政治の話をしていて、
政党が掲げる政策内容に納得がいかないことなど、
結構な熱量で話し合っていました。
割といきなり始まるこういう話し合い(特に公共の場での)は、
自分もルンド大学に通い始めた当初は衝撃的でしたが、
今思えばルンド以外でも結構見かける
ある意味スウェーデンらしい光景と言えるのかなと思います。
ちなみに、帰る支度をする3人の手元に目をやると、
もっていたのは薬学部のテキストで、
議論していたのは別に政治専攻だからとかではなく、
やっぱりごく普通のことみたいです。
②環境問題への意識
二枚目のこちらはスーパーから。
スウェーデンのパッケージデザインも好きですが、
今回紹介したいのはこの商品。
私も初めて見たのですが、
これはじゃがいもを原料にした植物性のミルクだそう。
ジャガイモからそんなに液体が出てくるのかということと
それが果たして美味しいのかどうかという疑問は一旦置いといて、
一消費者としてサポートしたくなる商品が多いのも好きな所の1つです。
こういった商品が出てくるのは、おそらく消費者にウケるからであって、
それは、スウェーデンで環境に配慮した商品選びをする人が多いことを暗に示しているのかなと感じました。
ちなみに、我らがFJALLRAVENもそういったブランドの1つですよね。
誇らしい。
③パンクな一面も
3枚目のこちらは、信号機の柱に貼られていたステッカー。
日本で「北欧」や「スウェーデン」と聞くと、
可愛らしい雑貨や高い幸福度などが連想されることが多い気がします。
そういったある意味ユートピア的な印象に
帰国後はかなり疑問を覚えたのですが、
スウェーデンも他の国と同様完璧ではないんです。
現地の友達と話をしていても、
実際スウェーデンでも人種差別や環境問題への対応などをはじめ、
まだまだなところもあるよという話をすることもありますし。。
話が逸れましたが、
上の写真のステッカーはというと、
2つとも政治的なメッセージが込められていて、
上は資本主義が環境破壊に寄与していることへの批判、
下は先住民族サーミ人への不当な対応に関しての抗議を意味しています。
もしかしたら若者が多いルンドだからかもしれませんし、
なかなか辛口なアクションなので賛否両論あるかもですが、
政治への高い関心と問題解決への本気度に脱帽といった感じでした。
特に環境問題に関しては、
やはりかなり進んでいる印象を改めて感じたので、
自分も帰国後、今一度意識しようと思いました。
最後に
だいぶまとまりのない文章になってしまいましたが、
いかがでしたでしょうか?
現地の雰囲気がちょこっと伝わっていれば嬉しいです。
引き続き今後も、
今回の滞在に関しての投稿をあげようかなと思っていますので、
ご興味ある方は是非。
FJALLRAVEN by 3NITY TOKYO 桝尾