「わかってあげられなくてごめん」
「わかってあげられなくてごめん」
これは夫と喧嘩をした時に言われた言葉です。
この言葉を聞いて、「ハッ」としました。
私が1番欲しかった言葉でありながら
でも同時に自分の幼なさに情けなくなりました。
結婚してからもうずっと「わかってほしい。」を
一方的に夫にぶつけては言い合いになってました。
何をわかってほしいのか?と聞かれると
漠然としていて答えられない。
子育てが辛い。あれが辛い。これがしんどい。
全部思い通りにならなくて
どうしたらいいのかわからないから、
夫に助けて欲しかったのだと思います。
この思いは、実は夫に対してではなく
子どもの頃の記憶がストレスによって刺激されて
表面に出てきていたんですよね。
思い通りにならない時、こんなやり方で親に訴えて助けてもらっていたのだと思います。
子どもの頃は、そのやり方しかできませんでした。
でも、大人になっても子どもの頃と同じやり方をするとトラブルの元になりますよね。
子ども達が小さい頃に
何よりも苦しめられたのは
「誰か私をわかって」という思いです。
わかってくれる人を外側に探せば探すだけ
苦しくなってしまった。
「わかってあげられなくてごめん」は
本当は自分が自分に言ってあげたい言葉だったんですね。
自分の気持ちは
「自分でわかってあげる」
これをできるようになることで
随分楽になりました。
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