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雪虫という生きもの

この時期ってほんと温度調節難しいですよね…
寒いだろうと思って厚手のカーディガン着て外に出ると大体暖かいし、
暖かいだろうと思ってアウターを着ないで外に出ると大体寒いんです。

街行く人々の恰好を見ると結構もこもこのアウターを着ている人もいるし
薄手のシャツ一枚でうろちょろしている人もいる。
たまに半袖の人も見かけます。さすがに寒そうです。

秋と言うのは難しい季節です。

といいつつも私は結構秋が好きです。
四季で言うと2番目に好きです。

理由は柿とブドウが食べられるからです。

あと、適度に涼しいからです。
温かいココアや肉まんを外でおいしく食べられるのは秋の特権だと思っています。

ただ、唯一許せないポイントがあります。
それは「雪虫」の存在です。

見た目は白いモフモフがついた可愛い虫なのですが、
あいつらはすぐに口や鼻に入ってくるしすぐに死んでしまいます。

自転車で田舎の道を駆け抜けたことのある人ならきっとあの苦しみを分かってくれるはずです。
雪虫たちはのろのろと飛んでいて瞬発力がないので全然人間の事を避けてくれません。
容赦なく口に入ってきます。

今年はマスクがあるから口や鼻に入ってくる心配はないと思っていたのですが、あいつらはなんと目にも入ってきます。
今朝は通勤中に目に入ってこられて、しばらく目がいずかったです。

さらに雪虫たちはすごく弱いんです。
雪虫がいる道を通って家に帰ると大量の遺体が服についています。

なんか申し訳なくなります。

どうしてあいつらはあんなに弱いんでしょう…
不思議な虫です。

ということで雪虫について少しだけ調べてみました。

まず、雪虫はアブラムシの一種らしいです。
雪虫の白いモフモフは蝋、つまりアブラらしいです。

そして寿命はなんと一週間。
セミのようですね…

しかも熱に非常に弱くて、一度どこかに付着するとそのまま死んでしまうみたいです。

激よわです。

さらに雪虫は北海道に出没することが多い虫らしいです。
本州の方、見たことありますか?

口に大量に入ってくるあの不愉快さを味わうことがないと思うと羨ましいような、秋の風物詩が見られないのは少し寂しいような気もします。

北海道にしかいない虫だと思うと大切にしなくては…とも思わされますね。

まだまだ雪虫が飛ぶ日々が続きそうなので、しばらくはメガネをかけて外に出ようかなと思います。


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