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こんな母でありたいと思う

中学時代の友人は、

中3年の時の担任に憧れて教師を目指した。

高校時代はバイトと部活を頑張っていて 

一浪したものの希望する大学に進学。

大学も奨学金をもらうために新聞配達をしながら通ってた。

その当時、教師の採用試験はかなり厳しくて合格するまで8年かかった。

でも絶対夢を諦めず、コツコツとできることを続けた友人。

晴れて教師になって、本当にすごいな。と思う。そしてもっとすごいのはこの友人のお母さん。

友人に大学へ行きたいなら自分の力で行きなさいと言ったんだそう。

どんな気持ちで言ったんだろう。

母親になった今ならお母さんの気持ちが痛いほどわかる。

就職先で出会った脳性麻痺の利用者さんは

自分でヘルパーを依頼して行きたいところに

どこでも行く。

ついにはヘルパーさんの費用も負担して海外でスキューバダイビングまで楽しんでいた。

その利用者さんのお母さんは、田舎に帰る。と言って脳性麻痺の我が子を残して隠居した。

2人のお母さんに共通していたのは、我が子の生きる力を信じて、世話を焼くのをやめていること。

子どものために断腸の思いを何度も引き受けてきているだろうということ。

恨みを溜めない子育てがしっかりできていること。

本当に人を育てるとはこういうことなんだと思うし、私もそういう子育てをしたいな。と思う。

子どもたちはどれだけ伸びやかに自分を信じて生きていけるだろうかと思う。

そんな母でありたいと思うのです。

そのために母として成長したいと思うのです。




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