#インタビュー
「私たちの過去は、私たちが望むアートを創り出すことにつながっている。」 Interview with RESPIRE (2024)
3LAからリリースしたカナダのRespireの『Hiraeth / 失われた郷愁』は素晴らしい作品だが、今までRespireについては日本語でのインタビュー記事が存在していませんでした。彼らの前作『Black Line』は多くのメディアに取り上げられ日本でのバンドの知名度向上に貢献しましたが、最新作のサウンドはそれとはまた別のものになっています。このインタビューではこの機会を期に日本のリスナーが少
もっとみる「シューゲイザーはサイケデリック・ロックの進化系だと思う。」 Interview with Mildred (2024 Summer)
2024年にEP『Pt. Of Things To Come』をリリースしたMildred。自身の貧困体験からも着想を得た彼らの音楽は彼らの自身の生活の中で練り上げられた思考体系と融合し、独自のシューゲイズ&Screamoの音楽を作り上げる方向性に舵を切っている。製作中の次回作となるアルバム『Pt.1』に向けて動き出しているバンドへの2024年2回目のインタビューとなります。
前回のインタビュー
「僕たちはスクリーモを "アップデート" しようとはしていない」 Interview with MASSA NERA
Massa Neraの新しいアルバムは素晴らしい内容だった。リリース前、彼らから直接のコンタクトを貰い、そのメールに記載されていたsoundcloudのURLでリリースの一足先に聞かせてもらっていた。この作品はこれまでのMassa Neraが発表してきたハードコアサウンドの追求の結果であり、そして新たな領域を踏み出しているような、そんな刺激的な感覚を覚えた。彼らからオファーを受けて実現したこのイン
もっとみる「この写真集を出すことが出来て、やっと自分はゴミじゃないって思えた」 Interview with yuma kikui (写真家)
SNSの時代に加速するスマホの進化によりライブシーンにおけるオーディエンスの楽しみ方は大きく姿を変化した。twitter, Instagram, TikTok… 個々がリアルタイムでアップロードする無数の写真がタイムラインを埋め尽くす。そして流れていく。そんな時代に逆行するかのようにフィジカルの写真集を個人で刊行することになった関西パンクシーンに暗躍する写真家yuma kikui(aka ゆまっち
もっとみる「みんなで作っているという意識があるから、出来上がった時の感動が大きいんじゃないかな」 Interview with yarmulke
2000年代を駆け抜けた京都の激情ハードコア(Screamo)、yarmulkeのコンプリートディスコグラフィをリリースする上でかならずやりたいと思っていたのが、彼らの音楽の礎となった背景を探ること。今改めてyarmulkeを聴いているリスナーも、彼らの音が簡単に生み出せるものではないということは気付いてもらえていると思います。今現在の世界的な2000年代Screamo再評価の動き、その背景にある
もっとみる「Screamo/Skramzの音楽が大好きで、それなしの人生は考えられない」 Interview with snag (by 3LA)
このインタビューは、2021年にsnagの最新アルバム『Death Doula』を日本に紹介するために行われたもので、英語版は別のURLで公開されます。バンドの全面的な協力に感謝します。
English ver : https://mizutanisunn.medium.com/interview-with-snag-by-3la-85d20d9cb33b
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「良いレコードとは、ライブで演奏しているバンドの素直な音」 Interview with NØ MAN (日本語版)
(English ver: https://mizutanisunn.medium.com/interview-with-n%C3%B8-man-fb43f422bb35 )
3LA:バンド結成について。結成時期については2017年という説があるのだけれど、Majority Ruleとpg.99のスプリット作品のレコーディングで、Mahaがゲストボーカルで参加していました。2002年のことで