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誰に頼むか?

引っ越しについては、前回2社目の業者から見積もりを提示してもらったところまででした。

ここまでで合計4社分の見積もりを入手したのですが、なんともレベルの低い戦い。。。

1社目は大手だけどカスタマーサポートが信じられないくらい失礼だったので、却下。2社目はすぐ見積もりの為に訪問してくれたが、朝に夜中にとヘンなメッセージが来るようになって正直引いている。

迷ったが2社目から提示された見積もりの中から一番安いのにした。よく考えたら、インドの会社でそんなに大差ないだろうと思う。(失礼)

連絡するのも気持ち悪いのだが、2社目の担当者に「ここにする」と連絡してみた。ついでに早めに段ボールも持ってくるように、と。するとその週の水曜日に持ってくることになった。

段ボールを持ってきたのは見積もりの時と同じ人物(とあと二人)だったので、全力で家の中に入るのを拒否した。家に入ってこようとしたので「ここに置いてもう帰って!」とまるで毛を逆立てたネコの様だったと自分でも思う。

しかも持ってきた段ボール箱はたったの5箱分だった。引っ越しだよ。。足りないじゃん。もっと持ってきて、と言うと「当日木の箱を用意してくるから、その時にちゃんと梱包する」と言われた。

自分でも忘れていたのだが、実は家にも段ボール箱があったのだ。

その日の夜、少し梱包しておこうと思い、まずはベッドの下に置いてある、普段使わないものを出した。その時に、前回引っ越しした際に使った段ボール箱が取ってあったのを発見!「やるじゃん私!」これにスーツケースが2個あるので、何とかなりそうだ。


その翌日、友人が来たので引っ越し業者を探していることを話すと、「え、なんでそんなにたくさん払うの?」と聞かれてしまった。

あれ、高いのこれ?

noteで他の方も書いてましたがインドの人って「これってこんなに安かったんだぞ!」みたいな「安い方がエライ」(言い過ぎ?)という、コストパフォーマンスへのこだわりが強い。

大きな家具、家電がほぼなしなので、アプリからトラックを予約すればいいんだそうです。(ドライバーが荷物の搬出、搬入を手伝ってくれる)仮の金額を確認してもらいましたがおよそ2,000ルピー。引っ越し業者から提示された見積もりは9,000ルピー~13,000ルピーです。しかも予約が無くてもいいので(uberと同じシステム)気楽です。当日使ってみたら感想を書きたいと思います。

と言う事で、セクハラ業者はキャンセルすることにしました。

とりあえず、キャンセルします、とメッセージしてみる。すると「え、ムリ。もう予約してるからキャンセルはできない。」と言う。

引っ越しの予定日も迫っているので、キャンセル料は発生するだろうが「できない」と言うことはないだろう。しばらくやり取りをしていると「どうしてもキャンセルするなら、キャンセル料金は7300ルピー」と言われ、ええ~、となる。

見積もりで1回、段ボール箱を届けるので1回、合計2回の訪問と、たった5箱の(しかもAmazonって書いてるよ。。自社の段ボール箱じゃないじゃん)の分、直前である事を考慮に入れても高すぎるだろう。友人がそれこそAmazomで段ボール箱の値段を調べてくれたので、新品を購入しても700ルピー程度である。

しびれを切らした友人が私に代わり交渉を開始。

友人は相手が電話に出ると、第一声から「『miss u』ってどういうつもりだ??」と先制攻撃。セクハラ業者は「そんなこと言っていない」と全否定。「こっちにはチャットの履歴が残ってるんだぞ」とさらにプレッシャーをかける。被害者は自分なのに、横で聞いているこっちがハラハラしてしまう。(笑)

しばらくは電話で「キャンセルできないわけがない」「キャンセル料金が高すぎて納得できない」「1,000ルピーなら払ってもよい」「もうお金払わない。」と電話でやり取りしていたが、電話を切って、その後は「私」としてヒンディー語から英語に切り替えチャットを続ける。セクハラ発言のスクリーンショットを送り「上層部に報告しないといけない」と言ったのが効いたのか、最終的にはキャンセル料1,000ルピーで収まった。

おお~素晴らしい。

今回引っ越しの準備を進めて思ったのは、時々「男の人」が出てくるとスムーズに進んだりすることがあるので、女は見くびられていることもあるんだなと実感するし、悔しい。(それはインドに限らず、どの国でもあるだろうと思っている。)今回は友人が男の人でなかったらここに収まるのは難しかったんじゃないかと思う。(女性でもできたであろうが、これくらいスムーズに落ち着かなかっただろうと思う。)

インドの男の人はものすごい軽い気持ちで業務用にもらった連絡先にメッセージを送っているのだろうと思うが、もらった方は本当に困るのでやめてもらいたい。

さて、当日に向けて梱包を進めよう。



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