派手になった
なんだかわたし、最近派手だな。
今日そう思った。
毎日笑ったり怒ったり悩んだり色々な感情を動かしながら、誰の目を気にするでもなく好きな服やアクセサリーを身につけて、美味しいものを食べて好きなように歩いて、楽しく生きられている。
たまに顔を出す闇やインナーチンピラは、もう一生の友だちなので諦観。
日々の節約は意識しているし、衝動買いは性格的にできないから無駄遣いはほとんどしないとはいえ、よくよく考えて本当に欲しいものは買うことができている。
持病はありながらも付き合いながら元気に過ごしている。ダイエットはさぼりにさぼってなかなかのリバウンドで身体は重いけどメンタルも安定。昨年末の事故の後遺症も想像したよりだいぶ軽く済んでいるし。もはや後遺症が残ったことを不運とすら思わないレベルの事故だったので、総合的には幸運だったということにする。
会社や仕事に不満が爆発しそうになる日もあるけど、そういうことに怒りがわくのは他に大きな悩みがない証拠だと気づいた。家族や自分のトラブル(特に病気や怪我などの心配)の渦中だと、会社も仕事もどうでもよくなるので。
もしかしてこの生活は、100点満点どころではないんじゃないか?とても素晴らしいのではないか?私って立派なのでは?そう思って、今日の午後5時頃にハッとした。
「3年後、派手になる」と名づけたこのnoteを始めてから3年経った今、気がついたら派手になっていた。私が思う派手はこれだと確信めいた感覚がある。
家族も自分も健康でまあまあ幸せな日々だと思える、こんな朗らかな時間がずっとずっと続けばいい。けれども、たぶんこれからの人生もまた悩んで悩んで苦しい日がきっとまた訪れる。そんなとき、今のこの実感がきっと自分の底力とか胆力みたいな土台になると信じたい。死ぬまで楽しい人生にしたい。
そんなわけで私は無事に派手になったので、今日を持って「3年後、派手になる」は完結した。葛藤や苦しみに塗れた3年間だった。でも終わりがきたよ。終わりってくるもんだね。最高。
これからまた何かを始めようと思う。まだ何も決まってないけど。新しい場所でまた会いましょう。さようならありがとう、昨日までの自分。