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人見知りが激しくて困った時には。

人見知り激しいのよねー。うちの子。
と気まずそうに、困り顔でつぶやいているお母さんに時々出会います。

初めての場所、初めて会う人に赤ちゃんが
「あなた誰ーー⁈ここ知らないところーー!」
と言わんばかりにギャーと泣かれると

親としては居づらさや申しわけなさを感じてしまいますよね。

周りの人は、お母さんとの区別ができて偉いわね。
ママ大変ね。など慰めてくれますが

なんとか早く人見知りから卒業したい。
なぜなのか知りたい。と思うのではないでしょうか?

赤ちゃんの人見知りが激しい時に

赤ちゃんの心の中で起こっているかもしれないことに思いを馳せてみてほしいのです。

恐怖を再体験しているかもしれないことも考えらるんですよね。

その恐怖の始まりは、なんと妊娠出産の時なんです。

え?そんなこと赤ちゃん覚えているの?
そんな特別なことあったかな?と大概の大人は思います。

赤ちゃんは、状況を理解することはできないけれど感情を感じることはできます。

例えば、生まれすぐに治療をしなければならなかったとします。

先生は、両親には状況を説明して治療の必要性を伝えてくれるので状況はわかります。

でも赤ちゃんは、言葉や自分の状況を理解できない上に、何の説明もなく抵抗する術もなく治療を施されるのです。

明るい世界に生まれてきたはずなのに、暗くて狭い空間に何日も、いつ出してもらえるかもわからない。泣いてもミルクやオムツ交換以外は1人にされて…

わからないまま、されるがまま、誰も助けてくれない。それが
どんなに怖いことか、想像できるでしょうか?

そんな状況から抜け出して、ホッとした頃に

ようやく感情が出てきて激しい人見知りという形になっているのかもしれないのです。

新生児期の怖かったこと、
なんでほっとくんだ!と怒っているし
狭いとこ、暗いとこ怖いよー
大人は自分を勝手に連れ去るヤツだ!と感じている
のではないかなと思うんです。

激しい泣きの時は、原因がわからなくても
そのまま泣かせてあげてください。
親が無理に泣き止ませようとすると、
怖い、怒るなど自分の中で湧いてくる感情がダメなんだと思ってしまうのです。
泣いていいんです。涙が枯れるまで。
永遠に泣き止まないことはありません。
泣き切ったら、出産前後にあったエピソードを思い出して
こんな事思っていたのかなと思いを巡らせて、赤ちゃんにこう思っているのかな?もう終わったよ。大丈夫だよ。一緒にいるよ。と話してあげてほしいのです。

子どもには、子どもの見ている世界があります。
それは、親と同じ世界ではありません。

そのお互いの見ている世界をママが理解して、心が繋がり安心や信頼のある親子関係を築いていけたら、
そんな親子が世の中に溢れたら
社会はどんなに幸せな世界になるだろうかと思うのです。

幸せな親子は周りのことも幸せにします。

せっかく親子になれたのだから、お互いの大好き!
がなんの障害もなく真っ直ぐに届いていきますように。

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子育て支援施設 勤務
チャイルドセラピスト講座(心の仕組みを学び
子ども心を癒ししつけ望む方向へ教育する)認定講師を目指して勉強中
心の仕組みを学ぶ勉強会を開催しています。
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