猫たちがいない隙間をどう埋めるか?
今年のゴールデンウイークこそ、どこかに行こう!と決めていたので、今回はにゃんたちもペットホテルに預けてみることにした。
幾つか教えてもらったペットホテルの連絡先のうち、1、2件は、「犬のみ受け付け」の施設だったので、受け入れてもらえず、最終的に残った2件のうち、仁手に空きがあったところにお願いをしてみた。
そこは、今年の予防接種でお世話になった獣医さんのご紹介で、一番最初の見積もりを聞いた時は「う~ん、ちょっと高いかな」と思ったのだが、日程を変更した後の金額は「まあ、そんなものか」と言う金額だったので、私、にゃんたち双方の練習もかねてお願いすることにしました。
練習と言うのは、今年こそ日本に一回帰国するつもりなので、その間に他の人に面倒を見てもらわないといけないから、
にゃんたちは、知らない人・知らない場所に慣れる。
そして、私はにゃんたちがいない状況に慣れる。
「みんなは無事だろうか」と思い悩むのを辞める。
これらの目的もあって、昨日の夜から預かってもらっている。
このペットホテルは予約の際に長~い申し込み用紙に、
ペットの名前、生年月日、予防接種の記録、一日何回、どのくらいの量・種類のごはんをあげるか、性格、気を付ける点などをこまごま書く。
用紙を見た時は「ええ~。。めんどくさい」と思ったものの、
逆に言えば、これくらいしっかり気を付けてくれるという事なので、
記入は大変だったが安心感はあった。
インドってどうしても、「大丈夫、大丈夫」とノリと勢いで押し通すところがあるので、この申し込み用紙は、逆にこのペットホテルに対しての信用度をあげた。
ペットホテルまでは、送迎サービスがあるので、それを利用してみた。
ホテルのチェックインの受付最後が19時だったので、同じ時間にしていたが、送迎サービスはそれより遅い時間枠もあるのか、20~21時枠にしたのだが、結局遅れて夜の10時頃にお迎えにきた。
にゃんたちは、全員ケージに入れられて待つことになってしまった。前よりケージには入ってくれるようになったので、その点は改善したが、相変わらず三毛猫は元気に暴れ、黒猫も時々ケージを内側から押すのでケージが壊れそうである。
白猫だけが、前足を揃えて大人しくしているが、よくよく聞いてみると「ぐるるる。。。」と低くうなっており、こちらが一番怖い(笑)
お迎えの車を見送り、ホテルに「今、こちらを出発したので、そちらに到着したら教えてください」とメッセージしておいた。
しかし、1時間近く経過しても到着連絡が来ない。
メッセージを送っても既読にならない、と言うか送信済みにならない。電話も出ない。私はちょっと心配になった。ここからペットホテルまでは車で約20分だ。何かあったとしてもそろそろ到着しているはずなのだが。
自分の悪い癖で、こうなると妄想がもう止まらない。
事故だろうか?
逃げ出したりしたのか?
それともこのペットホテルのスタッフが悪いヤツだった??(笑)
初めてお願いする所の上に、にゃんたち本人が助けを求める事ができないので、夜も更けて妄想がどんどん膨らんでいく。
おまけに、初めて家に一人になったので、ちょっとしたことでにゃんたちを思い出してしまって、それもこの心理状態では困った。
にゃんたちがいないので、
窓やドアを開けておいても大丈夫だし、
キッチンに食べ物や、パッケージを出しておいても大丈夫だし、
クローゼットを急いで閉めなくても大丈夫だし、
バスルームに鍵をかけなくてもいいんだ!!
今までこんなに小さな事を心配して中々に大変だったので、
心配しなくてもよくなって本当は喜んでもいいくらいなのに、
一つ一つの動作に返ってにゃんたちの存在を思い出されてしまい、
逆にさみしくなるし、無事だろうかと心配になる。
そんな中、真夜中近くになって、このペットホテルの人から連絡があった。
スマホのデータが切れてしまっていたため、メッセージも受信できていなかったし、返信もできなかったとの事。にゃんたちは全員無事に到着した事を教えてもらい、また、全員の写真も送ってもらった。
写真のにゃんたちは、みんな、「ここは一体どこなの~。。私たちをどうするつもりなのよ~。。。」と言う顔をしていた。(笑)
ペットホテルでどうしているか、と言う疑問は残るものの、とにかく全員が無事で到着したことが分かったので、それで他はどうでもよくなった。
にゃんたちは、外の世界にもっと慣れる必要があるが、私は子離れしないといけないな、と真剣に悩むのだった(笑)