突発弾丸シャニマス6th初現地奮闘記 前編
これは、
「THE IDOLM@STER SHINY COLORS 6thLIVE TOUR Come and Unite! Fantastic Fireworks」
に急遽両日現地初参戦することとなった、まだ翼を持たぬシャニマスPのたまごの奮闘記である。
事の始まり
2024年4月20日 16:02
その時私アンスズPこと燕子花ようちゅうは、SideMにおける担当ユニットの一つであるHigh×Jokerの新ストーリーを浴び切り滂沱の涙を流していた。
あまりに素晴らしかった。通話を繋げて同時に見ていた親友と一緒にびっしょびしょに泣いた。
心がぽかぽかになり情緒はずたずたになり、心地よい疲労感と共にふとXを開いたその時とある友人のポストが目に入った。
今日はシャニちゃん6thライブの当日であることは分かっており、ミリオンちゃんの10th全通で一生の思い出と共に銀行口座に受けた甚大なダメージによりここは静観を決め現地組の友人たちにエールを送っていた。
とはいえ担当であり最推しの甜花ちゃんとりょんちゃん(前川涼子さん)にお会いしてみたい気持ちは大きかったし、担当であり憧れのふゆと幸村さんをひと目見たい想いはあった。
そんな中現地にいるであろう友人のポストが気になった。ぼっち参戦になってしまった、との事。
彼の連番者も私の友人なためどういうこと?????となり聞いてみると連番者が急遽来られなくなってしまったとの事だった。
恥ずかしながら私には幼少期から温め続けている救世主願望がある。
念願だったであろうシャニ初現地に行くことができなくなってしまった友人の性格はよく、よく知っている。今頃彼は後悔と申し訳無さとままならなさとそんな色々な気持ちにぐちゃぐちゃにされて部屋で一人膝を抱えていることだろう。
こうしちゃいられるか。
今すぐ家を出たところで会場であるKアリーナ横浜に到着するのは開演から随分と経った頃だろう。それがどうした。
一緒にハイジョのストーリーをみながら隣でまたべそべそ泣いていた夫に理由を説明し行ってきなさいの言葉を貰った私は5分で着替え5分で合同ライブのタオルと先週のファンコンに持っていったペンラセットを引っつかみ、その間に夫が用意してくれたふゆと甜花ちゃんのアクスタを握りしめると家を飛び出た。
ようちゅうは走った。
ハイジョくん達に背中を押してもらいながら走った。
来られなくなってしまった友人の想いごと抱えて、走った。
※これはシャニマスライブレポートに見せかけた自分語り奮闘記です
※シャニちゃんは担当こそ決まっていますがゲームはほぼ未プレイです(知識0でふゆのウイングをとりあえずやってみて2クール目?でゲームオーバーになった)
※6th大阪は両日配信視聴済みです
※過去ライブ映像は友人にそこそこの数を観させてもらっており、曲もそこそこは知っています
※越境大好き5ブランドPなので軽率に他ブランドの話を交えます
辿り着くまで
あせあせになりながらなんとかKアリーナの入場口が見えた時ようやく張り詰めていたなにかがゆるんだ。ここまで来たらもう焦っても仕方ない。SideM、ミリオンに続き早五度目のKアリーナだ。
キッチンカーの周辺にだけたくさんのスタッフの方が集まっており、ライブの真っ最中だというのに階段に二人だけいる同僚と思わしき男性がUOを振り回している。会場からは目には見えない熱のようなものを感じるのに、この場所は当たり前に静かすぎる。異様な光景だ。それを、心に焼き付けた。
入場を済ませるとスタッフの方が飛んできてこちらが尋ねるよりも先にゲートの案内をしてくれる。ゲートの前のまた別のスタッフの方が、お席までご案内しますとライトで足元を照らしながら誘導してくれる。
Kアリーナのスタッフさん本当にありがとうございました!!!
さて、座席の場所は連番者より事前に連絡が来ていたので知っている。
Level3、下手寄りの3列目だ。
いつもなら飛び跳ねて喜ぶいわゆる神席だが、私は落ち着いている風に見せて完全に静かなパニックに陥っているのでとにかくスタッフさんに続いて暗い階段を下るのに必死だ。
だって、だって、ライブなんて応募する瞬間からステージ上に演者さんのシルエットが見えるその瞬間までずっとどきどきそわそわし続けるものであって、何十日も前からお手紙や名刺やネイルや参戦服やバッグを一生懸命考えて準備して、曲の予習もしてコールも完璧にして、そうして挑むものなのに。少なくとも最近の私にとってはそういう、人生の一大イベントだったのに。
なんで今私はなんの準備も心構えもないままKアリーナにいるの!!!!!!!!
それにしても階段が長いのなんの。
Level7登山ならぬLevel3下山だ。
静かなパニックを押し殺しつつ下山を続けようやく3列目に到着した。スタッフさんに深く一礼する。
完全に盛り上がりきっていたのに道を開けてくれる同僚達の前を赤べこの如くぺこぺこ頭を下げつつ通り抜ける。運悪くど真ん中の席だ。パニックが極まり私にはまだ音も聴こえていなかったのだけれど、ライブ中の恐らくいい感じの所でご迷惑をおかけしてしまい本当に申し訳ない。
ようやく連番者の友人の顔が見えた。だめだ、緩むなまだ泣くな。
お察しの通り私はかなりの泣き虫です。
2024年4月20日 18:19
そうして実に開演より一時間弱遅れにして辿り着いたその場所で顔を上げた瞬間、
1.とある英雄たちの物語
私はL'Anticaを"見た"。
肉眼で表情すら捉えられそうなその距離に、眩すぎる光を一身に浴びた彼女達が居た。
本当にそこに、居た。
絶句した。
鞄からペンライトを取り出すことも出来ない。
アンティーカさんがそこに居る。
あのアンティーカさんがそこに居るんだ。
希水しおさんが、いや、三峰結華さんが叫ぶ。
下手側の、正にこちらに手を伸ばしながら叫ぶ。
アンティーカとしての生き様を全身全霊で叫ぶ。
うそだろ、と誰にも聞こえない声が漏れた。
全員の口上を噛み締めた後、ようやく聴いたことのあるフレーズが耳につきこれ好きな曲だ!!!!!!と大興奮した。
Yes yes yes my lord oh
Yes yes yes my lord !!!
ええ、私の閣下!!!!!
たーのしーーーーーーーーー!!!!!!
私は!今!ライブに来ている!!!!!!
やったーーーーー!!!!!!!!!!!
IQがぐっと下がった。ようちゅう復活の瞬間である。
ようやくペンラを一本だけ鞄から引っぱり出し周りの同僚と一緒に声を上げ最初から大はしゃぎである。
だが、復活したのもつかの間またもや絶句する事となった。
2.Imitation Ghost
ふゆが、いる。
私の憧れの偶像が、そこにいた。
びっくりしすぎて変な涙が出た。
慌てて合同タオルを引っぱり出し肩にかける。
未だパニックではあるが身体は勝手に音楽に合わせて揺れていく。
StrayLightに酔いしれる感覚がこれか。
アイドルの、音楽の、全力の力って偉大だ。
ふゆを認識してからの記憶があまりないのだけれど、とても素晴らしいものを見た気がする。
MC
脱力するように初めて椅子に腰掛ける。
連番者の友人に良く来たねと言われ本当にねと返す。
にこにこ嬉しそうにしてくれて私も嬉しい。飛んできてよかった。私は連番者の孤独も救いたかったのだなとその時ようやく気付いた。大げさだしこっ恥ずかしいから絶対に口には出さないけれど。
なにはともあれ、MCを楽しみながらゆっくりと残りのペンラの準備をし、落ち着いて水分補給をし、さあここからのバラエティパートを全力で楽しもうじゃないかと前向きな決意をした!
3.Hide & Attack
………いやいやいや
いやいやいやいやいやいやいやいや
いやいや、
え???????????????
何してくれてるの???????????
前向きな決意くんはどこかへ行きました。ばいばい。
さっきふゆに出会ったと思ったらまたすぐにふゆが襲いかかってきた。しかも大好きな曲で。なんのホラーだ。
大勢の他ユニットのアイドルを引き連れているが申し訳ない。ふゆしか見えなくなっちゃった。
オリメンがたった一人だけというこの構図、大好物です。SideMプロミのインテリサマホリを思い出す。あれは良性のトラウマとして刻み込まれているが、このHideは最初こそ絶句したもののとにかく気持ちが良かった。これまでにはない、プロデューサーとしての心がむくむくと育っていくのを感じる。
どうだ、うちの黛冬優子は最高だろう?
担当への誇らしさを教えてくれてありがとう。
勝手にパニックになったり怯えたりドヤ顔したり身勝手な生き物だ。
とはいえさすがにもう少しセトリに手心を加えてください身が持ちません……。
4.Fashionable
花道の下手端、目の前に、美琴さんがいる。
ほんとほんとににめのまえ、すぐそこ、これはさっきの、たった一人のふゆ枠だ。
大爆発。
こんな機会はもう二度と無いと美琴さんを食い入るように見つめる。
これまで映像で観てきたFashionableよりも、美琴さんは軽やかに見えた。
それはにちかちゃんと二人だけでの完璧な世界を今は作らなくていいという自由さと、たった一人のオリメンであるという重圧を自信に昇華させたプライドが生み出す軽さなのかなとにわかは勝手に解釈した。本当に何も知らないので何もかも間違っていたら笑ってください。
SHHisを背負い、一人の"彼女"としてのパフォーマンス。
圧巻でした………。
一瞬一瞬の所作に見惚れ、ふと見せる伏し目がちな笑みに心を奪われ、サビでカチッとスイッチが入る瞬間に痺れた。
Wow…の煽りを真下のアリーナから、目線の高さにいる我々から、Level7の一番後ろの席に届くまで全方向に振りまいていた。
緋田美琴さん。山根綺さん。覚えました。焼き付けました。
後に彼女は2日間通しての担当を除いた個人的総合優勝者となります。
樋口円香さんとのシナジーはみじんも分からないので敢えて全く触れませんごめんなさい!!!
5.Dye the sky.
イントロで分かる曲ばかりで嬉しい。
きょろきょろと甜花ちゃんを探すと上手側の横の花道にあの特徴的なフードを見つけた。遠いからシルエットが小さい。後姿が雪見だいふくみたいで大変かわいい。
念願の最推し、りょんちゃんとの初邂逅はDye the sky.でした。なんで?
目の前の通路には霧子さんが見える。甜花ちゃん、霧子さん、Dye the sky.、おもしろいですね。
サビの最後の歌詞で打ち破りキックを放つ甜花ちゃんを目撃する。ひゃっ、みたいな声が出ました。とても良いものをみた。
我は満足だ。
6.ラビリンス・レジスタンス
DJパートが始まった!
小糸ちゃんちっちゃくてかわいいねえ。
ただのメドレーやリミックスじゃない演出にシャニちゃんのエンターテイメント性を感じて感心する。かわいいDJパートになるのかな!
なんてにこにこクラップをしていたらルカが一人で出てきてなんかめちゃかっこいい曲を歌い出した?!
こ、小糸ちゃん?????私は小糸ちゃんを履き違えていたのか???
しかしルカの歌声の存在感は凄い。会場を完全に自分の色に染めていた。小糸ちゃんを添えて。
嘘をついた、引き込まれすぎて小糸ちゃんの存在を忘れていた。
異次元の絡みが見られるのかと思ったらルカさっさとすっこんじゃった。まあ、それもそうか。
良いものをみた。
7.デビ太郎のうた
現地初アルストロメリアはデビ太郎のうたでした。
デビ太郎のうた????????
おっけーデビ太郎のうたね!!!
順応していこうね!!!!!
デビ太郎のうたやったー!!!!!!!
デビ太郎さんの動きはシュールでかわいくてすきだ。デビルというよりはブルーベリーのおばけにみえるけど。
このパートの真価はDJブースに全員が集った瞬間にあった。絵面がとてもかわいい!!!!!!!
デビ太郎さんも来られたら良かったのにね。
DJデビ太郎さんもいいんじゃないですか。
DJ茜ちゃんと勝負しましょう。
とにかくアルストロメリアさんがかわいすぎて目が可愛くなった。
8.星をめざして
知っている!あさひちゃんのソロ曲だ!
音とテンポがかわいらしくてすきだ。
歌うのはイルミネちゃん。
星を目指すのはアイマスの根源みたいな所があるので、信号機ユニットとの親和性は文句なしに素晴らしい。
最後の星になれたらいいのに、という歌詞が印象的だった。
あさひちゃんのソロ歌唱、観てみたいですね。
我儘なまま円盤はよ。
9.一閃は君が導く
やきうが始まった?!
やきうの時間だああああああああ!!!!!
私は(瀕死の)やきう民なので勝手に嬉しくなる。
今日の先発は有栖川夏葉選手と七草にちか選手。
互いに引けを取らない圧巻の投手戦でKアリドームを沸かせた。
私は涼本あきほさんがとても好きなので、楽しそうにやきうされていてにこにこなった。
夏葉さんとにちかちゃんの関係性は全くわかりません教えて有識者!
いやまてよ、むきむきなんとか……??
10.ダブル・イフェクト
大大大大好きなんですこの曲……!!!
聴けるとは思っていなかった喜びと、本家で聴きたかったなという素直すぎる気持ち。
仕方ないです。アルストロメリアは憧れなので。
『キミのためにずっと
笑っていよう』
本家に歌われたら100%号泣しながら崩れ落ちていたと思われるこのパート。
円香さんと美琴さんのプロデューサーさんの今のお気持ちが知りたいような、知りたくないような。
11.フェアリー・ガール
担当が妖精さんになりました。
私はSo Luckyな人です。
真乃ちゃんPも霧子さんのPもSo Luckyな人です。
早く甜花ちゃんにとってSo Specialな人になりたいものです。
私にとって全ての担当アイドル(5ブランド総勢9名)はあまりにSo Specialな人ですよ。
小糸ちゃんもDJお疲れ様でした!
それにしてもかわいいは世界を救うね。
12.輝きにかわる
DJパートが終わってもメンバーにバラエティ感が?
少し考える。
あ、オファー曲というやつだ!
違うオファー曲の投票期間中にフォロワーのお友達がブチ切れていたのが印象的だったのでなんとなくの知識がある。
投票で決まる楽曲は独特の難しさがあるよね。
ただの人気投票になってしまったら残念だもの。
私はミリオン10thAct-1の名刺交換中にミリオンキャスティング可奈初当選おめでとうございます!と声をかけて貰いとても嬉しかった経験がある。
色んなアイドルのPさんにそんな素敵な瞬間が訪れるといいなと思う。
話が逸れたのでライブレポに戻る。
結論から言う。
『輝きにかわる』
優勝だこんなもん。
完璧すぎて言うことがない。
レポなので言うけどね。
3人それぞれの個性が歌声やパフォーマンスに調和していて圧巻だった。
これに関しては演者さんあってのものだと強く感じたのであえてそちらで呼ばせていただく。
菅沼千紗さんはややダウナーに伏し目がちに、なのに動きに無駄がなく洗練されている。一生見ていられる美しさだ。
岡咲美保さんは甘くガーリーに、と思いきや自分に自信がある女性特有の牙を垣間見せ刺される。歌い方の技術がすんごい。
黒木ほの香さんは…もうあんなの、
黒木ほの香さん史上一番魅力的な彼女の瞬間を私は見たのか???
と思ってしまうほどのパフォーマンスだった……。音とリズムの取り方が完全に癖です。
もう素晴らしすぎて、観て!!!としか。
結果的に両日やってくれたんですけれど、二日目嬉しすぎて一瞬時が止まったもんね。
あとは純粋に曲が好きだ。
私の語彙では限界がある。とにかく観てくれ。
はあ、すごいものをみた……。
13.ONE STAR
やったーーーーーーーー!!!!!!!!
この曲が発表された日に愛依ちゃんPの親友からこれだけは聴いて欲しい!!!と教えてもらって聴いていたので、現地で聴けて本当に嬉しかった。
ストレイでもない、ソロでもない、また違うふゆを提供されて美味しくて噛み噛みする。今日はふゆのフルコースだ。
強くかっこいい愛依ちゃんと、凛々しくそれでも太陽のような果穂ちゃんとのバランスも好きだった。
そういえば私はストレイさんの気配があると自然とUOを折りたくなるらしい。今日ストレイ関連でしかUO折ってないもの。
こういう気付きは新しい現場ならではですね。
14.GOTCHA
すきすきすきすきすきすきすきすき
こんなの楽しくて仕方ないやつじゃん!!!
天才!!!!!!!!!!!!!!!!!!
大好き!!!!!!!!!!!!!!!!!
現地のみーんなーーー!!!来られてよかったね!!!!!!!!!!!
意味わかんないくらい楽しかった。
ポップでキュートでいっぱい動くめぐるちゃん。
やや低めのトーンできちんとかっこかわいい樹里ちゃん。
強さと軽やかさを兼ね備えたカリスマあさひちゃん。
3人ともそれぞれ個性が出ていてとても良かった。
二日かけて徐々にコールを覚えていけたのも嬉しかった。
ああ楽しかったな…… 。毎ライブやろうこれ。
15.無自覚アプリオリ
これは楽しいわ。
私は格好良い曲よりも元気なアイドルソングのほうを好む傾向にあるが、なるほどコメティックさん達が人気な理由がわかった。
強い音に強い歌詞。アイドルのあり方に定義はないけれど、異質すぎてこれまでは圧倒されていたが。
大衆を沸かせるものには必ずどこかに説得力があって、コメティックさんの場合それはライブにあると強く感じた。
目が離せない。なんだか少し怖いのに、体が勝手に動きペンライトを振り上げる腕が喜んでいる。なにより心が、彼女達の全身全霊のパフォーマンスを楽しんでる。
コメティックさんで"楽しい"という気持ちになるのは驚きでしたね。
本当に奥が深い、アイドルマスターシャイニーカラーズ。
16.Unsung Heroes
変調子すぎて混乱した。
物語性が強すぎて初見では何を歌っているのか全く分からなかった。
大丈夫です。私達オタクという生き物はその手の難しさに喜びを覚えるもの。
そして歌詞を紐解くのは私の趣味の一つです。
天空橋朋花さんの『Moonrise Belief』が解けた時の感動がすごかったように。
アンティーカさんに手を伸ばしてみたくなった。
負けず嫌い、なんでしょうね。
ということで課題曲の一つとなりました。
17.Start up Stand up
満を持してのStrayLight。
あ!これデスボイスの曲だ!
よし、やっと心に余裕を持って彼女達を堪能できる。
そんな安心感すらあった。筈だった。
下手側に配置された黛冬優子。
3人でフォーメーションを複雑に入れ替えつつ立体的に魅せるパフォーマンスとは違い、それぞれが距離を取って前だけを向いて歌い踊っている。
私は偶然にもストレイだと幸村さんのダンスが一番好みだ。
食い入るように真っ直ぐふゆだけを見つめているアンスズPに異変が起こり出した。
………私は今"黛冬優子"を浴びている。
ここに来て、ここまで来て、あの静かなパニックの再来だ。
私とふゆの出会いはアイマス合同ライブの予習期間まで遡る。
当時SideMとシャイニーカラーズの事を殆ど知らない状態からの予習の第一歩に、私はそれぞれの公式四コマ漫画を全て読みキャラクターを知ろうという選択肢を取った。
楽曲を覚えるよりも先にアイドルの名前を覚えなんとなくの個性を掴んでおきたい。プロデューサーらしい発想だと我ながら思う。
そこで出会ったのがふゆだった。4コマ漫画を全て読んだだけなのに、この子しかいないんじゃないのかという確信めいた早とちりをしたくなるほどの出会いだった。
プロ意識の高さと聡明さと地に足がついている安心感に惹かれた。彼女が覚悟と決意を持ってトップアイドルを目指して本気で走っていく姿を隣で見守りたいと思った。
ふゆに対するプロデューサー目線としての一番強い感情は、どこまでもまっすぐとした"憧れ"だ。
ああなれたらいいのにとか、それに比べて私なんてとか、そういう個人的な感情が一切生まれる隙のない憧れ。
美しく眩しいものを見た時の純粋な感動に近い。
そんな憧れを今私は浴びている。
そう感じた途端涙が一気に溢れ出した。
自分がどれだけ彼女に焦がれていたのかを痛感しながら、それはもうわんわん泣いた。
うるうるとかじゃない。どばーーーーーだ。
いやあ、怖かった。さすがにびっくりした。
嬉しかったんだね私。よかったね。
終演後連番者に笑いながらあの曲で号泣するとは思わなかったと言われた。私だってそうだよ。デスボでメキメキしたかったよ。
スタスタの本来想定されているであろう楽しみ方とは全然違う楽しみ方(?)をしてしまった。そんな独特なレポはまだまだ続きます。
とにかく、
アイドル黛冬優子に出会えてよかったよ。
ありがとう。
18.僕らだけの未来の空
ノクチルさんの楽曲、すきです。
体が勝手に喜ぶ。
すーっと浸透していく感覚。
ポカリスエットよりイオンウォーターに近い。
真夏の空より初夏の空に近い。
どこまでも高く伸びやかな空。
一筋縄ではいかないユニットであることはなんとなく知っています。
知ってはいますが、楽曲とパフォーマンスから伝わってくるのは高く澄んだ気持ちの良い青空のような清々しいもの。
この構造がとても上手だなと思う。
きれいだけじゃないものを覗いてみたくもあるけれど、今は見て見ぬふりしてキラキラしたものだけ見続けているのもいいかなという感じ。
自由さと儚さ。お砂糖とスパイス。先輩と後輩。砂浜と海原。
奔放さとままならなさの入り混じったもの。それを青春と呼ぶのだろう。と、ノクチルさんは教えてくれるようだ。
何も知らないのに一生それっぽいポエムを吐き続けてしまう。
何が言いたいのかというと、とっても素適なステージだったよということです。
みんな最高にかわいい。衣装も本当にかわいい。
浅倉透さんの笑顔がとびきり好きでした。
19.Happier
ちっちゃい成長Chu→LOVER!!だ!!!!!!!
うれしい!!!!!!!
かわいい!!!!!!!!
いや本当にかわいいな……。
ギャップと表現するのは簡単だが、ここは彼女達の新しい一面を開拓する挑戦が大成功したと捉えたい。
天海春香の『I Want』の様に。
C.FIRSTの『来来美食』の様に。
新しい挑戦を経て、この度ここにかわいいSHHisさんが誕生した!
かわいいSHHisさんかわいい!!!!!
かわいいはいくつあってもかわいいのだ。
元々のかわいさを武器にしたにちかちゃんの本領発揮と見せかけて、涼しい顔でかわいいを振りまく美琴さんもいて。
お揃いのポニーテールが嬉しそうに揺れていた。
いつ♡が飛んでくるのかとびくびくしていたが最後の最後だった。
アイドルのファンサに怯えるオタクしちゃった。
二人の♡、ちっちゃくなんかなかった。
一曲分のかわいいを詰め込んだとびきりの♡だった。
アンスズPはかわいいで殴ると壊れます。
20.グラデーション
命拾いをした。
なにせ私は6th大阪の配信を仲間内8人くらいで集まって観ている時の『メッセージ』にもみくちゃにされて甜花ちゃんのプロデューサーになることを決意した人間だ。同等に『LoveLetter』にもよわよわである。二曲とも明日に持ち越しのようだ。明日だけでも友人が来られるといいのだけど。
結果的に両日参戦となるので、このあたりの話はまた後でします。
グラデーションからは初心に帰ったような等身大のアルストロメリアを感じる。ポップでかわいくて哲学的でほろ苦くて愛に溢れた前向きさ。
ミドルテンポの甘い音に乗せて3人が揺れるように踊っている。淑やかな千雪さん、可憐な甘奈ちゃん、愛らしい甜花ちゃん。アルストロメリアの3人は、アルストロメリアの花そのものみたいだ。
サビのダンスが可愛くて大好き!
最終ブロック、満を持してのアルストロメリアがグラデーションで良かった!
そんな感じで最後までにこにこきゃっきゃと楽しんでいました。楽しんでいたのに。
甜花ちゃん「プロデューサーさん、ありがとう………!」
アンスズPは崩れ落ちた。
私は6th大阪で甜花ちゃんから大きすぎる愛を受け取ってしまったから、それをお返しするために彼女のプロデューサーになることを決意したのに。
初めての現地で担当アイドルからありがとうを手渡されるなんてこと、あるんだね。
こちらこそ、ありがとうだよ。
出会ってくれて、ありがとうね。
泣きすぎてコンタクト取れるところだった。
21.ひめくりモザイク
放課後クライマックスガールズさんがこの手の楽曲もこなせるようになったらもう無敵すぎませんか???
大好きです、この曲。
あったかくて幸せになれる。未来が楽しみになる。優しさに泣きそうになっちゃうや。
『今日の色も入ってる』
嬉しいね……………。
ぴょんぴょん跳ねてフォーメーションチェンジするダンスがかわいすぎる。
全員余すことなく完璧にかわいい。
放クラさんが無邪気にかわいいを装備して襲いかかってきたのでアンスズPはひんしです。
無邪気かわいいの体現者絶対無敵果穂ちゃん、いやそんな笑顔されたら恋しますって樹里ちゃん、好きな女が好きな曲歌って踊ったらお手上げ夏葉さん(涼本さん)、えっちっちゃかわいっ笑顔かわいいちっちゃくてぴょんぴょんしててでもダンス美しくてかわいいえっ、
かわいすぎかーーーーーー凛世さん!!!!!!
というか凛世さんが、こちらを向いて踊っている!凛世さんかわいい!!ペンラを凛世さんカラーにして振り振りするかわいいからねかわいいは世界を救うからね凛世さんがこちらを向いて踊っているんだけれどえっ、
目が合っている???????????
私は今あの最強かわいい凛世さんのかわいいお目々に映っている?????????????????
オタクの妄想だと思って笑ってやって下さい。でも私は勝手に宝物みたいな思い出にします。凛世さん、ありがとう。
かわいかった…………………。
放クラさんのファンガやろうかな。
22.星が流れて
完璧。
あんまり語りたくない。
こういうライブのこういう終わり方、あまりに理想的です。
イルミネさんは見る度にやっぱりイルミネさんなんだと思わせてくれるのがすごい。
いちぽむとドラスタは自慢の信号機ですが、イルミネさんは憧れの信号機になりました。
色々と勝手に感情移入しすぎてびゃって泣いちゃった。
ありがとうね。
23.星の声
イントロの音がすきです。
美しい光景だった。
シャニちゃんは淡く美しい透明感が似合うのに、儚くはないのがすごい。
未来に向かってその翼を広げているアイドル達が眩しくてずっと側にいたくて、自分が生粋のプロデューサーであることを自覚する。
片翼くらいは生えただろうか。
24.わたしの主人公はわたしだから!
アンコールです!
お揃いのライブTにお着替えしてくれるの、ライブ感があって最高だ。(とはいえミリオンちゃんはやらなくてよろし)
Tシャツアレンジが高度すぎて女子力的なやつに慄く。
かわいすぎるんでもっとやって下さい。
泣き曲と噂の小糸ちゃんのソロ曲。
DJ頑張ったご褒美みたいで嬉しいね。
大好きで尊敬しているすごい皆とずっと一緒にいたいから頑張る。そこまではありふれたやつだ。
皆みたいだったらな。でも、私は私だから、私らしく頑張ろう!私は私のまま主人公になろう!
…なるほど。強い子だ。聡い子だ。
超かっこいいな。
担当プロデューサーでなくてもついつい応援したくなるものがある。
そしてこれからもずっと、ひたむきに頑張っている誰かの心の支えになり続けていくんだろうな。
そしてこの曲をユニットの皆と、283プロの皆と一緒に歌うのがまたいいですね!!!
隣でユニットの皆が聴いてくれて一緒に歌ってくれているのがとても良い。
そしてそれぞれのアイドル、それぞの人間ひとり一人が主人公なんだと教えてくれる。
ふゆは私が主人公なんて当たり前じゃないと思っていそうだし、甜花ちゃんは甜花も……がんばる!していそうでとてもかわいい。とてもかわいい。
私は主人公じゃなくていいや。プロデューサーだもの。担当アイドルが主人公であり、トップアイドルにするための道が私にとっての物語です。
皆の担当アイドル最高だねーーー!!!となれる素晴らしい全員歌唱だった。
25.あの花のように
きみコさん作詞という噂は存じ上げております。
私はきみコさんと淳ちゃん(佐々木淳さん)に足を向けて眠れない人間なので、この曲を現地で聴けてとても嬉しかった!
今歌詞を読んでみて初めて気付いたんですけど『あの花』って花火のことだったんですね……!!!
ライブのタイトルにあるFantastic Fireworks。
なるほど。
天才すぎる。
今の今気付きました。
愕然としています。
全員で、ファンやプロデューサーの前で歌ったことにより、『きみとなら』の意味合いがまたぐっと深まりましたね。
ショックが抜けないので最後に行きます。
MC
その前にちょっとだけMCに触れる。
ユニット代表MCは少し寂しい。
皆の今の言葉が聞きたいし、皆の事が知りたくて仕方ない。
とはいえこれも一つの正解でしょう。
シーズさんの挨拶にはびっくりしました。
みんな仲良しでかわいいね。
さて本当に最後の曲です。
26.Let's get a chance(Come and Unite! Ver.)
とんちきLet's get a chanceだやったーーーーーー!!!!!!!!!!!
Let's get a chanceは一番聞きたい曲でもありました。
なぜかと言いますと、私はミリオンライブ!をホームと思っているプロデューサーなのですが、アイマス合同ライブでミリオンちゃん達が歌わせてもらった曲が『Let's get a chance』と『バーニン・クールで輝いて』だったからです。
偶然にも前の週の土曜日に315プロのF@NTASTIC COMBINATION LIVE現地にて神速一魂さんの『バーニン・クールで輝いて』を聴くことができたところでした。最高に楽しくて格好良かった!!
そしてまさか次の週に現地で『Let's get a chance』を聴くことができるとは……。
ありがとう嬉しい大好きの気持でいっぱいになりながらいぇいいぇい!する楽しさ。
とんちきリミックスなのがまた良い。
お祭りは楽しく笑顔で終わらないとね!
ミリオンPとしてシャニちゃんへのありがとうの気持ちまでお返しできて、文句なし悔いもなしの素晴らしい終演となった。
後編に続く
そんなつもりもなかったのに結局全曲レポートのような形になってしまった。
とても驚いている。
ということで、長過ぎるのでさすがに前後編に分けようと思う。
まだこれから書き始めるところだけれど、後編に色んな思いをぎゅっと詰め込みたいと考えいるので待っていて下さい。
一先ず
アイマス最高!!!!!!!
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