自分のことしか考えてない!は自分勝手⁈

10代か20代の頃、
「あなたは自分のことしか考えてない。自分勝手」

そう言われたことがあります。
すごくカチンときて、「あなたもだろ!!!」
と言い返したいのをグッと堪えて、
色々なものを奢ってみたり、相手のやりたいこと優先して、これでいいんでしょ?って
やり返した時があります。
あの時は、本当に腹が立ちました。

今から思えばカチンと来るって、図星 だからなんですよね。
自分でも心のどこかで「自分さえ良ければいい。」って思いが掠めていたから痛かったのです。

思春期に入った子どもの言動に、
時々その頃の自分が重なって、
瞬間的に怒ってしまうことがあります。
自分勝手なんだよ!家族のこと考えなさいよ!って。

捨てセリフを放って仕事に行きました。
言わなくてもいいこと言ってしまったかなーとか
あのわからんちんになんて説教するか?って
仕事中もなんだかスッキリしなくて

モヤモヤモヤ〜っとした自分の感情を
ぶつけてしまいそうだったので
帰宅後しばらくは
自分のモヤモヤモヤ〜をそのままにして
洗濯物を片付けたり、夕飯作ったりしました。

「あなたは自分のことしか考えてない。自分勝手」

と言われた時の記憶がふと蘇り、私には
「自分のことだけ考えるのはいけないこと」
というルールを自分に作っていたなと気付いたんです。

心の仕組みを学ぶと、どんなものもいい悪いはない。量の問題だと教えてもらいます。
だとしたら、「自分のことだけ考える」も同じではないかと思ったんです。
「自分のことだけ考えるのはいけない」こと
というルールを作った私は、
自分の気持ちより、他人の気持ちを優先してしまいました。
だから、人のために動き過ぎて疲れてしまったり
NOということにすごく抵抗感を感じていました。

相手の顔色を伺って、いい人やってしまい
自分で自分がわからなくなって
ほんとに疲れて、何やってるんだろう?私。って
引きこもりたくなってしまうことがよくあるんですよね。

自分のことだけを考えることは、ダメじゃない。
自分を優先しないといけない時もある。
だけど
行き過ぎたり、他人から見て目に余る行為が続いたから言われただけだったんだなぁ。

子どもに注意する時、
以前はガミガミ、キツくダメ出して、
抑えつける言い方や優しさのない
伝え方をしてしまい、
子どもを傷つけて、言うことを聞いてくれない状況を作ってしまってました。

ガミガミキツい言い方をしてしまうのは
子どもの目につく要素は私の中にもあって、
こんな自分はダメ!!と嫌って抑えつけているから。
それで上手く伝えたいことを伝えられなかったんだと思います。

いい悪いを無くしてみて、
もう一度捉え直してみたら、
直球を投げてくれた人は
(母なんですけどね。)
私を心から思ってくれていて
成長を信じたからこそ
直球を投げてくれたんだとわかりました。

子どもにも、
言葉を慎重に使いながら
思ったことを率直に伝えました。
はぁ、ドキドキした。

あの時の母も同じ思いだったのかな。。。
ちゃんと言ってくれてありがとう。








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