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現代短歌って言葉の写真だ

渋谷ヒカリエの◯◯書店で岡野大嗣さんの本に出会ってから私は現代短歌に魅了されまくってる。

なかなか私と同じ温度感で感動を分かち合える人がいなくて寂しいのでここで発散!

その何気ない日常の一瞬を現代短歌は写真のように切り取って表してくれる。
もしかしたら作者の解釈と違うかも知れないけど、その一瞬を想像するのがすき。

岡野大嗣さんの好きな短歌を私の解釈と共に紹介。

そうだとは知らずに乗った地下鉄が外へ出てゆく瞬間がすき
—-いつもは乗らない地下鉄で地下のグレーな背景をぼーと見ていたら急にぱぁと明るくなってその景色が広がっていくあの感覚。私もすき。

音楽は水だと思っている人に教えてもらう美しい水
—-水って生活には不可欠。毎日飲む水。さぞ、清い曲なんだろうなぁって言ったら、
人から勧められて聞く曲は、自分が聞かない新鮮な曲でもあるから、確かに美しい水だなって思ったってだれかが言ってたっけ。

つまさきに絡めて脱いだ靴下を掲げて今日を休戦します
—-さぞ、忙しい日だったんだろうなぁって。ふぁーーーお疲れ自分!って。そんなに頑張れた日気持ちいだろうなぁって。

爪を切る音に安心できるから伸びる時間をまた生きました
—-あのパチって爪を切る音が好きだからまた生きるって生きる理由ってそんな小さくていいなぁって。

OK黎明 わからないひとにだけわからながってもらえればいい
—-そう。わかんない人にはわからながってもらえればいいの。私はわたし。

二回目で気づく仕草がある映画みたいに一回目を生きたいよ
—-今起こってる全てのことが尊くて、未来への伏線なんだよな。そんな毎日感謝して大切に生きたいよね!
これが人生で出会った中でも1番好きな文!

あー岡野さんらぶ!

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