茶道部って実際どんな感じなの？

ぶかつ【部活】とは
「部活動」の略。主に中学・高校の、スポーツや文化面で教科外に行う団体的教育活動。

今日は高校時代に所属していた部活、「茶道部」についてお話していこうと思います。

皆さん、茶道って聞くとどんなイメージを思い浮かべますか？
私の中での茶道のイメージは「静かそう」「緩そう」というイメージでした。

中学時代、かなり厳しめな部活に所属していたトラウマがあって、
高校では絶対に緩い部活に入ろうと決めていました。

体験入部で和気あいあいとしていて楽しそうな雰囲気だった茶道部。
平和そうだしお菓子も食べられる素晴らしい部活だ！と思い入部を決めました。

しかし実際に入部した感想は、確かに運動部よりは緩いけど思ったより厳しいというものでした。
特にお稽古中は入部前のような和気あいあいとした雰囲気は一切なく、しーんとしていました。
喋って少しでもうるさくなると、先生からの怒号が飛んできます。

他の部員のお点前を見ている分には黙っているだけなのでまだいいのですが、自分のお点前の番が来るのが地獄でした。

歩くと「一畳4歩で！」「へり踏まない！」と叱られ、お道具を持つと「持ち方が違う」「そっちの手じゃない」、立とうとすると「立てる足違う！」「回る方向逆！」…

とにかく動くたびに何か言われます。（私がポンコツだったからかもしれません）

いちいち動作が細かいし謎の動き多いし意味わかんないというのが入部して1ヶ月経った頃の感想でした。
「清める」という行動がとにかく謎だったのを覚えています。

でも、なんやかんやで続けていくうちに謎だと思っていた動作にも慣れていき、
次第に茶道というものに馴染んでいきました。

慣れってすごいですね。

今ではコーヒーを淹れるノリでお茶を点てるほど、茶道が日常の一部として染みついています。

お茶が好きすぎて、去年は山頂でお茶を点てました。
（風が強く、お茶が吹っ飛ぶので山頂での野点はオススメしません）

慣れない環境でも、思い切って飛び込んでしまえば意外と順応していくんだよっていう経験談でした。（？）

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