百合漫画・小説の感想文① (きたない君がいちばんかわいい)
はじめに
最近ふと「小説や漫画、読んでないなぁ」と思ったので、小説や漫画を読んで感想文を書いてみることにしました。
私は百合系のジャンルが3度の飯よりも好きなので、モチベを上げるために百合系のジャンルに分類される作品を私の感想文と共に紹介します。
ネタバレについては作品を紹介する以上、多少はあると思います。
文法おかしい・誤字脱字がある等、色々不手際があるかもしれませんが、コメント等で私に直接伝えて頂けると幸いです。
前置きはここまでにして、今回紹介する「きたない君がいちばんかわいい」についての感想文を書いていきたいと思います!
作品のちょっとした紹介
1巻の表紙から見ても分かるように、愛吏・ひなこの二人が中心の作品です。可愛らしい絵をしてますがやってることは結構えげつないです。1巻からお腹にピアスを開けたり、わざと失禁させたり、首を締めたり…。
私は大丈夫でしたけど、多少人を選ぶ作品かもしれません。
以下感想(多少のネタバレあり)
個人的な感想や評価
X(旧Twitter)で話題になっていたので、1巻だけ書店で買ってさらっと読んだ事があったのですが、その時は「多少過激な表現があるけど、よくある純愛系の百合作品」だと思っていました。
……2巻を読むまでは
もし私と同じように、1巻だけ読んで「あまり面白くなさそうだな…」と思っている人がいれば、それはもったいないです。ご飯を食べるとき、好きな物を最後に残して結局お腹いっぱいで食べられなくなるくらいもったいないです。全部読みましょう。全5巻なんで全部買って読みましょう。もう一度言います。1巻は作品の起承転結の起の部分なので、そこで読むのを打ち切らないでください。
愛吏とひなこの二人の間に愛があるともないとも言い切れない、なんとも言い難い濃厚なストーリーを味わうことができます。特に愛吏とひなこの関係が大きく変わっていくシーンと物語の結末に向かうシーンは必見です!
「きたない君がいちばんかわいいだなんて、なんて安直なタイトルなんだろう」と昔の私はそう思っていたんですが、そんな事を思っていた当時の私を殴りたい…。
最後に個人的な評価を書いておきます。
評価はS(傑作)、A+〜A−(良作)、B+〜B−(佳作)、C+〜C−(普通・微妙)の10段階評価です。
作品そのものの評価はA(良作)ですが、必ずしも万人にお勧めできる作品ではないので、もし作品を買うときは試し読みを活用するのがオススメです。
今回はこの辺りで。また次回、気が向けば書くと思います。
P.S. 純愛系のSM百合作品(?)を読みたい方へ
「百合SMでふたりの気持ちはつながりますか?」を読みましょう。これは百合作品を初めて読んでみようと思っている方にもオススメできます。