病院の看護師をしていたら境界性人格障害(ボーダー)と診断された私③
専門病院へ通院する反面、自傷がひどくなる
精神科で境界性人格障害(ボーダー)と診断され、毎週1回通院し、内服とカウンセリングを受けるようになった。
症状としては、リストカットや抑うつ状態、希死念慮など。
たぶん、衝動性が強かったのかなと。「リストカットしたい!」と思えばすぐに切るし、「死にたい」という気持ちになれば動かずにじっとベッドの中で耐える。
その頃は今のようにインターネットですぐに情報を得たり、同じような気持ちの人と交流できるものではなかった。
でもいろいろと情報を得ている時に、「瀉血(しゃけつ)」という自傷行為があることを知った。
もともと看護師の私はリストカットより瀉血の方が手っ取り早く血を抜くことができて、満足感が得られるのではと思って瀉血をするようになった。
瀉血をすると、血液が勢いよく出るから、私は自分に罰を与えるという満足を得ることができた。
転職をしたことが転機になった
私は半年くらいして転職をした。転職というか再就職した。
今度は日勤だけの仕事をしたいと思い、クリニックの面接を受けたが2つとも落ちた。
その後デイサービスの面接を受け、採用された。
デイサービスでの仕事もいろいろとあったが計6年くらい勤務した。