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僕は生きていて良かったのかな

先日、4月から受講していた講座の最終日を迎えました。
最終日は、自分史の棚卸し作業もあって
受講後どうしていきたいのか?
今までやってきたことを改めて洗い直しをしてみました。

講座が始まる日に「ずっと考えておくように」と
講師の先生から言われた言葉があります。

「人生は何のためにあるのか?」

この問いに明確に答えられる大人って
どのくらいいるんでしょうか?

そしてこの問いに出会って思い出したことがありました。
随分昔に、似たような問いを投げかけられたことがあったなって。
そして今もずっと私の心に深く突き刺さって
仕事をする上での指針になっていたことを
思い出したんです。

ハタチの私が10歳の子に問われたこと

高校卒業後、児童福祉系の学校を選んだのですが
その学校は教育実習が充実していることに
定評のある学校でした。

実習先に迷わず選んだのは
児童相談所と児童養護施設と保育園。

その実習先で10歳の男の子に出会うのですが
ある日問われたんです。

「僕は生きていて良かったのかな」って

すごく衝撃が走りました。
そして何も答えられなかったです。
なんて答えたらいいのか、
その子の目を見ていたら適当なことも
言えないと感じて。

10歳の子がそんなことを思って
生きていることが本当にショックでした。
立ち尽くすしかできなかった自分も
悔しかった。

その言葉がよほど
自分の心に突き刺さっていたんだと
思い出したのはつい先日でしたが

その後就いたどの職場でも
担当した方や企画全てに
無意識にこの問いに軸を置いて
業務に当たっていた気がします。

どうしても答えを見つけて
あの男の子に
伝えたかったのかもしれません。

私が伝えたかった言葉


20年以上時間が経ってしまったけど
ようやく伝えられると思いました。

「生きる目的があるから生まれてきたんでしょ?
それを見つけるんだよ!叶えるんだよ!
生きていて良かったのかな?じゃない‼️」

きっとあの男の子は、
当時の私の心の深いところにいた
「私自身」だったのだと思っています😊

自分史の棚卸し作業もだいぶ整理できてきたので
自分の未来に向けてさらに前進していこう☆ 

お読みいただきありがとうございます😊
チャイルドセラピスト 中村さやか



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