元夫よ、そういうところだぞ。ホント。
昨年後半からの、退職→ビザの手続き→転職→入社後の手続きのバタバタが落ち着いてきたが、落ち着いて気持ちに余裕ができた事により、しばらく娘と連絡が取れていない事に気づいてしまった。
息子に聞いてみたら、息子と娘は連絡を取っているようで、元気にしていることも分かって一安心した。
娘には親らしい事をしてやれなかったので、嫌われてしまったような気がして寂しくなってしまったが、息子は「大丈夫だよ」と慰めてくれた。
子供って、いつの間にか大人になってしまうのだなあ。
今や、親子逆転して息子が私を励ましてくれる。嬉しい事だ。
前回の出来事はこちら。
などと、前回のnote↑を投稿した直後に、娘からあっさり「ママ元気?」とメッセージが来た。
嬉しい様な、
ほっとした様な
「なんで連絡くれなかったの!」と怒ってしまいたいような、
不思議な気持ちだったけど、
とにかく「嬉しい」の割合が一番大きかった。
息子が様子を教えてくれていたが、「元気?」と聞くと、「元気だよ。ママは?」といたって普通のやり取り。
だが、ほっとしたのも束の間、
その後に「今日だけ話す。」と返って来て、
急に雲行きが怪しくなった。
今日だけ・・・、ってなんで?どういう事?
「だってお兄ちゃんにそう(ママに連絡しろ)言われたから。」と娘は言う。
そのやり取りをしているうちに、娘の番号が私が登録していたものと違っているらしい事に気が付いた。
話しながらだとよく分からないし、番号はかなり似ているのだが、どうやら市外局番が違うらしい事が分かった。アカウントのアイコンが全然違うので、これからは娘かどうかはすぐにわかりそうだった。
「もしかして番号変わった?」と聞くと、「知らなかったの?話したくないからさ。」と返って来て、ますます気分が落ち込んだ。
「娘ちゃんはママと話すのが嫌かな?」と確かめてみると、
「それはパパも同じく」と返って来て、みぞおちのあたりがずぅんと重くなった。
「分かった。」と返すと、「話したくないわけではない。」と返ってきた真意を、この時は正確につかみ損ねていた。
この時点では、娘の気持ちは「元夫と同じく、話したくない。だから連絡を取らない/取りたくないけど、息子に言われたから仕方なく連絡した。」なのだと思っていた。
だから、娘には連絡先だけは知っておきたい事、緊急時はお互いに連絡する事、チャットが嫌なら猫の写真は送るから見て欲しい事を伝えた。
娘は「うん。」と返事をした後、「今日はどうだった?」と「今日だけ話す」と冷たい事を言うわりには、今まで通りの会話を続けた。
私の転職の話、
猫たちの様子、
娘が最近見たアニメや、
私が最近読んだ本の話。
・・・おや?なんか、生存確認して終わりって感じだったけども。
まあいいや笑
娘の近くにいなくなってもう4年以上になる。さすがに最近何が好きなのか、どうしているのかを本人が言わない限り分からず、日本語が思う様に話せない娘と会話が続く話題を探りながらしばらく会話を楽しんだ。
少なくとも私は本当に嬉しかった。
娘は義務的なものだと感じてるかもしれないけど、それはしょうがない。
久しぶりに話ができたので、ゆっくり話はしたかったが、こちらはもう夜中の12時を過ぎるところだったので、娘に「もう寝るから」と伝えて、おやすみなさいを言い合ってその日のおしゃべりは終わりにした。
しかし、おしゃべりを終える最後に、「パパは娘ちゃんとママが話した事を知らないからOK」と言っていた事に、その時は理解が追い付かずになんとなく返事をしないでいたのだが、
が、よくよくチャットを見なおして考えてみた結果、「パパが話したくないから(ママにメッセージしない様にしているの)さ。」の意味らしいと理解できた。
娘の日本語はイマイチなので、チャットになると語彙の足りなさが如実に影響する。この様な込み入った内容だと、何度も確認しないと正確に伝わらない。
元夫が嫌がるから、娘は私と積極的に連絡を取る事を避けていた、という事に気づいたので、チャットを遡って確認してみると、「嫌だから」とか「話したくないから」は、「元夫が嫌がる/話したくない」と言う意味だ。
あいつめ~。。。許さん。
と言っても娘に口止めされているので、私から元夫に連絡は取れないのだが。。。。
3年前、離婚問題が勃発した頃、私と子供たちはインド、元夫は日本にいた。
離婚手続きを開始した後で、元夫は私が知らないうちに飛行機のチケットを買い、こっそりアメリカに行ってしまった。連絡が来た時は空港からで、飛行機に乗る直前だったので、止めるつもりもなかったが、止めようもなかった。
その後、元夫はアメリカに行った後、知らないうちに日本に戻っていた。
時々連絡は来ていたので、「夏休みに子供達をこっちに寄こして欲しい。」と言われていた。子供たちも日本に行きたいと言うし、離婚しても父親と言う事実に変わりはないのだから、良好な状態にしておかないといけないと思い、迷ったが日本行きを許可した。
しかし、娘は地元の学校に転校させられてしまい、夏休みが終わっても、インドの私のところには戻って来なかったのだ。
日本に行かせたことは今でも後悔している。
今の娘は不幸ではないが、私は娘の手を放したくはなかったのに。
それでも、子供の為に父親との関係がよりよいものである様に考えた結果で、私はかわいい子供たちを旅をさせるだけの度胸はあるんだ、と言い聞かせている。(可愛い子には旅をさせよ、のことわざから。)
ところが、元夫ときたらどうなのか。
私が力づくで娘を取り返しに来る可能性はもう無いし、
今一緒に住んでいるのは自分なのに、
娘が奪われることを恐れて、私と連絡を取る事すらさせない様にしている。
(正確には、娘が元夫の気持ちを察して、気を使い、私と連絡取る事を避ける様になった。)
小さい男だよ。小さすぎる。
離婚は夫婦の問題で、子供への影響はゼロにはできないけど、最小限に留めておくべきだと思う。
やってはいけない事があるなら、面と向かって伝えるべきだと思うが、元夫の場合は「察して欲しい」を周り中に振りまいているのだと思う。
娘の言いたい事が理解できずに勘違いした私は、スマホに向かって涙ぐみながら「ママ、ちゃんと育ててあげられなくてごめんね。」などと言ったが、
返事も返してもらえなかったのは、多分娘が「何言ってるんだろ???」って思っていたからなのだろう。
一人でドラマの主人公になったりして、恥ずかしすぎる笑
しかし、子供に拒否されるのは、それぐらいにつらい事なのだ。
とにかく、一連の出来事のお陰で、
万が一の時は息子に聞けばいいと分かったし、
娘の正しい連絡先も入手できたし、
やっぱり離婚してよかったんだという事も再確認できた。
今回は特に息子のお陰と言えるので、デキの良い息子を持って本当に感謝している。
しかしなあ。。。
元夫よ、いつまで「かまってちゃん」「察してちゃん」を続けるつもりだい?
未だに離婚したことが受け入れがたい様だが、
そういうところからだぞ・・・?