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ビザの手続きで再び日本へ帰国:どの航空会社にする?

突然ですが、今朝、日本に到着しました。

ビザ申請のための書類の発行を待っている約1か月の間、グダグダとしょうもない日常を過ごしていたが、1月下旬になってついに書類が発行されたので、最も早く帰れる日程で帰国することにした。

明日(1/30)の月曜日にインド大使館に行って書類を提出する予定だ。



今回の帰国は、新しい会社に入社するためのビザの取得のためなので、航空券代とビザ代は会社持ちだ。(やった~!!)

が、会社の費用なので、「いくらでも出す」というわけではない。(当然)

書類が発行されたのは1/24(火)だったから、準備に数日かかると見込んで週末の1/28、1/29に出発できそうな航空券を探した。

航空券とはおかしなもので一日違うと価格が全く違ったりする。

出発日はできる限り変更したくないので、帰りの日付をあれやこれやと変更して探し、(ANAかJALで行きたいなあ)などとのんびり考えていた。直行便だし、やはり安心の日本社だ。往復で8万5千ルピーぐらいなら会社もいいって言うんじゃないだろうか。

と思ったが、会社からは「それしかないなら仕方ないけど。。。安いオプションがあるならそっちにして欲しい。」と言われ、再び探すことに。

「これしかないんです」って押し切ってもよかったのに弱気な自分(笑)

他のオプションだと、
エア・インディア:6万ルピー前後。往復直行便
ベトジェット:6万ルピー以下。ホーチミン乗り継ぎ
キャセイ:安いもので7万ルピー以下。香港乗り継ぎ

友人から「香港/中国からの入国は全員検査だよ」と聞かされたため、キャセイは却下。検査に時間がかかるし、何があるか分からない。その上、春節で混みあっている可能性も高い。

キャセイには乗ってみたかったのだが、次回にお預けだ。

ベトジェットは安さが魅力だが、乗り継ぎの待ち時間が長いし、荷物も一つ一つ手配しないといけないのが面倒で却下。(LCCなので荷物や食事など細かい手配が必要)

そうして消去法でエアインディアで行くことにしたのだった。


さて、インド、デリーの国際空港(インディラ・ガンディー国際空港)は、入出国手続きもセキュリテイも時間がかかると悪名高い。少なくとも私の中では(笑)

2022年8月に帰国した時は早めに出発したのに、これらの手続きに時間がかかりすぎて、結局最後はゲートまで走るハメになった。

なので今回は3時間以上前に空港に到着する様にスケジュールした。

23:00の出発なので、19:30には空港に到着。あらかじめ、チケット、出国許可、ワクチン接種の証明書を全て印刷&スクリーンショットで用意。荷物も最小限にして、預ける大きなトランクはほぼ空っぽの状態にした。(寒くて服を買ったり、日本食を買って帰るために持って行く。)

現金の両替は今回はしないことに決めた為、空港内に入る(空港内へは搭乗する人しか中に入れず、ここでもセキュリテイチェックがある)、航空会社でのチェックイン、出国手続きまでは比較的スムーズにいった。(およそ30分強)

出国許可を持って、インドを出国したことが無かったので(まあ当然だが笑)、初めての事で若干ドキドキしたが、特に問題はなかったし、質問すらされなかった。

(よし!)と思ったのも束の間、目の前には絶望したくなるような長蛇の列が・・・・。

入出国手続きも、セキュリテイも「5歳以下のお子様連れ」とか、「車いす専用レーン」とか工夫はされている。だがしかし、いかんせん分母となる人数が多い上に、セキュリテイは電子機器、ジャケット、電子機器が入っているバック、ベルトなども外してトレイに入れないといけないので、一人でトレイが2個、3個分あるので、必然的に列も長くなる。

それでも、並び方を変え、10名づつぐらいを中に入れる様にした事と、私がセキュリテイで何をどうすればいいか分かってきたこともあって、今回はなんと1時間程度でセキュリティを抜けることができた。

(よし!集合時間までまだ1時間残ってる!)と思い、ラウンジに行くかどうか迷ったが、このゲートがどこにあるのかが曲者なので、先にゲートの場所を確認することにした。

集合時間まで1時間あっても、ゲートに行くまで30分かかるのなら(この空港は広い)、さっさとゲート前に行った方がいい。

そして、今回も該当ウィングの一番奥から2番目のゲートだったので、たどりついた頃には集合時間まで20分ぐらいになっていた。まあ、この集合時間が結局後ろ倒しになるんだけども。

やれやれ。デリーの空港で「ラウンジでゆっくり」が叶うのはいつのことだろうか。



気圧の変化ではぱんぱんになってしまったピーナッツ



インドに移住してから9年目になるが、日本に帰国したのは今回を含めてたった3回だ。(ちなみに他の国に行ったこともない。)エアインディアは2002年に、私の初インドの時に乗って以来で、久しぶりだ。

あの時は「成田 - デリー」ってチケットには書いてあるのに、なぜかバンコクに着陸して驚いたものだったが、今ではそんなものなのだと分かる(笑)
(注:バンコクで降りる人だけ降りて、空いた席を掃除。デリーに行く人はそのまま飛行機の中で待機するフライトだった。)

あれから何年も経ったので、もしや何かサービスが良くなったんじゃないだろうかと期待をしつつ乗り込んだ。

過去2回の日本帰国はANAだったので、ANAとの違いに着目すると、

まず、オンラインチェックインが可能になる時間が早い。
ANAは出発の24時間前にオンラインチェックインが可能になるが、エアインディアは48時間前に可能になる。

その為、逆に出発日時を間違えてないか心配で、何度も確認するハメになった(笑)

チェックインの際に有料/無料で座席を選択できたり、無料(確か出発の24時間前まで)で糖質制限食や低カロリー食が選択できるところはANAと一緒だ。

そして、実際に搭乗してみたところ、エアインディアの機体は思ってたよりもぼろかった(笑)

今回はDreamlinerという中々に良いモデルらしいのだが、各座席についているモニターが全く動かない。一部の席では見れていた様で、ぼんやりと他の人のモニターを見ていると、今時インドでもじいちゃんばあちゃんしか見ないんじゃないだろうかというレベルの古い映画が選択肢に入っていた。

エアインディアのサイトには、「顧客の概念を塗り替える」とあるのだが。。。

時々モニターに流れるDreamlinerの魅力をきらきらしく語るCMと、それに実際に乗ってみての現実の差が激しすぎる(笑)

そして機体がぼろいからなのか、座席の設計のためか分からないが、今回のフライトではとにかく腰が痛いし、眠れなくて困った。

インド - 日本のフライトは約8時間だ。少しは寝ておかないとキツイものがある。体勢を変えてみたりしたがうまく眠れない。

壊れて何も映らないのに、電源だけは入っているのでびかびか光っている座席のモニターもまぶしくて睡眠の邪魔をする。本来の用途は満たさないくせに、睡眠の邪魔までしてくるというモニターには若干の殺意を覚えたりした(笑)

航空券で数万ルピーの差は大きいが、8時間ほど(or以上の)のフライトではシートの心地良さと、眠りの邪魔をする要素が無い事は結構重要だと今回身に沁みた。フライト自体はガマンできるかもしれないが、次の日に響く。

そんな眠れずに苦しんだフライトではあるが、隣のインド人老夫婦と少しお話をして和んだりしながら、無事に日本に到着したのだった。



朝食。なんでパンとマフィンを一緒にするのかよく分からない。
バターとケチャップは何に使うんだ。。。



日本への入国は、Visit Japanと言うサイトに事前登録が必要になる。(2023年1月時点)

このサイトに、ワクチン接種の状況(またはPCR検査結果)と関税についての情報を登録しておくとスムーズに入国できる。

今回の入国では、
コロナ検疫:Visit Japanで青色になった画面を見せる(コロナOKの表示)
    ↓
入国審査:日本人はパスポートを自動読み取り機で読み込む
(私の時はだれも並んでいなかったので、すぐだった)
    ↓
入国審査:私は入国スタンプが欲しいのでスタンプをもらう
    ↓
チェックインしていた荷物を受け取る
    ↓
関税:登録情報をQRコードでスキャンして
    ↓
関税:税関のゲートをくぐり入国完了

ちゃんと記録していないが、全部で30分程度しかかかっていないと思う。


明日は新しいビザの申し込みをする。

何度も確認しているが、やはりこのての手続きは緊張して仕方がない。スムーズに終えて、早く新しい会社に入社したいものである。



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