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生きててよかった日記❺

❹から続きます

手術当日の朝。

『○○さーん、本日手術後まで担当しますー!』と現れたのは
あの男性看護師さんでした。

大きな病院なので
看護師さんもたくさんいる中
この2daysを
自分が楽な気持ちで話せる看護師さんで本当に良かった。

そして手術着に着替えて
そろそろだなー。と思いつつ
自分の中にある不安を弾けさせたくて
cainのI'm so blessed!を
イヤホンで流し
試合前のアスリートみたく体を揺らし
なんならベッドサイドで激しめに踊り
ボルテージを上げました。
(こんな患者いる?🤣)

手術直前に家族に会えることになっているので手術着で向かうと
そこには坊と旦那が。。。

坊は来ない予定だったのでサプライズ対面💜
なんだかいつもと様子の違う母ちゃんを必死に帰りのエレベーターに乗せようとする、坊。

行けないよーというと
泣きそうな顔をして父ちゃんの後ろに隠れてしまいました。

そんな切ない別れを後に
執刀医、看護師さん、研修の学生さんと共にオペ室に向かいます。

7番のオペ室。
パーンと扉が開くと
様々な機械とたくさんのスタッフさん。
((( 医療系ドラマでよく見るやつー。)))
思わず、うわ、と声が漏れた。。

入り口で名前や生年月日を答えていたら
どこからか小児科の待合室のような
オルゴールのメロディが流れてきた♡♫

なんとトラウマMAXの私のために
ディズニーのオルゴールメドレーを流してくれてました!!!(泣く!)

オペ室のベテラン看護師さんが
「これでよかったかなー?私たちもおかげで朝から穏やかな気持ちで仕事できてるわー☺️」

と言ってくださり。

息子の寝かしつけでよくオルゴール流してたから
これだけで眠たくなります~と答えた記憶がボンヤリあります。

そしていざ、オペ台に寝て
質問に答えたり名前を確認したり
点滴を打ったりしていると
ベテラン看護師さんが
『緊張してる?手が冷たいよー!大丈夫???』と。

アスリート並みに
ボルテージも上げてきたし
心は冷静な、つもりでした。
でも朝から手汗は止まらなかった。相当緊張していました。

結果、手足の末端がキンキンに冷えていたのでした!

「ではこれから酸素を入れますねー
麻酔の注射を入れますねー」
の間もずーーーーっと
ベテラン看護師さんが手をさすって温めてくれて
足先も握ってくれて
温めてくれていたのを今もハッキリと覚えています。

そして眠る直前。
そのベテラン看護師さんが
(流れているオルゴールの)
「この曲なんやっけ?
さっきまでは知ってる曲やったけどなー。」

に、
『ライオンキング!』と答えて

私は眠りにつきました。(麻酔で)

、、、たぶん、次で終わります。

つづく。

#わたしの入院メモリー
#バセドウ病手術
#甲状腺機能亢進症
#甲状腺摘出手術

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