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農業をはじめたので農家になりました。

はじめまして。
株式会社M&A代表の三谷勇祐です。
野菜作り(農業)と飲食店の運営を中心に、イベント企画やキッチンカー、小売店の運営などもしています。

まずは自己紹介をさせていただきます。

◆経歴

経歴としては、2009年に大学を卒業後、新卒として米国系の製薬会社に入社。4年間、MR(営業職)として働きました。その後、2013年から個人事業主としての活動を開始。2019年に1社目を設立し、2022年に2社目を設立しました。

◆新社会人時代

仕事が出来て面白い、人間味溢れる先輩と上司たちの元で、会社での最年少マネージャーになることを目標に、がむしゃらに頑張っていました。

入社後の半年間は、福井県で研修があり、同期と共同生活でした。
それまでは大学も文系でしたし、医療業界とは全く無縁だったので「本当にMRとしてやっていけるか?」と、最初はとても不安がありました。
でも、一緒に勉強を頑張る同期の存在が、大きな励みになっていました。

研修後は、営業所へ配属され、営業としての日々がスタート。配属後すぐに上司から「お前の仕事は薬を売ることだ!使えるものは全部使って売ってこい!」と言われたことを、今でもハッキリと覚えています。

外資系の会社だから「超成果主義!数字を上げれば評価される、収入が上がる、昇進できる!よっしゃ思いっきり数字を上げるぞ!」と鼻息荒く、営業に飛び出していました

学生時代は特に努力をした経験もなく、自分の自信になるような達成経験もなかったので「社会人になったら頑張ろう!」という思いで自分なりには一生懸命仕事に取り組んでいました。
その甲斐あって、営業成績は常に上位だったので、順調なMR人生を歩んでいたと思います。

当時の将来像の1つとして「3年で結果を出して、別の製薬会社に転職をしてもっと専門的は薬に携われるようになりたい」とも思っていました。
私生活では「30歳までに結婚をして、子供が2人と芝犬1匹と大きな庭がある家で住みたい」といった、ザックリとした人生プランは頭の中にありました。

◆考え方が変わるきっかけ

わたしの人生に対する考え方が大きく変わったきっかけは、社会人2年目の終わりごろ、1人の女性経営者との出会いでした。

その方にお会いした際に「何でそんなに仕事を頑張っているの?」と聞かれたことで、仕事や社内での目標はある程度ハッキリしていましたが、私生活や個人としての目標がとても曖昧なことに気づきました。

そして少しずつ「仕事も私生活も自分の成長も全部を手に入れたい」「もっと自分はできるんじゃないか?もっとチャレンジをしてみたい!」と思うようになったんです。

◆自分にとっての最高とは?

一度きりの人生、最高の人生にしたい。
最高の人生にするには自分にとっての「最高の指標」が必要だと教えていただきました。

時間・お金・仲間・健康
この四つを指標に、わたしは目標設定をしました

◆学ぶことの大切さ

目標設定をしたものの、当時は「何から始めたらいのか?どうしたらいいのか?」といった状態で何から手を付けるべきなのかもわかりませんでした。
右も左も分からない中での起業だったので、まずメンターを決めることにしました。
自分の向き不向き、得意不得意、好き嫌いなどは一切手放して、愚直に学んできました。

もちろん今でも完璧というわけではないですが、自分の考え方の癖や解釈を、大きく変えてきたという実感はあります。
正直とても苦労しましたし、時間もかかったと思います。
何かのやり方やノウハウ、スキルを習得するよりも、はるかに難易度が高いです。

◆自分の将来に投資をする

今のお金と時間の使い方で、自分の将来が決まります。
起業を選択した大きな理由は、もっと自分の可能性にチャレンジしてみたいと思ったからです。

また、「どうせ仕事をするなら治療ではなく予防の領域で仕事をしてみたい!」という思いもありました。
だからこそ、MR時代に出来た医療関係者の人脈と経験から、サプリメントやスキンケアの販売を開始。

その後、大阪市北区に雑貨屋をオープンしました。
雑貨屋では、オーガニック認証を取得した商品を中心に、メーカー様や製造者の方の拘りが詰まった商品を販売。

先行投資をして、回収をして、また投資をする。
この投資のフェーズの時は、自分に思いっきり負荷をかけて仕事をすることを大事にしています

◆コロナ禍で飲食店をオープン


個人事業主として活動をしている際に、仲間と一緒に仕事をする大切さを学びました。
仲間の中には「将来、自分の飲食店を持ちたい」という仲間もいたので、その想いを実現する第一歩として飲食店のオープンを決断。
小さなお店ですが、仲間のやりたいことと可能性が詰まったお店です。
現在はおにぎりカフェとして営業しています。

◆自分の管理下にあるものが一番安心


食べ物は自分の体に入るモノなので「どんなものを提供するか?」に、未来について考えるようになってから、より一層敏感になりました。

そこで、野菜を自分たちで作ることにしました。
もちろん野菜作りは初めてなので、迷わず進めるようにメンターを決めて野菜作りをスタート。
京都の南丹市に畑を借りて、農薬を一切使わずに栽培をしています。

色んな種を植えて試行錯誤していますが、まだまだ上手に育てられないことが多いです。
でも、失敗がたくさんあるからこそ改良する点がたくさんあるので、手応えはバッチリです。

野菜の収穫量は、今はまだ自分のお店で使用したり販売する程度ですが、今後は色んな飲食店で使ってもらえるようにしていきたいと考えています。

◆野菜作りから学ぶことは多い

・土壌が大事

たくさん種を撒いたとしても、芽が出て大きく育っていくかどうかは土壌次第です。フワフワで栄養たっぷりの、肥沃な土壌作りに日々励んでいます。

・数ヶ月後をみて動く

当然ですが、種を撒いたらすぐに果実が実るわけではないです。
野菜によりますが、3ヶ月から半年、モノによっては1年以上経ってから実る野菜もあります。
欲しいタイミングで欲しい野菜が収穫出来るように、数ヶ月前から動くことが大事です。

・手をかけすぎても育たない

有機肥料を使用していますが、肥料の撒きすぎや水を与えすぎても野菜がダメになります。
野菜を大きく、美味しくするには適切な負荷や刺激・競争が必要なのかもしれません。

・時期は待ってくれない

野菜には、その品種によって種を撒くのに適したタイミングがあります。
そしてもちろん、収穫にもタイミングがあります。
自分の都合で野菜がタイミングを待って育ってくれることはありません。


事業も同じで、自分の都合で事業が出来ることはありません。

目標達成のために、優先順位を明確にして仕事をしてきました。

自分の未来は優先順位で決まるなと思います。

今日も
欲しい未来のために努力をします!

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