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釣り遠征はいつも荒れ模様

FJALLRAVEN by 3NITY ルクア大阪の池田です。

2月に入り、モンスターフィッシュを求めて釣り遠征に行ってきました

移動は基本遠征費を抑えるために夜行バス
同行者と同じバスに乗るはずが翌日には予約がすべて埋まってしまい自分だけ前乗りで東京へ

昼の便に乗り込み出発
遠征の日はいつも悪天候、その日も東京が大雪の予報で無事たどり着けるかハラハラ
悪天候スタートでいつも通りの安心感と「今回の遠征も平穏無事には終わらないんだろうなぁ…」と予感させてくれる。

前乗りで宿を提供してくれる友人と21時頃に落ち合う予定が雪の影響で20分遅れで到着


とりあえず到着できてよかった。東京は雪から雨に変わっていた。


約束まで1時間の余裕がある。
何度も来ている東京駅にこんな綺麗な所あったんだな~
と思いながら 釣り餌調達のためにバス内で調べていた店に向かうが一向に見つからない。
住所通りの階に行くも別の店。
マップを開き全体で確認

あ、降りる駅間違えた。

餌を買い、駅に送っていた釣竿の回収予定が総崩れ
余裕のあった時間が一気になくなった。
今から東京駅に行っても鮮魚店には間に合わない
餌の確保は生命線。
マップを開いて小田急ハルクの鮮魚店へ雨の中猛ダッシュ
フェールラーベンがなくなってからまたハルクに行くとは思いもしなかった。

鮮魚はギリギリ残っていたが高い。これが東京物価なのか…
買い渋っていたらおじさんがおまけしてくれた。

急いで東京駅に向かい閉店3分前、何とか竿も回収に成功!

最寄り駅で待ち合わせ予定だった友人が東京駅まで迎えに来てくれ、夕飯は友人オススメのラーメン屋に連れて行ってもらった。

睡眠をとるべく友人宅へ、到着時刻は深夜0時
明日6時過ぎに待ち合わせの横浜へは片道2時間程。
4時間睡眠を取れる所2時間の仮眠でラーメン2軒目に向かう。
ラーメン馬鹿が揃うとこうなってしまうのだ。

胃にラーメンが残る中、オススメされるがままチャーシュー麺を注文した。「ここ通常量が結構おおいんですよね~」と注文後に言ってくる畜生である。友人はちゃっかり小を頼んでいた。

胃袋の拒否反応と戦いつつ無理やり詰め込み
車を走らせて遠征メンバーと合流。

遠征先の船が出る時間まで釣りをして時間を潰す。


夜になり今回はいつもと違う港からの出発

横浜夜景めっちゃ綺麗やん
など思いながら再度パッキングをして船の到着を待つ

船に乗り込み荷物を置いた後は充電が切れたかのようにいつの間にか寝ていた。


朝、船内アナウンスで目が覚めた。
到着までには30分ほど時間がある。
装備と天気をチェック、到着初日の天気は雨から曇りに変わり、良好なスタートと思いきや風速は10mである。
そんなに遠征は甘くない


到着後、さっそく予約していたレンタカーを受け取り漁港の様子を見て回る。
最初に顔を見せてくれたのは安定のウミガメ様
餌に食いついてこない事を祈りながらパシャリ



前回より水温が低いのか魚影が薄い…

場所を決め釣りの準備開始、今回のターゲットを想定してリールのドラグチェック。
ドラグの強さを確かめながら釣り竿をゆっくり曲げていく
その途中 ”ミシ…ッ メキメキ!!”   え??
噓でしょ、まだ全然負荷もかかってないのに!
使用回数2回、釣り竿のグリップ深部にまで亀裂が…

5センチぐらいいってます。。

代わりのマグロ竿はあるが、大きい亀裂はグリップ部分のみ
耐久テストも兼ねてへし折れるまで使う事にした。

準備した仕掛けを投げ込みしばらく待っていると
ゆる~くラインが引っ張られた。
魚がいるかラインを張って軽く聞いてみるも柔らかい根がかりのような感触
海藻か?と思いながら引っ張っていると ズル!っと動いた
間違いなく一年に一匹は釣っておきたいあいつだ!
根に巻かれないように全力で巻いて抜き上げた

おひさしぶりです
釣れて嬉しいけど一投目で仕掛けはぐちゃぐちゃ、組みなおしに…

再度投入後、別の釣り竿で暇つぶし
ググっと勢いよく引っ張ったのはショウサイフグ

二匹釣り上げたあと、反応があったのは夜

投げ込んでいた仕掛けに小さい当たりが何度かあり
確認しても餌だけ取られている状況が続いた。

さすがに餌が勿体ないと判断して置き竿から手持ちに変え
小さな当たりが出た瞬間に全力でフッキング!のった!!
ラインが切れないように慎重にファイト
姿を現したのは…

ドチザメ! きゅーと!

夜になってから魚っ気が出てきて立て続けにヒット!

イズヒメエイ でかい… 最大近いか?


その後も強風の中釣りを続けていると
20時ごろ、同行者の釣り竿に今までとは違う反応が。

餌を食べている事を確認後、思いっきりフッキング!
ギャーーー!っとすごい勢いでラインが出ていく
今回のメインターゲットで間違いない!

マグロ用の釣り竿が大きく曲がり全体重を掛けて魚を止め
巻き上げる。繰り返すこと10分ほど
見えた姿が大きすぎる……
3mほどに見える巨体 ここからが大変だった

その時の天候は強風、雨、海の酷いうねりで大荒れ
引き上げるためのロープを掛けるためにハシゴを降りギャフを掛け、釣り竿で耐える。
現地に住んでいる友人がロープを掛けようとしてくれるが
波のせいでうまくロープを掛けられない。

うねりで100キロはあろう巨体が海中に引っ張られる。
ギャフに結んでいた細いロープは切れ、マグロ用の釣り竿は発砲音のように鳴り響き折れた。

アクシデントでパニックにならず素早く残った釣り糸を掴み
ロープがかかるまで耐える姿勢を作るのは流石だった

釣り糸が擦れないようにレザーシューズを挟み込む
レザーにえぐりこみソールも切れ
うねりの上下で釣り糸は火傷するほど熱くなっていた。

格闘する事1時間半。
バツン という音と共に巨体が海に沈んでいった。
最後の糸も切れ、ロープも掛けられなかった
みんな満身創痍だったが終わった後は大爆笑

みんなで騒ぎながらファイトしている時間が一番楽しい

まだ時間があり再戦もできたが、ファイト中にちらちら見えていた青物らしき魚釣りにチェンジ最終日の餌を確保した。

50近いサイズ!


最終日は朝から強風の大雨


餌も贅沢にまいて1日粘ったが釣れたのはサメだけだった。

翌日の出船日、乗る予定の船が別の場所で入港失敗。
船が急遽変わるアクシデントに見舞われたが無事帰宅できた。

メインターゲットの全貌は見れず
今回も最後までアクシデントありの大荒れな遠征だったけど
やっぱりこのめちゃくちゃな遠征がめちゃくちゃ楽しい!

絶対リベンジするぞー!

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